放射線の遺伝影響をめぐるYuhki_Nakatake先生と林衛先生の対話

放射線の遺伝、生殖細胞への影響について、林先生と分子生物学がご専門のNakatake先生が、重要で興味深い議論をされていましたので、まとめました。科学の専門家が社会問題に対してどのように専門知識をに生かしていくかということを考えさせられました。(議論のはじめがtogetterのコメントからなのでわかりにくいです。ご了承ください)。
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林 衛 @SciCom_hayashi

@Yuhki_Nakatake https://t.co/Yry5x1JeyW へのコメントお願いします。自然高線量地帯よりもいまや圧倒的にデータが多い,チェルノブイリの臨床報告を論じない手はないでしょう。これにも↓ http://t.co/VsWAZK8wlC 反論あればぜひ

2013-08-23 03:03:50
林 衛 @SciCom_hayashi

.@sinwanohate @Yuhki_Nakatake 遺伝影響のいちばんの直接的証拠って精母細胞や卵母細胞(?)といった配偶子のもとの細胞のゲノムレベルの解析のことでしょうか。もしもそれをやるとしたら,どんな問題ありそうですか。抹消のほうが調べやすい理由を明確にしたいなと。

2013-08-23 13:58:43
林 衛 @SciCom_hayashi

@sinwanohate @Yuhki_Nakatake いちばん勉強になったのは,動原体の異常を含む染色体の不安定異常が増えているが病気が増えない事例。まさに表現型レベルの淘汰の結果と,元もと病気が多く,平均寿命が短いことと関係しそう。自然高線量地帯データ適用の危険性を示唆。

2013-08-23 14:04:17
林 衛 @SciCom_hayashi

.@Yuhki_Nakatake 昨晩までのご議論感謝します。口先だけの非難の方とはちがう勉強できました。遺伝影響の直接的証拠で有意でないというのあれば,ぜひ。あと,自然高線量地帯のデータのほうが,チェルノブイリのデータよりも論じる価値が高い根拠も。@sinwanohate

2013-08-23 13:55:39
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