【売れる!?】 中堅作家が絶版本を電子書籍にする話 【売れぬ!!】
#竹の子書房 「自分で金を出して自分の原稿を売るなど、それは同人誌とどう違うんだ!」という意識ががが(^^;) 僕は電子書籍の現状での市場規模、読者規模を考えたら、「版元から返して貰った絶版原稿で電子同人誌を作る」というのは正直ハズレてない認識だと思っています。
2013-09-24 16:25:22#竹の子書房 弊社の電子書籍は一昨日ついに通巻約111冊になりました。うち、PDF無償版が9割で、Kindle有償版が1割。無償だとそれなりにDLされても、有償になると途端に売れなくなる、というのはごく普通にあることです。
2013-09-24 16:27:56#竹の子書房 例えば「ねこのこと。麟太郎のこと。 http://t.co/nB7wBjF3vC 」は、以前PDFで出したときには1600DLほどされていますが、Kindle版は40DLもされてません。40分の1です'`,、'`,、('∀`) '`,、 '`,、 orz
2013-09-24 16:28:33#竹の子書房 密林支社としてKindleに参入したのは2013年3月からですが、のべ11冊出して、累計で470DL。そのうち、「なぜ絶版本は電子書籍になりにくいのか? http://t.co/NcO41Ou1Bv 」が250DLほどで、その他はだいたい40DLの壁を越えられません
2013-09-24 16:30:04著者が自力で電子化するか、電子化してくれる誰かを雇うか
#竹の子書房 ……なんで電子書籍が売れないのかについてはこれ以上続けると僕のHPがゼロになってしまうので別の機会に譲るとして、「売れないのを踏まえた上で、電子復刻をするためのコストを著者が負担する覚悟がある」か、「著者自身が自分でそれをするスキルを身に着ける」かの二択になります。
2013-09-24 16:32:08#竹の子書房 他の方はどうか判りませんが、私は「ないもの」にされるくらいなら、経費自己負担でもなんでも、さらに読んでもらえる環境にしておきたいなあと思います。最悪、経費持ち出し+無償、でもいい。気に入ってくれた人は名前覚えてくれるし、新刊も気にしてくれるだろうから。カタログ的?
2013-09-24 16:33:12@azukiglg ごぶさたしてます、元マイクロのNです。あちらのご本は、子供にも容赦ない本気の怖さが凄かった。お手伝いした本の中でも特に記憶に残る1冊でしたので、電子書籍化の暁には必ずや購入させていただきます。
2013-09-24 16:33:17#竹の子書房 「電子書籍の研究会」であるところの竹の子書房としては、「全ての著者が自分の原稿を自分で電子書籍にする技術を身に付けるのが一番ローコストだろう」とは思うんですが、正直この校正の手間とか、表紙再装幀のための手配とか、電子復刻版の宣伝とかを一人でやったら死ねます。
2013-09-24 16:33:32#竹の子書房 できるかできないかと言われればできるだろうと思うんですが、面倒です。正直。「お金払って誰かに丸投げできるなら、やってもらったほうが楽。誰かいないか(`・ω・´;)」と真顔で探したくなると思います。だけど、「幾ら払えば妥当なのか?」という基準があまり判然としないわけで
2013-09-24 16:34:51ご無沙汰です!ありがとうございます! QT @ousaka: ごぶさたしてます、元マイクロのNです。あちらのご本は、子供にも容赦ない本気の怖さが凄かった。お手伝いした本の中でも特に記憶に残る1冊でしたので、電子書籍化の暁には必ずや購入させていただきます。
2013-09-24 16:35:30問題はそこですわな(´Д`)才能のある作家さんには「旧作の再編集」ではなく「新作の執筆」にこそ時間を割いて頂きたい、というのは当人も読者も望んでるだろうなあと思うと…… QT @keingaki: @azukiglg それをやりたいと想ってます。作業の時間が無いんですが。
2013-09-24 16:36:28売れてる人は何やっても売れるし、売れてない人は何やっても売れない(´・ω・`) 「昇り龍は押し上げる、下り龍にはぶらさがる」のが世間といふものなり(´・ω・`) あ、私も血を吐きそう……。
2013-09-24 16:38:05#竹の子書房 この問題については色々なところが色々な解決策を今正に模索してる最中ですよね。Jコミのそれは正解に肉薄してるとは思います QT @keiji_kazami:Jコミのファンドシステムは一つの回答なんでしょうねぇ。元が取れるだけの予約があればやる、無ければ残念、という。
2013-09-24 16:38:10#竹の子書房 ファンドシステムは竹の子書房でも検討されたことがありましたが、復刊ドットコムと近いけど、版元じゃなくて復刊を望む人がファンドとして金を先に出すという点では、Jコミ、Kickstarterなんかの先行しているものも同じ概念だと思います。
2013-09-24 16:39:26#竹の子書房 とりあえず、僕としては「作者当人が自前でそれをできるが、新作の執筆に負担が掛からない程度の作業量でできるようなノウハウを割り出す」か、「作者当人が個人負担しても辛くない金額を割り出すか」か、
2013-09-24 16:40:48#竹の子書房 もうひとつの案として、「制作コストが捻出できるまでの間の収益は、作者に振り込まずに制作作業者に優先して割り当て、制作費が回収できた後から著者に支払いを開始する」という形はアリかなーとは思いますね。
2013-09-24 16:41:45#竹の子書房 この方式だと、著者は自腹きらなくて済むし、売上が上がれば制作費は読者からの収益で回収できる。ただし、この方式にはネックが幾つかある。
2013-09-24 16:42:40#竹の子書房 まず、絶版本を電子化したときに、どの程度売れるか見込みが立たないので、制作費を回収するのにどのくらいの期間が掛かるのかが読めない。もし、「とにかく収益から経費を出すんだ」ということになって、いつまでも売れないwと、制作作業者はタダ働きになってしまいます。
2013-09-24 16:43:39#竹の子書房 そこの部分を「有志のボランティアに頼る」のであれば、竹の子書房PDF版などは既にそうではあるんですけど、有志のボランティアに手弁当を頼る仕組みである限り、量がこなせませんし〆切を厳密に設定することも難しくなります。それこそ同人誌です(´Д`)
2013-09-24 16:44:31#竹の子書房 まあ、「支払えない規模の制作費」を書けるわけにはいかないけど、だからといって人材(特に校正者というのは職人技の世界です)を拘束して作業をさせる以上、タダというわけにはいかないんだ、という意識を、出版社に替わって作業発注者になる著者が自覚しなければならないとは思います
2013-09-24 16:45:53