【シューニャリアーナ享受論】風刺と日本【プリルラから,パイソンへ?】
- L_O_Nihilum
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@kou11lunatic てかそれだから戦車とか飛行機とかも擬人化して可愛らしくして、皮肉でさえもないものにしたほうが受け入れられる土壌なわけで。勿論笑いのチープさの問題は否めないから、この状況でどうやって「笑い」を深めて行けるかってのは良い課題ではないだろうかw。
2013-09-05 22:46:10モンティ・パイソンのニコ百記事:http://t.co/b6Cf5soSfD 『王室、障害者、共産主義者、ナチスとネタに出来るものは何でも笑いの種にして放映していた恐れ知らずのお笑いユニット』という主観性がある程度入った解説からスタートしてるんだよね。
2013-09-05 22:47:34@L_O_Nihilum シュルレアリスムをずっと見続けると気持ち悪くなることが僕はあるんだけど、それは風刺、強調、コラージュに見え隠れする悪意に永延にさらされ続けるからかな。
2013-09-05 22:47:55んで、僕が言いたいのは、これが日本だってことなんよ。世の中のいろーんな現実のうらっかわうざいところをね、そのフンイキを逆手にとって風刺にしたモノを日本で独自に作ろうとすると、それは「不謹慎」になるわけだから。
2013-09-05 22:48:26これはなにもパイソン的手法および、風刺の意味を僕が評価してないと言う事ではなく、日本の今の…って言い方も危ないんだが、とりあえず今のコンテンツに対する受容状況からして、似たようなレベルの意味ありげな笑いの作り方はたとえ意味があってもよく評価されないっちゅうことなのです
2013-09-05 22:50:00そういうのは雑誌や新聞のページの一部にさえあればいいわけで(コボちゃんみたいな!)。だからそういう小さい漫画が皮肉や風刺を代行するわけじゃないっすか
2013-09-05 22:50:35@L_O_Nihilum というかモンティ・パイソンは怖いもの知らずというかものすごい知性集団だからあんなことが出来たわけで…。
2013-09-05 22:51:41@L_O_Nihilum 結局、その話に行き着いてしまうね。それでも、このバカな「不謹慎」にいかに戦っていくかも大切だと思うよ。だって、「うちわ」で出来ることなんて「あおぐ」ことくらいでしょw 出来たとしても、投げ出すくらいじゃないかなw
2013-09-05 22:52:14@ant_onion で、同じことを日本の知性集団がやろうとすると「怒る」訳でしょう。そこが僕の問題意識の一部でありまして。 いい例が村上隆ですよ、彼も知性集団だから怖いもの知らずでオタコンテンツをああいう使い方出来るが、日本の当の集団が理解したがらないし出来てない…。
2013-09-05 22:52:44@kou11lunatic そう、そこを言いたかった。こう言いかえることもできるんだよな、寧ろ今コウさんが違和感持つような日本のお笑いが日本で受容されてんのは、裏ッ底に「やりすぎてない」「(不謹慎じゃない)」ていう一種の”卑怯な安心”を暗黙前提に成り立っていると。
2013-09-05 22:54:12@L_O_Nihilum 意義の理解と現代の傾向に関しては分かってるよ。TV見て、絶望するくらいに現状の酷さを知って嘆いたばっかりだよw
2013-09-05 22:54:38@ant_onion 両面的問題なんだよね。日本は独自の面白みの作り方がアニメとか二次創作同人の世界とかであって、その素直な面白さを藝術集団は翻訳しないと扱えない。けれど、その翻訳するようなコンテクチュアリズムから生まれる深みを、国内の殆どの人が理解できない。
2013-09-05 22:55:34悩むんだわ、だからと言ってな、村上や東たちの考えるような世界観がイコールサブカルだみたいに言語ゲーム上で定義されたら、当然そこに属してない”元ネタ”であるところの享受者の感性が(元ネタであるにも関わらず)疎外され、結局今自分たちが楽しんでるモノを素直に受け入れられなくなる。
2013-09-05 22:56:56@L_O_Nihilum あほなミームをワームみたいに耳に張り付かせることが芸人の仕事だし、その醜悪なミームが「笑い」なんだよね。どこも角が立たないって素敵だねw感動しすぎてなんか零れ落ちそうだw
2013-09-05 22:57:47僕がいつも言ってるのはこっち方面なんだけど、コウさんのくれた命題はその真逆の方向からのアプローチなんだよね。つまり、面白みに含みを持たせる、ってことの良さがあって、これを世の中の特定の現実を示すことからくるものがある(リアリズムと言う)→(つづく)
2013-09-05 22:57:55@L_O_Nihilum もっともモンティ・パイソンノア笑いを当時のイギリス人のどれくらいが理解できたのか、やはり理解できたのはインテリ層だけなんじゃないのか、という問題もあるわけで…。
2013-09-05 22:58:22で、そういうのをマジメに風刺だったり嘲笑(カリカチュア)等でやって、しかも藝術や放送のコンテンツとしてやろうとすると、『不謹慎』と言ったりしてしまう、という側面が日本の享受者のなかにある。これ、同じようなクオリティを今日本で作ったら怒られね?っていうのが奥底にある。
2013-09-05 22:58:55@ant_onion まじでそんな問題あるんすかw。僕は全く分からないと言うか、想定は出来るんだけどよく知らないから知らない者として見ていて、今凄く面白いと言うか、「笑え」るし、「楽しめて」いるんですよね(動画見てます)。
2013-09-05 22:59:53@ant_onion 多分、多くのイギリス人、当時のイギリス人、と今かのりんさんが仰ってるのも、このくらいの理解だと思うんですが、笑いってその位ピュアな部分があると思うのです。「分かってないけど解るし面白い(?)」。
2013-09-05 23:00:52@L_O_Nihilum パフォーマーってのは、リスクを背負って何かをパフォームするわけだ。だから手術には、パフォームが動詞として使われる。でも、日本の現状は、どうしようもない。だから手術しないとねw
2013-09-05 23:02:20@L_O_Nihilum まあ表層風刺の部分はほとんどの人に理解できるでしょうけど、その裏にある真に「自虐的な」部分って結構受容できる人が限られるのではないかなぁ?と思うのですが…。
2013-09-05 23:02:34@kou11lunatic 無難なテンプレの連続利用がコミュニケーションになる。工学論でよく言われる話。けれど、間違いなくそこだけが一般的な享受者の感性などではないはずなんだよね。で、その辺をその人たちに説明し、また表現物にしてやる力が、あまりに日本のインテリになさすぎる。
2013-09-05 23:02:44