鎌倉国宝館で特別展「北条時頼とその時代」開催されます #鎌倉

鎌倉市図書館 @kamakura_tosyok

今年は北条時頼没後750年になるのだそうです。時頼というと鎌倉に詳しい人以外にはあまり知られていないかもしれません。ちょっと前の大河ドラマでは、渡辺謙さんが渋～く演じていてくださいましたが。

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強烈なリーダーシップで幕府内の北条氏支配を確立した人物でありますが、建長寺を建てた人だよ～とか、鉢木って話で有名な人だよ～といった方がちょっとはふ～んと思う人も多いかも

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鉢の木のざっくりしたあらすじ→ある冬の日、貧乏武士の家に旅のお坊さんが一晩泊めて下さいとやってきた。でも武士は貧乏なんで、囲炉裏にくべる薪すらない。それで大事にしていた鉢の木の松・竹・梅を切って火にくべ、精一杯お坊さんをもてなした。

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で、その貧乏武士が言うには、「私はこれでも鎌倉幕府の御家人です。おちぶれてはいますが、いざ鎌倉というときには、一番に駆けつけるつもりでおります」と。…それからしばらくして、鎌倉幕府から「いざ鎌倉～～！！御家人集合！！」命令が出た。

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貧乏武士はやせた馬にボロボロの甲冑をつけて、鎌倉に一番乗り！するとびっくり、出迎えた鎌倉幕府の北条時頼は、あの時泊めてやったお坊さんではないか！！

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「あの時の言葉通りだったな。お前は偉い！」と、時頼は、彼に松・竹・梅にちなんだ荘園をご褒美にあげたとさ。めでたしめでたし。とまあこんな話です。はは～ん、それなら何か聞いたことある、という方もいらっしゃるでしょう。

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で、何が言いたいかというと、この時頼没後750年を記念して、鎌倉国宝館で特別展「北条時頼とその時代」http://t.co/R5n32IYhWa が9月21日から開かれますよ、というご案内です♪「その男、峻烈につき」ってどっかで聞いたようなキャッチコピー（笑）。

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国宝館で特別展を見て、時頼さんが建てた建長寺にお参りし、明月院で時頼さんのお墓に手を合わせる…なんて時頼三昧の鎌倉散歩はいかがですか？

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時頼関係の本はというと、吉川弘文館から人物叢書『北条時頼』が早速先月出版されております。廻国伝説に興味のある方は『執権時頼と廻国伝説』もあります。あら、これも吉川弘文館か。じゃもう一冊「時頼と時宗」（日本放送出版協会）もご紹介。