しょぼいタイプだと砲弾をセッターに突っ込んでタイマーをセット、その後砲弾を装填する。高級なやつだとホイストから出てくるときにセットされてる
2013-10-16 03:00:09この砲は毎分15発前後、熟練砲員なら毎分22発ぐらいまで可能だったとされてますが、つまり1秒近く射撃間隔はばらつく可能性がある
2013-10-16 03:00:29これは大抵の高射砲・高角砲に付き物の問題で、どうしたって100mやそこらは炸裂範囲がばらついてしまう。砲弾自体が結構広範囲に散ってるんだけど炸裂までばらつくんじゃ弾幕密度は寒いことになる
2013-10-16 03:00:49だから日本の高角砲は12.7センチ以降は自動調停になってる。これは装填する瞬間にタイマーがセットされる。これなら装填即発砲ならタイムラグは事実上無視して良い。照準通りに炸裂する
2013-10-16 03:01:04つまり同じ門数の高角砲が撃った場合、アメリカの場合は炸裂がばばばば~んとばらつく、もちろん弾は飛んでるから炸裂範囲は前後に長く伸びる。日本のだと一斉にバン!と固まって炸裂する。どっちが良いかはともかくとして照準通りなのは日本のほう
2013-10-16 03:01:16だからアメリカ軍にはVT信管が救世主になる。弾が敵機の近くに来たら勝手に爆発してくれるのがVT信管だから、敵機に正確に照準さえ出来てれば勝手に爆発する。タイマーのズレとか無視して良い
2013-10-16 03:01:32逆に日本軍にVTあっても意味は無い。正確な照準してないと敵機の近くに弾はいかない。そして正確な照準ができてるならタイマーが照準通りに炸裂するんだから敵機はそれだけで撃墜できちゃう
2013-10-16 03:01:47日本軍にアメリカ軍の電探照準器があれば、もうそれだけで大戦末期米軍レベルを超える高角砲射撃は可能だったかもしれないが、VTあっても役に立たないわけ
2013-10-16 03:02:04言っちゃえば「怯えろ!竦め!高角砲の性能を活かせぬまま死んでゆけ」状態だったわけですな。夢も希望もない。まあ米軍の高角砲もどんどん進歩してるから自動調停になってくんだけどさ
2013-10-16 03:04:27