原子力安全委員会被ばく医療分科会 ヨウ素剤検討会)資料の抜粋ツイート by YuriHiranumaさん(2013.8.31)

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

被ばく医療分科会ヨウ素剤検討会 第3回会合 平成13年10月12日(金) http://t.co/0O3qEbr4Qp 平間主査代理「諸外国のガイドラインは、剤型としては主として100mgのタブレットを念頭に置いておりまして、錠剤に4分割できるように刻まれた溝を用いて、

2013-08-31 15:44:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

平間主査代理「これを割ることによって簡便に容量の調節ができるというふうになっております。しかしながら、日本で使用されているヨウ化カリウム丸は、かたい球状であって、溝も切られておりませんので、緊急時において何らかの正確さをもってこれを分割しようとするならば、

2013-08-31 15:45:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

平間主査代理「砕いた後に溶解して、溶液として分割するということになるかと思います。実際にやってみますと、ヨウ化カリウム丸は極めてかたく、砕いた後にも基剤は水に難溶でありまして、砕いた後に分割するのは非常に困難であります。」

2013-08-31 15:46:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

平間主査代理「有効期限についてですけれども、ヨウ化カリウム剤の有効期限は3年ということですが、WHOのガイダンスの中では、タブレットは少なくとも5年は安定しているとあります。USPのあるコメントによると、製造後11年、すなわち有効期限切れ後8年たっても99%の活性があるということ

2013-08-31 15:47:30
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

平間主査代理「で、アメリカのNRCでは、どういうアクションにするかは別として、ヨウ化カリウム剤の有効期限は7-10年と考えているというコメントがあります。したがって、新しい剤型を導入するに当たっては有効期限についても再考されることが望ましいと考えられます。」

2013-08-31 15:47:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

明石委員「甲状腺の専門の先生にお伺いしたいんですが、ヨウ素のアレルギーというのがわかるのは、実際に飲んでみるなり、投与してみないと現実にはわからないと思いますが、一般的にヨウ素アレルギーかもしれないというのがわかるものは食べ物からが多いんでしょうか。」

2013-08-31 15:56:11
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

明石委員「現実にヨウ素剤を飲むチャンスは我々はほとんどなくて、よく言われているヨウ素が多く含まれている昆布を食べたときにわかるのか、どういうことがきっかけでわかることが多いんでしょうか。」

2013-08-31 15:56:27
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下俊一「私から答えさせていただきますけれども、厳密な意味でのヨウ素アレルギーというものは誰も見たことがないし、実際にそれを経験したこともないだろう。ほとんどは造影剤でそれがコンヒューズされて、ヨウ素過敏症ということになっているのが現状だろうと思います。」

2013-08-31 15:57:03
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下俊一「我々、マイクログラムから、多い人でミリグラムのヨウ素を毎日食べているわけですけれども、経口摂取でのアレルギーというものはまずありませんので、ヨウ素がないと生きていけませんから、そういう意味で口から入るものに対する禁忌はほとんどないというふうに考えます。」

2013-08-31 15:57:39
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

明石委員「オーストリアの場合、オーストリア自身は原発を持っていませんが、0歳-16歳までと妊婦と授乳中の女性をターゲットグループ、いわゆるセンシティブなグループと考えていいと思いますが、それは50mGy、その他17歳-45歳はここも250mGy、46歳以上は投与しない。」

2013-08-31 16:06:24
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

明石委員「備蓄方法については、センシティブなグループには事前に家庭に配布しておく、そのほかに学校・幼稚園にも置いておく。おもしろいのは、46歳以上に関しては『飲みたい人は自分でお金を出して買ってください』ということをこの国では言っています。」

2013-08-31 16:07:21
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

明石委員「私、ヨウ素剤の日本での立場をちょっと説明して、ほかの国はどうなんだろうかと質問したら、オーストリアは、薬局とか家庭で買えるようにしたのは法律を変えたという返事でした。日本は法律があると言ったら、何と気安く『オーストリアでは法律を変えました』と言うので、

2013-08-31 16:08:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

明石委員「私、何も言うことがないので『そうですか』と聞きましたけれども、そういうことでした。」

2013-08-31 16:09:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

被ばく医療分科会 ヨウ素剤検討会第4回会合 議事次第 平成13年11月13日(火) http://t.co/S1bvA1KOy9 山下委員より、配布資料3-6-3号に基づき、以下のような意見開陳がなされております 。

2013-08-31 16:23:01
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(1)チェルノブイリ事故後のポーランドのヨウ化カリウム製剤投与では、小児に重篤な副作用を発症したものは1,050万人中になく、成人では重篤な副作用発症を700万人中2名に認めた。 (2)経口ヨウ素剤により引き起こされる副作用は長期連用によるものであって、単回投与のものではない。

2013-08-31 16:24:04
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(3)甲状腺防護措置として講じられる経口ヨウ素剤が長期服用でなければヨウ素剤過敏症以外の対象者にとって絶対禁忌ではない。 (4)ヨウ化カリウム錠剤には基質としてスルファイトが含まれ、気管支炎を誘発するするファイト過敏症が稀にある。

2013-08-31 16:24:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「幾つか論点があると思います。まず、チェルノブイリ事故以降、まだ観察期間が15年です。まだ甲状腺がんリスクがなくなっているわけではありませんで、広島・長崎の例で言いますと、45年ぐらいまで、私たちが見ているデータでは、まだリスクが残って……。」

2013-08-31 16:33:00
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

松原安全委員「被ばく後45年間、そうですか。」 鈴木委員「そうしますと、今は小児が中心になっていますが、今後成人のリスクがどのくらい観察されるようになるかというのは、これからの問題だろうと思います。すべてのがんに関して、大体小児の方が感受性が高いんです。」

2013-08-31 16:33:48
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「ですから、大体年齢依存で見ますと、低年齢の方がリラティブリスクが高いんですが、最終的にアブソリュートリスクでずっと、生涯リスクという形で見ていくと、ある程度高齢者でもリスクはずっと上がってきています。」

2013-08-31 16:34:39
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「そういう意味でまだ、チェルノブイリの事故で小児だけが出ているから、大人は無視していいというのは、やや早計ではないかというのが一つ気になる点です。」

2013-08-31 16:35:21
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「2つ目のポイントは、広島・長崎のデータでは20歳から40歳はリスクは残っています。ですから、低いということと、リスクがあるということは、やはり分けて考えないといけないと思うんです。」

2013-08-31 16:36:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「甲状腺がんのリスクは残っています。先ほどもちょっと言ったんですが、日本の甲状腺がんの自然発生の年齢分布を調べていますと、伊藤先生、ちょっとそこを一言コメントしていただけませんでしょうか、大人にあるんです。」

2013-08-31 16:38:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「そうしますと、リラティブリスクで見ていくと、大人の方が小さく見えるんです。どうしても統計上はバックが高くなるので、リラティブリスクは小さくなってきて、見にくいということはあるんです。それに対して、小児というのはもとがほとんどないですから。」

2013-08-31 16:38:35
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「これは1999年の日本の全国統計なんですが、不思議なことが起きています。パピラリー・カルシノーマで、放射線発がんで増えてくるというものの日本のピークが50から59歳代に一番プリバレンスです、有病率が高くなっています。実際、50代が600。人口比ではないです。」

2013-08-31 16:39:36
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木委員「これは手術時年齢の分布で、ですから実際はこれに年齢をバックに置いて人口比に補正しないといかんわけですが、ピークがそこにある。ナチュラルなものです。ですから、どうしても大人の方がそういう意味でのリラティブリスクは小さく見えるというのは、」

2013-08-31 16:40:15