私がモテないのはどう考えても介護的会話を要求している私が悪い
会話をしていてなにかしらイラっとしたとき「お前、ふざけんなよ!」とハッキリ言いやすい相手と言いにくい相手がいて、後者の方がウンザリ感は増す。ツッコミやすい相手はその場でひどくても後をひかない。ツッコミやすさとはなんなのか?
2013-09-18 13:24:43セルフイメージが現実よりも自己理想の側に大きく引っ張られている感じの人は現実的な印象を率直に伝えただけで傷ついてしまいそうで、とても気を使うし、そういう人の困った振る舞いを指摘すると激しく動揺するのが予想されるからつっこめないんだ。そしてストレスがたまる。
2013-09-18 13:35:32よく「自己理想が高すぎる」と言葉は聞くが、それと関連はあるがイコールではないものとして「セルフイメージが現実に比して高すぎる」というのもある気がする。自己理想が高いがセルフイメージが現実に即したものである人は付き合う側としてはあまり困らない。
2013-09-18 14:05:44自己理想よりもセルフイメージは下回るものだが、この差を普通のこととして受け止められるキャパシティの高い人と低い人がいる。これは葛藤能力の高さ、低さと言い換えることもできるだろう。現実を現実として直視し、それを心穏やかに受け止めることができるかどうかだ。
2013-09-18 14:10:53葛藤能力が低いと現実の自分を受け止めるキャパシティがない。その結果、他者に「自分は自己理想通りの人間である」と思えるような承認を受け取って心の安定を作り出そうとする。会話の相手は実際に自分が見ている印象とは別に、その人の脳内イメージを補完するような言葉をかけ続けなければならない。
2013-09-18 14:21:37これがりな様が言っていた「介護的会話」というやつになる。相手の望む言葉を一生懸命推測して言葉を選び続けなければならない。介護的会話が延々と続くと気を使って疲れるし、会話も面白くない。モテない会話とは相手に介護を要求してくる会話だ。
2013-09-18 14:25:03ようやく長年書いてはボツにしているマトリックス本のコンセプトが決定。「脱介護的会話」「率直に話す」これをモテる会話の定義、目的とし、そのためのツールとして「望み」「現実、セルフイメージ、自己理想」「SMマトリックス」といった概念を利用する。これならぼくが飽きずに書ける。
2013-09-18 14:46:42上手に会話の中で相手を介護すれば、介護的会話を求める人達は寄ってくる。カウンセラーならば介護的会話を必要に応じて使いこなせないと仕事にならない。しかし、日常で自分の好きな人と楽しく会話するには、他人を介護する技術より先に自分が相手に介護的会話を要求しないことが先だ。
2013-09-18 14:52:26それさえできれば、普通の健全な人からモテる。また自分が介護される必要がないからこそ相手が必要としている介護も見えてくる。だから本では上手に介護する技術の話をするより、自分が介護されずとも楽しく人と会話できるメンタリティや技術について書いていこう。
2013-09-18 14:56:05