#架空職業 記録10(3期月々紛~)
アモと傀儡子も変装すればちゃっかり混ざれるかもしれない。他の仕事屋さんとコミュニケーション取れちゃったりするかもしれない。 #真夏のビーチ編
2013-08-11 23:31:42アモ「これは…フレーム。眼鏡のフレームでス。レンズが割れてしまっていまスね。ほんの2日前、誰かがここにいたようでス。」傀儡子「………」アモ「はい。このフレームの軌跡を、辿ってみまシょう。」
2013-08-11 23:36:49運び屋眼鏡――過去編「契約の左目」
「名を教えて。そうして、契るなら左目を頂戴。我が名はフラウロス。ソロモン第64公爵。悪魔よ。」「な、何を、言って、悪魔、?」「愚図だな。嘘は吐かないよ。真実しか語らない。早くしなさいな。喰われたいのかい?」キシキシと不気味な笑い声が部屋中に反射する。 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:01:49冷や汗が止まらない。ただひたすら、恐怖が全身を這いずっていた。「力が欲しいのでしょう。知っているよ。全て知っているよ。護りたいのだろう?槐家の闇を、我等悪魔を消し去りたいのだろう?此方もだ。力が欲しい。自由に動き壊す力が欲しい。契れや契れ。」 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:07:55--護りたいのだろう--声がリフレインする。そうだ。僕は、メイを護りたい。祖父の意志を護りたい。大切な物を護り切る力が欲しい!祖父の言葉を思い出していた。「けして魅入られるな、気をつけて描きなさい。お祖父様。僕は貴方信じます。僕がこの悪魔を引き受ける!」 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:16:12「僕の名前は、槐 由羅。僕がフラウロス、お前を引き受ける。左目でも何でも持っていけ。その代わり、僕の力になれ!」「キシシ、キシ、キシシシシシシシアハハハハハハ仕えてあげるわ!仲良くしましょ、ハハ、アハハハハハハ!!!」「ひ、ぐうう、!」 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:20:20フラウロスの笑い声と叫び声が部屋に満ち溢れた。激しい頭痛と、左目の焼けるような熱さに喘ぐ。「が、ああ、うぐぁ、ああ…っ」ゴポ。左目の奥からそんな音がして、意識が途絶えた。 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:23:22目を覚ますとメイが心配そうに顔を覗き込んでいた。「お兄ちゃん!」「ここ、は、」「お兄ちゃんの部屋だよ。2日間も寝込んでて…その左目、どうしたの。赤い、十字架…?」顔色を変えた妹を見て、近くにあった鏡を見る。そこには生気の無い、真っ赤な逆の十字架が浮かびあがった目玉があった。
2013-08-12 00:28:16「ということです。長い昔話でしたね、すみません。他言無用でお願いしますよ、ヒロさん。」「ああ…」「僕は悪魔を引き受けた。その僕を止めるには、対になる妹しかいない。けれど、僕ごと殺せば止まる。その時は、よろしくお願いします。」 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:32:56外していた眼鏡をかけて、前髪を元に戻す。「それは良いが…本当に俺で良いのか?」「…ヒロさんなら、僕を殺してくれると信じられます。」「…分かった。あの世で文句は言うなよ!」「ありがとうございます!」 #架空職業 #契約の左目
2013-08-12 00:36:02とりあえず終わりです…。折角なのでヒロさんに話した時の場面で終わらせていただきました。ここが分からんよ!ってところがありましたらどんどん質問してください。
2013-08-12 00:37:43@boy___a 眼鏡さん、こんばんは~! 過去編、おつかれさまです(´∀`) メイちゃんの腕の十字架にも、なるほど意味があるんだろうなぁと思いました(*´ω`*)
2013-08-12 01:08:27