EUROSLA2013の実況
本研究では3000語レベル、6000語レベル、9000語レベルの語について、インタビュー調査にて当該語を知っているかどうか尋ねた。そのスコアとVSTのスコアの比較?#EUROSLA2013
2013-08-30 06:19:14「Verbal reports and subjective measures of awareness in implicit learning research: A contribution to the Williams-Leow debate」#EUROSLA2013
2013-08-30 06:20:43Williams (2005)は、人工言語を用いて四種類の冠詞(near/far × animate/inanimate)の暗示的学習を研究した。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:20:49retrospective verbal reportsで33/41人が規則に付いて説明できなかったため、暗示的であるとした。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:20:54Hama and Leow (2010)はそれを批判し、retrospectiveではなく、encoding中(タスク中)にawarenessをチェックすべきと主張した。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:21:02その後もFaretta-Stutenberg & Morgan-Short (2011)やLeung & Williams (2011a, 2011b)など、それに関する論文(反論等)が多く出ている。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:21:07本研究は、テストフェーズで新しい名詞も出題するようにした (hamsterがトレーニングで出ていない時に"gl hamster"をテストする)。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:21:13タスク中のthink-aloud (TA)がない方が、新しい名詞に関しては結果が良かった。+TA群は訓練刺激に存在した項目のみ偶然レベルよりも正確性が高かった。これはTAがcapacityを取ってしまい、暗記を阻害しているのが原因ではないか。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:21:22基調講演2はRens Bod氏「What can computational modelling tell us about second language acquisition?」#EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:05氏は宇宙物理学→数学→人工知能という経歴で、15歳で初めての論文を執筆している。現在は様々なことをしていて、digital humanities全体が研究対象 #EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:11L1獲得ではCoNLL、PsyCompLA、CLAなどコンピューターモデルが盛んなのに、L2習得ではほとんど見られない。これは難しいから?データが少ないから?#EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:16Beekhuizen, Bod & Zuidema (2013). Three design principles of language. http://t.co/BxvgXyD8lF #EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:20言語は確率分布し、(語やオープンスロットのある複数語表現などの意味で)様々な種類の情報を貯蔵しなければならず、redundancyも高い。少なくともコンピューターモデルはそういう面を強調する。#EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:26data-oriented parsing (DOP)の紹介。DOPを言語習得に応用する。全ての可能なツリーを出して、unsupervised DOP (U-DOP) #EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:30U-DOPはL1獲得研究では用いられている。(Bod, 2006, 2009; Beekhuizen et all, 2013, De Smet, 2011) #EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:34(U-)DOPの考え方はSLAでもN. Ellis (2002)の頻度効果やBybee (2006)のダイナミックさなどと相性が良い。DOPでは、L2習得はコーパスの中身が非常に重要。 #EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:37DOPについて詳しくはhttp://t.co/Xh2SjKg23Lやhttp://t.co/BNdTaBxU6Qをご覧頂きたい。 #EUROSLA2013
2013-08-30 06:23:41(Rens BodがEUROSLAの基調講演というのは面白い。バリバリ計算言語学系のイメージなのに。実際、SLAについては全く専門ではないとのこと。) #EUROSLA2013
2013-08-30 06:25:55