TVの映画解説とその周辺

佐野亨 Toru Sano @torusano1124

@CJ17098 僕は荻さんの晩年の映画解説をTVで観ていた（聴いていた）世代です。文章のちょっぴりスノッブな持ち味と、TVでお見受けする優しそうな笑顔。どちらも好きでした。

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荻昌弘さんの最後の映画解説 http://www.youtube.com/watch?v=PHHqYdwKBYQ

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僕のものまねも年季が入ってますよ。 RT @8_monrou_8 DVD『日曜洋画劇場 淀川長治の名画解説』を観る。顔が似ているので、ちょっと再現してみたい…なんて思ってみる。

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最近の楽しみは、テレビ東京「ミューズの晩餐」で芝山幹郎さんの含蓄のある解説が毎週のように聞けること。TVの洋画劇場から映画解説者が姿を消して久しいが、いまもしそういう枠があるなら芝山さんこそ適任だろう。

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『ビューティフル・ピープル』と聞くと、僕はいつも荻昌弘を思い出す。荻先生がTBSの「ザ・ロードショー」で最後に解説した映画がこれだった。 RT @higuchism いやこの三十余年「ビューティフル・ピープル　ゆかいな仲間」をめぐる会話が出来たのは佐藤浩市さんだけである(笑）。

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前にも紹介したが、この解説を聞くたびに僕は涙が止まらなくなる。いのちバンザイ！ http://www.youtube.com/watch?v=PHHqYdwKBYQ

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@higuchism いつか必ずブラウン管をとおして再会したい、という荻先生の願いは叶いませんでしたが、こうして20年以上の時を経ても、その語り口はいまなお耳に残っています。そして同時に、映画解説者とよばれる人がTVから姿を消してしまったのが残念でなりません。

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MXで談志追悼番組、始まった。野末陳平さん、久しぶりに見たがあいかわらずダンディ。「言いたい放だい」は毎週楽しみにしていた番組だったなあ。時事ネタだけではなくて、好きな映画や音楽について語る談志さんが微笑ましかった。

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アステアを語る談志の楽しそうなこと。こういう語りを通じて映画の魅力を知らしめてくれる人の存在は本当に貴重だと思う。かつてはTVの洋画劇場における解説がその役割をはたしていたのだが……

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このところ、家で仕事をしながらamazonから届いた「淀川長治の名画解説DX」を流している。 http://t.co/stKt3Ud1

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TVの洋画劇場枠とそれに付随する映画解説が、いかに僕らを育ててくれたことか。水野晴郎先生や荻昌弘先生の解説もぜひDVD化してほしい。

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あと、宮島秀司が解説をしていた頃のTBS「水曜ロードショー」で観た記憶があるのだが、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を基に（改悪？）した『サファリ殺人事件』というTVムービーでやはりプリーゼンスが犯人役を演じていて、頭にトマトソース塗ったりしてたのが印象に残ってる。

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芝山幹郎さんの映画解説は、平易だけど含蓄があり、優しいお人柄がにじみ出ていて心地よい。金曜ロードSHOWは早々に子ども店長をおろして芝山さんに解説をお願いすべきだと思う。

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96年にNHK-BSで放送された「淀川長治の映画塾」（http://t.co/CgjfFjdU）。是非ソフト化を。『黄金狂時代』『夏の嵐』『羅生門』などの名解説。なかでも『かくも長き不在』は鳥肌もので、僕は当時未見だったが、のちに本編を観たものの淀川さんの解説のほうが面白かった。

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昔、たしか東京12チャンネルだったと思うが、「ザッツ・ハリウッド」という30分番組があった（ネット上にはほとんど情報がない）。ナレーターは野沢那智。新旧ハリウッド映画の魅力を、毎回1つのテーマに絞って紹介する。数年前まで唯一ベータの録画テープを残していた回は「映画の裏方たち」。

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「『明日に向って撃て』と聞いて思い浮かべるのは？　ポール・ニューマン？　ロバート・レッドフォード？　それともバート・バカラック？　えっ、バート・バカラックなんて知らない？　どんな役だったかって、彼映画に出ていないんですよ、ハイ」軽快な野沢節がいまも鮮明に耳に残っている。

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90年代には「アメリカの夜」というCXの深夜番組もあった。監修は西村雄一郎。ホストは宝田明。やはり毎回1つのテーマに絞り、「パン」や「カットバック」など映画の技法を解説する。市販ビデオからの抜粋引用があるので、ソフト化は不可。日本映画学校では西村氏がこれを教材として上映していた。

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ちなみに、この「アメリカの夜」の数回分の演出を担当したのが、この番組をきっかけに共同テレビのADからディレクターに昇進した本広克行である。 http://t.co/bsqcR9Qu

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襟川クロさんは、僕が中学生くらいのとき、tvkの土曜昼の情報番組で映画紹介をしていたのを結構楽しく観ていたこともあり、じつは嫌いじゃない。 RT 映画コメンテーターの存在をめぐるあれこれ http://t.co/mOjJhpQn

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映画評論家だろうが、映画コメンテーターだろうが、シネマ・エッセイスト（木村奈保子さん、お元気かしら）だろうが、語りの面白さで映画の魅力を伝えてくれる人の存在は重要だと思う（もちろん質の問題はあるけれど）。それよりも応援コメントに象徴される、馴れ合い映画ジャーナリズムのほうがイヤ。

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水野晴郎による未公開映画解説（おそらく関西限定の番組）。『2000人の狂人』『キラートマト』などおなじみのB級・Z級作品だけでなく、『ブラック・サンデー』やリリアーナ・カヴァーニの『卍』なども紹介。パート2の最後にはぼんちゃんとのコントも。http://t.co/L3OH4tw3

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TVの映画解説珍品篇その1。声優・岡本麻弥による『スターマン』（テレ朝深夜のウィークエンドシアター放映版）。動画後半は淀川さんによる『スターマン2　リターン』。 http://t.co/qsiI6dP2

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テレ朝ウィークエンドシアター最大の功績は何といっても90年代半ばのベルトルッチ『1900年』3夜連続放映だろう。僕の世代は93年のリバイバルではなくこのTV放映で初めて観た人が多いはず。声優陣はデ・ニーロが松橋登、ドパルデューが大塚芳忠、サザーランドが堀勝之祐（本人に迫る怪演）。

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TVの映画解説珍品篇その2。飯星恵子（当時は飯干恵子）による『ガス燈』（テレ朝傑作洋画劇場放映版）。解説もさることながら、間に入るコーナー「ミニ・アルバム」が初心者には勉強になる。 http://t.co/0bzhMyZS

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TVの映画解説珍品篇その3。福岡翼による『バトルクリーク・ブロー』（フジテレビ映画レーダー放映版）。氏が映画評論家の肩書も持つことはいまや忘れられている感があるが、実は鈴木清順日活解雇問題はじめ、さまざまな映画シーンに絡んでいる曲者なのだ。http://t.co/QapShRTV

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