第18回 原子力委員会臨時会議(2013.5.16)

らいあ @Sucha_Para

◇2013.5.16　第18回 原子力委員会臨時会議　議題：(1)福島第一原発事故に係る大気・海洋環境動態研究の現状について　(追加議題)平成２５年度原子力計画について…他　資料▸http://t.co/nZ9C5baj2A　音声▸http://t.co/kMYSzXgjNr

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「福島第一原子力発電所事故に係る大気・海洋環境動態研究の現状」 JAEA 茅野政道氏 http://t.co/SqQX9NgU0i 1.大気放出量の推定 2.大気拡散・地表沈着プロセスのシミュレーション 3.海洋放出と海洋拡散状況シミュレーション 4.現在および今後の課題

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原子力委員会臨時(18)：〈緊急時モニタリングについて〉鈴木：住民の行動が分かれば推定被曝線量は分かるのか？→茅野：放出量の精度～時間変動、特に1番被曝の影響のある期間は、空間線量から出しているので、含まれている放射性核種の比率が分かってこないと、計算だけでは答えが出ない。

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…内部被曝については、近い所の方が高いが、ホットスポットからの外部被曝は、かならずしも近い所から順番ということではない。/鈴木：緊急避難で考えるべき手順は？→茅野：計算で放射性物質の動きのプロセスをみているが、今回の事故を考えると、分布・線量の高い地域をみつけるのに時間がかかる。

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計算は、誤差があるが、空間的な状況が分かる、時間的にも情報を得るのが早い。事故の初期段階では、モニタリングと計算を合わせる。後ろにいけばモニタリングのほうが精度が高い。時間スケールで見た時に、計算とモニタリング、同役割分担させるか？出来るだけ具体的にするというのが大事。

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最終的に汚染分布はでるが、それがいつ作られたものなのか？汚染分布をモニタリングだけでは分かりづらい。

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〈航空機サーベイとの組合せ〉航空機サーベイのデータを使って、放出量を推定しSPEEDIの結果を出すとか、SPEEDIの分布と組合せて線量分布を出すとか、あくまで予測ではなく、ニアリアルタイム。予想というより予防的に。現線量は高くないがそのままいれば上がるような場合などは使える。

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〈内部被曝の推計〉環境省が放医研に依頼していて、そこに情報提供している。計算シュミレーションで評価はでき答えも出るが、放出の時間変動に誤差がある。誤差を見込んで答えを出すと幅がでる。それをどう説明するかが難しい。WBCと結果ときちんとつき合わせる等…

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計算だけで「こうなりました」と、軽々に言える段階ではない。〈ヨウ素剤に関して〉ヨウ素剤は放射性物質が来て吸い込む前に摂取しないと意味が無いので、予報が出来る計算シュミレーションは重要。沈着したものはできるが、濃度測定を24時間やるのは難しい。

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〈SPEEDIの精度〉SPEEDIの予測は時間的幅がある。動きという面では、風向きが急激に変わるような場面では、現実より1～3時間早かったり遅かったりした。だいたいこの位～時間・方向～という幅で、ヨウ素剤の支給を考えざる得ない。

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近藤：4P-3月末のピーク。色々議論はあったと記憶するが、決着はついたのか？茅野：近くの環境データを使うと上がってくる。外国の人たちも使っていて、ここが上がると合わなくなるので本当は低いのでは？という意見もあり…まだ決着はついてない。 http://t.co/OwuIrGyNdo

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〈表層海水Cs-134濃度から推定した大気放出量〉海洋側放出時の従来の放出量推定値が過少の可能性。本推定による総放出量: I-131:200 PBq, Cs137:13 PBq (点線が陸側の放出量からの推計値) http://t.co/B3SmDIM0wy

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平成２５年度原子力研究、開発及び利用に関する計画（案） http://t.co/vBPG3izH4Z　福島原発事故に伴う事業　H25年度：6,219億円【H24年度：4,861億】増分1,358億円　※環境省の予算(除染)が大きい。