えねちば主催「自然エネルギー白書をひもとく会」ISEP研究員・松原弘直氏

2013年8月11日、NPOえねちばはエネルギーカフェ第2弾「自然エネルギー白書をひもとく会」を開催しました。会場はトレジャーリバーブックカフェ。 http://renewablecc.jugem.jp/?eid=73
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吉度ちはる @hiworisun

えねちば主催の「自然エネルギー白書をひもとく会」のレポート、失礼します。http://t.co/c7NCLzeW6z 

2013-08-11 13:32:47
吉度ちはる @hiworisun

「自然エネルギー白書2013」の第一章を読めば、世界の自然エネルギーの状態が把握できるので、時間のない人はここだけでも。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏 

2013-08-11 13:35:22
吉度ちはる @hiworisun

「自然エネルギー白書2013」第1章 国内外の自然エネルギーの概況、第2章 国内の自然エネルギー政策の動向、第3章 これまでのトレンドと現況、第4章  長期シナリオ、第5章  地域別導入情況とポテンシャル、第6章 提言とまとめ/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏 

2013-08-11 13:39:13
吉度ちはる @hiworisun

太平洋側は、千葉県の銚子、茨城県神栖市、福島に洋上風車。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 13:48:29
吉度ちはる @hiworisun

第1章は、「自然エネルギー世界白書2012」、2011年の情報をもとにしている。2013年版(2012年の情報)は、6月に出ていて、今翻訳している。松原弘直氏/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 13:50:37
吉度ちはる @hiworisun

マーケットは、おおざっぱにいうと、急成長をとげている。昨年は減っているが、太陽光の単価が下がって、投資額が下がった。投資は今までヨーロッパが主だったのが、中国など新興国に移ってきている。日本も自然エネルギーに関しては、新興国。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 13:52:57
吉度ちはる @hiworisun

世界の太陽光発電は年率50%の成長率。風力は、太陽光の導入量の2倍。世界的には、風力のほうが発電量は多い。それより、水力のほうが多い。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 13:56:37
吉度ちはる @hiworisun

シェールガスは、掘りやすいところから進めているので、バブルがはじけるという見方も。地下水が汚染されるという環境破壊の問題もある。シェールガスのための土地買収などを描いた映画「プロミスト・ランド」は、ぜひ見てほしい。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:00:05
吉度ちはる @hiworisun

シェールガスについては、私は期待していない。風力に力を入れたほうがいいと思っている。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:01:15
吉度ちはる @hiworisun

太陽光発電は、従来ヨーロッパが多かったが、日本と中国、アメリカが増加していて、2012年の年間導入量は、3国同じくらいで、700万kWくらいになっている。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:04:51
吉度ちはる @hiworisun

太陽光パネル、中国・台湾のシェアは60%以上。それで、安くなっている。でも、産業面で、パネルだけではない。日本は、工事費用、マージンなど高いので、雇用につなげられ、事業者にも還元される。ドイツではそれも下がり、事業として難しく。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:10:33
吉度ちはる @hiworisun

中東から北アフリカにかけては、自然エネルギー投資で注目されている。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:11:54
吉度ちはる @hiworisun

日本の消費者は保守的で、住宅用太陽光パネルは、国産のものが多い。企業も小さいものは、国産が多い。そうでないと銀行がお金を貸さないらしい。大規模な場合は、海外製品でもお金を貸してくれるらいい。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:14:50
吉度ちはる @hiworisun

大規模を中心に、海外製品は消費を延ばしてくるだろう。小規模は、どうしても国産に。信頼問題なので。20年間使うものですからね。設計や工事をどこにまわせるかで、変わってくる。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:16:49
吉度ちはる @hiworisun

第2章は、私が岩波書店「世界」に寄稿したものから、抜粋。日本の電力供給は、バブルはじけても、リーマンショックまで増えていた。原子力発電は、一番高いときで30%。新潟の地震や事故で下がり、200年以降は、25%前後でふらふらしていた。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:19:27
吉度ちはる @hiworisun

3.11以降、原子力発電は情況が急激に変わり、2012年は2%以下に。自然エネルギーは、1990年頃から、10%。発電量は増えていたので、割合は10%でも量は増えていた(大規模水力発電も含まれる)。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:23:40
吉度ちはる @hiworisun

ドイツの自然エネルギー導入目標は、2020年に39%。2011年実績20%。数年前は6%くらい。着実に目標に向けて増やしている。日本の目標値は14%。2030年に30%。ヨーロッパ各国に比べ、高くないのに、さらに自民党は見直すと。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:27:40
吉度ちはる @hiworisun

ドイツは、自然エネルギー導入は、2013年の目標50%と決めている。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:29:50
吉度ちはる @hiworisun

ドイツは、2000年から本格的に、固定価格制度を導入している(白書の25ページ)。それが世界各国に広まった。その頃、所長の飯田さんが、日本で自然エネルギー促進法を成立させようとしていて、寸前までいったが、ダメになった。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:33:41
吉度ちはる @hiworisun

日本では、昨年から、固定価格制度が導入された。太陽光だけでなく、風力、地熱、バイオマスが対象。国の委員会があり、初期コストを調べて、買い取り価格を決め、20年間継続する。新規導入に対して、変わる。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:35:45
吉度ちはる @hiworisun

付加料金=サーチャージ(電気利用者が電気料金の一部として支払う追加負担)は、平均すると0.5円。ドイツは、10倍。利用者が応援と、私としてはとらえている。再生化エネルギーはサーチャージで見えているが、原子力は見えていないのが問題。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:43:26
吉度ちはる @hiworisun

ドイは、固定価格買取制度で、2012年には、23%くらいまで延ばしている。太陽光は、2000年から比べれば400倍になった。ドイツでは、自然エネルギーだけでなく、熱でも燃料でもエネルギーの仕組み全体を変えようとしている。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:46:33
吉度ちはる @hiworisun

ドイツでは、Power to gas (パワー トゥ ガス) も。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏  解説:再生可能エネルギーからの余剰電力と水、CO2を原料に人工メタンを作る技術である。作られたガスは、ガス管網に貯蔵され、コージェネや熱、自動車に使うことができる

2013-08-11 14:49:43
吉度ちはる @hiworisun

国内における固定価格買取制度の設備認定は、北海道が第一位だけれど、接続拒否が多い。ローカルで発電する場合、制限の理由は、変電所のキャパの問題、配電網の制限など、いろいろ。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:55:07
吉度ちはる @hiworisun

接続制限の理由は、地域ごとにいろいろあり、説明責任がある。きちっと説明がされない場合は、経済産業省に言う必要がある。送電網の整備が進むと、情況が変わる可能性がある。交渉の窓口を変えてみるのもいい。もっと上の方に言うなど。/「自然エネルギー白書をひもとく会」松原弘直氏

2013-08-11 14:58:16