【夢がモリモリ】原発再稼動すれば燃料費が5兆円節減できていろいろできる【数字も盛り盛り】

原発再稼動で夢がモリモリ

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数字も盛り盛り

• 2013年度の原発停止による燃料費増加分は3.8兆円なのに、なぜか1.2兆円も水増しして5兆円としている
• 収入不足分の約1.5兆円は電力料金に転嫁するので、原発を再稼動したら当然電力料金を値下げしなければならない。よってこの分は節減分にできない
• 面倒なので深くは考えないが、他にも考慮すべき事項はたくさんあるはず

文字でグラフ化してみた

1文字 = 0.1兆円。うまく表示されるかな

夢の5兆円

夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢

• 夢 = 約5.0兆円。どこから出てきたこの数字

大雑把に内訳を見ると

盛盛盛盛盛盛盛盛盛盛盛盛
転転転転転転転転転転転転転転転
節節節節節節節節節節節節節節節節節節節節節節節

• 盛 = 約1.2兆円。なぜか金額を盛られた分
• 転 = 約1.5兆円。電力料金に転嫁されている分。再稼動したら戻さなくてはならないので節減分としては扱えない
• 節 = 約2.3兆円。原発再稼動で節減できる分。ただし、原発を再稼動した場合は削減した人件費なども元に戻す可能性があるので、全額が浮く保証はない

原発停止による燃料費増加分は3.8兆円

http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/sougou/jukyu_kensho/pdf/003_03_00.pdf

• 2013年度の燃料費増加分は3.8兆円(見込み)
• 2010年度の燃料費は約3.6兆円
• 結果、燃料費はおよそ2倍弱になっている(数字だけ単純に比較すると2倍強だが、燃料単価の上昇分を考慮するとそこまでは増えていない)

収入不足分は電力料金に転嫁されている(または転嫁する予定)

※見直し等で多少変わっている可能性があります

合計：1兆4,862億円

北海道電力：644億円
東北電力　：1,980億円
東京電力　：6,763億円
関西電力　：3,641億円
四国電力　：625億円
九州電力　：1,209億円

• 中部電力、北陸電力、中国電力、沖縄電力は当面値上げしない方針らしい
  http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1400E_U3A210C1MM0000/

• 北海道電力
  http://www.hepco.co.jp/price_revise/pdf/leaflet_pricerevise_home.pdf

• 東北電力
  http://www.tohoku-epco.co.jp/ryokin/reason/summary.html

• 東京電力
  http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/kaitei2012/riyuu/detail03-j.html

• 関西電力
  http://www.kepco.co.jp/s-ryoukin/document/document11-1.pdf

• 四国電力
  http://www.yonden.co.jp/denkiryoukin/jiyu/riyu.html

• 九州電力
  http://www.kyuden.co.jp/rate_application_approval.html

さらに言うと

• 再稼動すれば人件費カット分も戻すだろうし、株主への配当もあるし、設備投資なんかもあるし、まるまる他のことに使えるわけではない
• 安全対策はともかく、防衛やメタハイ研究は国の役割ではないのか。なぜ電力会社に負担させるのか

細かいことを言うと

• 燃料費には石油石炭税も含まれる。燃料費増加分の1～2%程度は石油石炭税
• 税収だけを見ると、石油石炭税も増えるし、電力料金へ転嫁した分は消費税も増える

反広域処理さんが盛り盛りした事例

数字を盛ったり、考慮すべき事項を無視したり