フラワーしげる、短歌研究新人賞についてつぶやく。
- masayaokamoto
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今回の選考の白眉。 栗木:一方「永遠でないほうの火」は穂村さんだけが推してますが。 穂村:ああ、世間は厳しいよね。いい歌ごろごろあるのに不思議だなあ。 加藤:いいフレーズがあるんだけど一首としては弱い。 米川:いいフレーズがあるんだけど弱い。
2013-08-22 10:29:25@shigeru_flower短歌研究新人賞フラワーしげると出あえたからもうそれだけでよいね。できたら30首読ませてよぉ〜なのだけど。そして短歌界には評という思考はなく「読み」というのがあるらしいみたいだなとか←外野
2013-08-22 10:35:57@shigeru_flower短歌研究新人賞フラワーしげると出あえたからもうそれだけでよいね。できたら30首読ませてよぉ〜なのだけど。そして短歌界には評という思考はなく「読み」というのがあるらしいみたいだなとか←外野
2013-08-22 10:35:57翌年のクリスマスツリーに飾るべく今年の星を一ついただく 話しても話しきれない人がいる目玉焼きの縁にすわって 寝る前にコップ一杯飲み干して幸せだった蛇口を閉めた ぐら 短歌研究新人賞佳作です。大変よろしい空気感。
2013-08-22 10:38:32水色のジャージで歩く女子たちはみな丸顔になっている国 (竹内亮) たくさんの後輩がいてスカートのサイズが近いたった一人だ (山川藍) 図書館の映画鑑賞会でよく顔を合わせるおじさんを見た (大澤サトシ)
2013-08-22 10:50:38ましろくて五〇メートルある病廊を雪原雪原とつぶやきながら (こずえユノ) 眠れずに自室でめくる名作に巨大な鳥の影が横切る (谷川由里子) 軍刀をつねに持ってるイメージの森鴎外に切り殺される (花田剛)
2013-08-22 11:00:27「人だった、石ころ達を積み上げて不死身のお城を造るのです」 (平峯佐知子) 野球観て夕暮れを見て芝居観てそのどれにでも手をつないでる (深井順子) ハモニカを吹くのは風 我々は美しくない音色にわらった (藤井恵理)
2013-08-22 11:05:22いつまでも分かり合えない母のため夜更けに削る鉛筆に芯 (松島綾子) 恋人ではまだない人と並びおり ツバメ一羽の距離を残して (松島綾子) 黒板に大きく「鏖」と書けり銀杏並木が色付く頃に (松本宗久) いちめんが草なる辞書の頁にて不意に人をり久坂玄瑞 (松山紀子)
2013-08-22 11:13:40歌い終え徳永英明なぜ歌ったのかという顔をする (右手左手) 宛名も何も書かずに送るそのままで綺麗だよ官製ハガキ (道上健介) 尻の位置ずらしてしまうともう二度と訪れない夜更けがあり (道上健介)
2013-08-22 11:19:46「負けたくはないやろ」と言うひとばかりいて負けたさをうまく言えない (虫武一俊) 訳もなくクラスメイトが硬質な異物に見えた日を忘れない (森) 雪の街はうつくしい名を持っていて発音できないのだあなたには (山中千瀬)
2013-08-22 11:24:57見逃しがあると思うが、今年の短歌研究新人賞アンソロジーでした。 どうも最初に選者に分けるというのがまずいのではないかなあ。嗜好の違う選者にあたるとそこで終わってしまうから。 ざっと眺めてもこの人はかなりいいかも、という人が予選通過にかなりいる。
2013-08-22 11:29:49下読みの人を複数頼んで、50人残して、それを選者全員がみる、というほうがいいと思う。いかがしょうか、短歌研究やほかの総合誌の編集部のみなさま。
2013-08-22 11:32:05@glassnoart なるほど、評がなくて「読み」ですか。すごく納得します。 ありがとうございます。わたしは遍在しています。
2013-08-22 11:37:49@_9843639833713 一番開けているのでもったいないんですよね。そこだけ変えたらさらによくなるのが分かっているのに。もどかしいです。
2013-08-22 11:39:57@shigeru_flower短歌の「読み」は小林秀夫の評論に似ていて、コバヒデの評論は評論じゃないと丸谷才一がんばっていた←この辺りに短歌の評の秘密がありそうなね。
2013-08-22 12:30:35