2013/8/12 福島第一原子力発電所免震棟前のダストモニタから警報発生

村上和巳＠「二人に一人がガンになる」（マイナビ新書）出版 @JapanCenturion

(1)東京電力福島第一原発の免震重要棟前に設置されている連続ダストモニタの警報とのこと。原因は熱中症対策で噴霧しているミストが汚染されていた可能性があるという。免震重要棟前でバス乗車のため待機していた10人の頭部・顔面で最大10Bq/cm2の身体汚染が確認されたとのこと。(続)

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(2)免震重要棟内、５・６号機で使用している水（トイレ等）は、身体汚染原因と考えられるミスト発生装置供給水と同水源のため、 午後１時16分に手洗い水等の使用禁止を通知。さらにミスト発生装置供給水、免震重要棟内および５・６号機で使用して いる水の元弁を午後１時40分に閉止した。

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まだ、原因は分からないけど、汚染を受けた作業員からしたら、体張って仕事しながら、汚染ミストかけられるなんて、踏んだり蹴ったりだよな。

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東京電力本店１階会見場より。福島第一原発・免震重要棟前の連続ダストモニタの警報発生に関連し、13時16分頃から続いていた免震重要棟、５・６号機、入退域管理棟での水道水使用禁止指示は16時45分に解除。理由は水道水の分析結果から汚染が確認されなかったため（Γ線：ND、全β：ND）。

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東京電力本店１階会見場より。今回免震重要棟前の連続ダストモニタの警報発生に関連して、最大10Bq/cm2の表面汚染が確認された10人はいずれも東京電力社員の男性。内訳は50代２人、40代３人、30代２人、20代３人。

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東電本店１階会見場より。本日午後0痔33分頃、福島第一原発免震重要棟前の連続ダストモニタで警報が発生した件について、表面汚染が確認された東電社員10人は午後0時30分頃から免震重要棟前でバス待ち。午後0時35分発のバスに乗り込み、午後0時40分頃、入退域管理棟で表面汚染発見。

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東電本店1階会見場。時系列続き。午後0時48分に全面マスク省略エリアでのマスク着用指示発令。免震重要棟前に設置のミスト発生装置からの汚染が疑われたため、午後１時16分頃、ミスト発生装置と同じ水源（水道）を利用している免震重要棟、５・６号機、入退域管理棟での水道水使用禁止を指示。

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東電本店１階会見場より。時系列では今回身体汚染が確認された東電社員10人がバスを待っている最中にその近傍で連続ダストモニターの警報が発生したことになるが、にもかかわらずなぜ10人がそのままバスに乗り、入退域管理棟に移動したのかは不明とのこと。

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東電本店１階会見場より。連続ダストモニタでの警報発生に関連して、入退域管理棟で身体汚染が確認された東電社員10人はホールボディーカウンターでは内部被ばくは確認されなかったとのこと。

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東電本店１階会見場より。連続ダストモニタの警報発生に関連して、東京電力側は「警報発生は誤作動ではない」（尾野昌之氏：原子力・立地本部長代理）。このため何らかの汚染源が付近にあったと考えており、熱中症対策のミスト発生装置を疑っている。

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東電本店１階会見場より。入退域管理棟って確か旧サービスホールのことだと思うけど、だったら身体汚染があった東電社員10人は福島第一原発の敷地を厳密にいえば、出てるんだよな。

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東電本店1階会見場より。ちなみに今回の水道水の水源は、双葉郡大熊町の坂下ダム。ここから東電自身が敷設した導水管で福島第一原発の正門から北側に向かった境界付近にある浄水場に流され、そこを経て構内で使用されている。導水管工事は1968年に開始し、1973年に完成。

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東電本店１階会見場。ちなみに福島第一原発構内の大元の水源である大熊町の坂下ダムの様子はこちら→ http://t.co/4f8P8ZtYiJ

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