すらすらわかる消費税問題(その4)。

インボイス(税額票)とか、消費税成立のこととか。 米国の事情も少々。
経済 インボイス 消費税
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すらたろう @sura_taro
米国を除いて付加価値税(消費税)は全てのOECD加盟国に存在します。その中でインボイス(税額票)無しに前段階控除をやっているのは日本だけ
すらたろう @sura_taro
法案提出されたものの審議入りすらできず廃案になった中曽根内閣の「売上税」はインボイス方式でした。なお大平内閣の一般消費税(法案提出すらなし)はインボイスが無く現行消費税と同じ帳簿方式
すらたろう @sura_taro
竹下総理(当時)は全国を回って売上税のまずい点(自民党支持者から反対を受けた点)を徹底的に調べ、それを消費税法案へ盛り込みました。インボイスは所得の正確な捕捉に使われるのではないかと恐れた中小企業から反対を受けていた
すらたろう @sura_taro
平成元年に始まった消費税では、前段階税額控除(仕入れ税額控除)の要件として「帳簿又は請求書」の保存を義務付け。この帳簿又は請求書にはインボイスと異なり税額の記載義務は無いし、納税登録番号も無い(そもそも番号制度が無いし)
すらたろう @sura_taro
その後、村山内閣の税制改革で消費税率は3%から5%(地方消費税1%含む)へ改正されました。その際、この「帳簿又は請求書」の保存義務が「帳簿及び請求書」の保存の義務へ改正された
すらたろう @sura_taro
インボイス(税額票)は単に消費税額を明記したカードと言うだけじゃなくて、売上側と仕入側の通し番号で管理されて取引の実在性の確認にも使えるし、互いに牽制する効果もあるとされる
すらたろう @sura_taro
現行の日本の「帳簿及び請求書」の保存要件は青色申告(法人税・所得税)よりも条件が厳しいし、売上・仕入側で反面調査すれば取引の実在性確認も可能かと
すらたろう @sura_taro
中小企業の反対をなだめる為に用意された高い事業者免税点や簡易課税制度の上限も徐々に下げられ、消費税はニュージーランドのGSTに比べればまだよくない点もあるものの、それなりに理想的な付加価値税へ前進できた
すらたろう @sura_taro
消費税制度成立の沿革 竹下総理が退任後に「監修」して出版させたドキュメント。「消費税を導入して良かった」と後世に認められたい竹下氏の思いが http://t.co/QbiHEASrO1
すらたろう @sura_taro
「消費税制度成立の沿革」は古本屋で10,000円で買いました><
すらたろう @sura_taro
米国には「sales tax」などと呼ばれる州税がありますが、製造-卸売-小売りな多段階で課税(前段階は控除)される付加価値税とは異なり、これは小売り段階だけで課税される
すらたろう @sura_taro
米国でも繰り返し付加価値税の導入が提言されたりしますが、やはりタックスマシーン化して大きな税収を上げ「大きな政府」を作ってしまうのではないかという危惧も有り付加価値税は導入されていない
すらたろう @sura_taro
なお、sales tax(州税)があるから連邦レベルで付加価値税を入れられないというわけではなく、カナダでは連邦で付加価値税、州で小売税があるそうです(ただし税率は低め
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