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深夜で申し訳ないが、以下、連投。RT 1.16日に行われた泉田裕彦新潟県知事メディア懇談会の模様を報告ツイートします。IWJはこの模様を中継。知事への質問も行いました。懇談会では、泉田知事がこれまで東電や規制委員会に対して指摘してきた主張に変わりはないことが改めて確認されました。
2013-10-17 02:52:59連投2 RT 2.フリー田中龍作記者「現職官僚が書いたノンフィクション小説で『原発ホワイトアウト』に、「にいさき県」の「いずた知事」が出ているのですが、読まれた感触は?」泉田知事「小説だなぁという感じですね」フリー田中龍作「いや、かなり、リアリティがあるのですが」
2013-10-17 02:53:41連投3 RT @IWJ_AreaCh1: 3.泉田知事「リアリティはどこの部分ですかね」フリー田中龍作「いや、避難とベントのところの整合性の点ですね。逃げ遅れて、すぐにメルトダウンが始まって、住民は逃げ惑うじゃないですか…。あの辺なんていうのは…」
2013-10-17 02:54:34連投4 RT @IWJ_AreaCh1: 4.泉田知事「懸念しているところというのは、同じところが政府内にあるんだなという点は同感ですよね。どういうことかというと、ヨーロッパの原発は、メルトダウンは起きるという前提で設計されているんです(続く)」
2013-10-17 02:54:59連投5 RT @IWJ_AreaCh1: 5.(続き)「メルトダウン事故というのは、熱いものが上にあって重力がかかっているわけですから、冷却に失敗すれば溶け落ちて下に落ちるわけです。落ちた時に何の対処もしてないから、結果として大量の放射能を放出したということになるわけです」
2013-10-17 02:56:34連投6 RT @IWJ_AreaCh1: 6.(続き)「溶け落ちる前提で設計されていて、コアキャッチャーというのを最初の原発は持っていて、それを冷却施設に流れこむようにしているわけです」
2013-10-17 02:57:06連投7 RT @IWJ_AreaCh1: 7.(続き)「じゃあアメリカはどうかっていうと、アメリカは日本と同じ型の原発をオペレーションしていますが、911のテロの後、B5Bという規定を入れて、いざという時に部隊が緊急展開して冷却できる仕組みを持っている(続く)」
2013-10-17 02:57:34連投8 RT @IWJ_AreaCh1: 8.(続き)「ソフトで対応するのかハードで対応するのか、思想の違いはあるけど、メルトダウン事故は起きるという前提で対処を考えているというのが、世界の潮流ですよね(続く)」
2013-10-17 02:57:58連投9 RT @IWJ_AreaCh1: 9.「ところが技術委員会の議論を聞いていると、電源ケーブルが燃えるか燃えないか、燃えないようにするにはどうしたらいいか、バッテリーが失われないように、他の部屋に置いた方がいいのではないかというメルトダウンを前提にした議論をしていない」
2013-10-17 02:58:52連投10 RT 10.(続き)「それはいかがなものか。福島事故を起こしてメルトダウンがいかに起きないかを必死に説明するというのは、第二の安全神話を作ることに他ならないし、政府全体で原発輸出をして事故が起きたら、製造責任を問われかねない事態になるのではないか」
2013-10-17 02:59:39連投11 RT @IWJ_AreaCh1: 11.(続き)「もう少し真面目に、メルトダウンは起きるという前提で、議論をしてもらわないと困るという意味で、リアリティというところは同感です」
2013-10-17 03:00:03連投12 RT @IWJ_AreaCh1: 12.IWJ新潟中継市民山田「廣瀬社長との会談があった翌日の26日に、知事が東電の規制基準適合審査申請を条件つきで承認したことを受けて、主要メディアは『柏崎刈羽、再稼働申請』といったような見出しで一斉に報じました(続く)」
2013-10-17 03:00:30連投13 RT @13.(続き)「これは『再稼働とは別の議論だ』という知事の主張とは食い違いがあり、事実を誤解させるような報道ともとられかねないと思われますが、これに関しての受け止めと、どう食い違っているのかということについて、改めて知事の見解をお聞かせいただきたい」
2013-10-17 03:01:07連投14 RT @IWJ_AreaCh1: 14.泉田知事「まず、『再稼働申請』ではない。もっと言うと、『安全申請』でもない。今回の規制基準というのは、今まで保安院が作っていた基準より緩めています。敷地境界での制限線量を外したんですよ」
2013-10-17 03:01:41連投15 RT @IWJ_AreaCh1: 15.(続き)「つまり、メルトダウン事故が起きるという前提で、敷地境界での上限基準を外したという経緯があるので、この基準をクリアすれば安全ですというものではない(続く)」
2013-10-17 03:02:01連投16 RT @IWJ_AreaCh1: 16.(続き)「ちゃんと避難ができるのか、健康に影響を及ぼす被曝を避けられるのかという観点ではなく、動かす側の事情しか考えていなくて、住民の影響をどう避けるかを全く考えていない、設備基準になっている」
2013-10-17 03:02:26連投17 RT 17.(続き)「それで、『再稼働申請』という風に書くのであれば、安全性を無視して再稼働を進めたいと誤解されるような見出しではないかと思います。住民の安全をどう守るのか、日本のメーカーが原発輸出していることは、世界に460基原発があるわけです」
2013-10-17 03:03:20連投18 RT @IWJ_AreaCh1: 18.(続き)「これをいかに安全にしていくかということこそ、本来の公器の役割ではないかと思っています。それを被曝するかもしれない、健康に影響するかもしれないものを、『再稼働申請』と書くというのは、少し違和感がある(続く)」
2013-10-17 03:03:48連投19 RT 19.(続き)「何が違うのかというと、『条件付きの仮承認』が実態で、なぜそうしたかといえば、原発立地地域に不安があった。東電が自分の設備に対して、安全性の確保に十分な自信が持てないという趣旨の発言をされていたので、他の設備を見ないでいいのか」
2013-10-17 03:04:24連投20 RT @IWJ_AreaCh1: 20.(続き)「世の中の受け止めとしては設備の安全性を東電が必ずしも自信が持てないと言っている中で、第3者である原子力規制委員会の審査も受けさせないのか、という声がありましたので、その声には向き合ったということです(続く)」
2013-10-17 03:04:54連投21 RT @IWJ_AreaCh1: 21.(続き)「ただし、フィルターベントについては、これは最悪、健康に影響のある被曝をし得る設備ということで、これから精査をする、ということになりますので、状況は全く変わっていない(続く)」
2013-10-17 03:05:16連投22 RT 22.(続き)「申請書に運用できない設備として、フィルターベントは棚上げした形での申請になっているので『再稼働申請』とはおよそ違う。BWRなんです、東電のタイプは。加圧水型のPWRと違って、フィルターベントが設置されなければスタートできない(続く)」
2013-10-17 03:06:05連投23 RT 23.(続き)「つまり、フィルターベントの運用禁止がかかったままで、原子力規制委員会はGOサインを出すのでしょうか、と。それは設備屋さんがやることで、住民の安全を守る気があるかどうかが問われるということなので、9月末段階の状況と今は何ら変わってない」
2013-10-17 03:06:37連投24 RT @IWJ_AreaCh1: 24.フリー横田一「第一ベントと第二ベントのとらえ方なのですが、これはセットで完成しないと機能しないと。地震説の有力さにもよると思うのですが、東電は最悪第一ベントだけでもありえるという見解」
2013-10-17 03:07:07連投25 RT @IWJ_AreaCh1: 25.(続き)「地震に強いための、第二ベントを作ったのであれば、両方完成しないと再稼働はありえないと個人的にはとらえているが」泉田知事「その点も含めて技術委員会で正規の議論をやっていただければいいと思います」
2013-10-17 03:07:47