- ninomiya_tab
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うちの研究室の修論発表会終わった。質疑で「回転翼MAV(sUAV)と羽ばたき機のボーダーはどこか?」というのが一番気になった。つまりサイズ的に、大→小の順に固定翼→回転翼→羽ばたき、という前提があるようだ。
2010-02-09 13:09:21だがその前提自体が必ずしも正しくないと(以前からだが)感じる。というのは、羽ばたき飛行の大きな利点の一つに、「固定翼化して滑空できる」ということがあるからだ。
2010-02-09 13:11:36羽ばたきと滑空の繰り返しはintermittent flightと呼ばれ、energy savingに寄与することはたしかRaynerがかなり前(6, 70年代?)に示している。
2010-02-09 13:13:34しかも固定翼/羽ばたきであれば、うまくやれば滑翔(soaring, climbing by gliding)も可能だ。回転翼はロータを回転させ続けないと垂直力を生み出せないことが本質的な欠点の一つであり、そのためにXwingが出てくるほどである。
2010-02-09 13:16:48といったことを考慮すると羽ばたき翼の「常に羽ばたき続けている状態」と回転翼とを比較するのは、実用を考えると必ずしも適当とは言えないだろう。
2010-02-09 13:17:52実際、修論発表にもあったが、オオカバマダラという蝶はmigration(渡り)をすることで知られるが、ずっと羽ばたいているわけはなく主に滑空/滑翔だろう(というかpartly controlled driftかもw)
2010-02-09 13:22:51蝶はサイズが小さい例(MAVサイズ)になるが、もちろん渡り鳥や翼竜などsUAVサイズの飛翔体も滑空/滑翔を多用している/いた例はあるわけで。・・・むしろsUAVサイズになるとホバリングができないから、その機能面で劣っていることに着目すべきだと今思いついた
2010-02-09 13:25:32でもってsUAVサイズで羽ばたきを使うと、むしろ大きい方の端で固定翼とのoverrapが生じると思われる。つまり、サイズで並べると羽ばたき<回転翼<固定翼でなく、回転翼<=羽ばたき<=固定翼になる予感
2010-02-09 13:28:19今日、ラジコンショップ巡ってニッケル水素電池が手に入らなくてやっぱりリポしかないかと思いながら、本屋でラジコン技術を立ち読みしたら、「プロでもガレージが全焼」「筆者も発火経験あり」とか書かれてて心が折れそう。
2010-02-10 00:29:33何人かで作ってたらリポがショートしてみるみるうちにめちゃくちゃ膨らんで、みんなわーーっと逃げてしまったのでしょうがなく自分が決死隊になって線をはずしにいった思い出。
2010-02-10 00:37:19@t_mania そりゃそうだけど、例えばふとしたときに何かが落ちてきて傷が入ってたとか、自分の関知しないところで事故の原因が生まれかねないところが怖い。安全に絶対はない。
2010-02-10 00:56:04