主計下士官だった祖父は結構リアリストだったけど、まあ、南方で重油の海に飛び込んだり、補給物資のやりくりで頭痛めたり、食い物の苦情に対処したり、庶務できりきりしてればそうなるかな。
2013-08-23 10:29:06@ki84type4 @winter_mute_jp ニューギニアでは餓死する陸軍兵が続出する中、同じニューギニアの海軍基地には肥満の士官がいたと聞きます。
2013-08-23 10:30:24だよねえ。陸軍的には米英と事を構えるのは微みょーにアレだったけど、海軍ってお膳立てしてやるとやけに張り切って決戦決戦言ってる分政治的にも甘ちゃんすぎる。
2013-08-23 10:31:46まあ、元を正せば陸軍が資源を求めて満洲→華北→中国沿岸部→仏印と中米英蘭のドタマにくるような瀬戸際やってくれたせいではあるけどね
2013-08-23 10:33:26さっそく海軍庇いの意見も上がってるようだが、とりあえず満州事変は太平洋戦争ではないのでよろしくです。遠因ではあるが、それが太平洋戦争の“結末”とは関係無い。
2013-08-23 10:34:18海軍にとってはあくまで他人事だったんじゃないかって気がしてる。陸軍のやったことは間違ってるが、海軍の当事者意識の無さは異常だし。
2013-08-23 10:36:29下村陸相は率直に陸軍の罪を侘び、消えていく陸軍が罪を償うことはできないがせめて戦地に倒れた忠良な将兵には同情を賜りたいと答弁した。この答弁には拍手と温かい声が掛けられたそうな。一方、米内海相は答弁を拒否し、議員たちの憤激を呼んだ。
2013-08-23 22:23:101945年11月28日の帝国議会衆議院本会議において、斎藤隆夫議員より軍国主義が発達した理由について見解を問われた際、陸軍大臣として以下のように答弁した。
「いわゆる軍国主義の発生につきましては、陸軍と致しましては、陸軍内の者が軍人としての正しきものの考え方を誤ったこと、とくに指導の地位にあります者がやり方が悪かったことと、これが根本であると信じます。このことが内外のいろいろな情勢と、複雑な因果関係を生じまして、ある者は軍の力を背景とし、ある者は勢いに乗じまして、いわゆる独善的な、横暴な措置をとった者があると信じます。ことに許すべからざることは、軍の不当なる政治干渉であります。かようなことが重大な原因となりまして、今回のごとき悲痛な状態を、国家にもたらしましたことは、何とも申し訳がありませぬ。私は陸軍の最後にあたりまして、議会を通じてこの点につき、全国民諸君に衷心からお詫びを申し上げます。陸軍は解体を致します。 過去の罪責に対しまして私共は今後、事実をもってお詫び申し上げること、事実をもって罪をつぐなうことは出来ませぬ。まことに残念でありますが、どうか従来からの国民各位のご同情に訴えまして、この陸軍の過去における罪悪のために、ただいま齋藤君の御質問にもありましたように、純忠なる軍人の功績を抹消し去らないこと、ことに幾多戦没の英霊にたいして、深きご同情を賜らんことをこの際切にお願いいたします。」
これは、下村自身で考えた草案で、終戦直後、軍部とくに陸軍を指弾する空気が強かった時期だけに、本人もかなりの反発を覚悟して壇上に上がったが、果たして議会の反応は彼のメモによれば「この答弁中には案外罵声もなく野次もなく、中頃から終りにかけては満場から度々拍手が起こり、中にはハンカチを取り出して涙を拭う議員を見受けられた。」という好意的なもので、「日本国民の底には深い理解と同情のあることを察してしみじみとありがたく、感涙を押さえて縁談を下った。」と記している。なお、直後に同席していた米内光政海軍大臣にも答弁が求められたが、米内は斎藤の質問には海軍大臣に答弁を求めることが議事録にないことを理由に拒否し場内の憤激を買った。
陸軍が政軍関係を履き違えた場合、政治に対して干渉しようとして、海軍が政軍関係を履き違えた場合、政府の統制を蹴っぱくりたがるのは、わりとどこの国でも。アメリカでもキングとかリッコーヴァーとかそんな感じでしょ。どっちがより危険かっつーたら、まあ、ねえ。
2013-08-23 10:38:56