否定文以外でも“全然”誤用じゃない?
- light_snow
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ていうか本来は肯定表現だったはずなのにここ数十年で何か否定表現で使う奴が増えてむしろそっちが異端なんじゃないか説を先生唱えてた
2013-10-20 02:47:37芥川龍之介「羅生門」での使用例
Reading: 芥川龍之介 羅生門 http://t.co/egncbcm1Oi “…下人は始めて明白にこの老婆の生死が、全然、自分の意志に支配されていると云う事を意識した。” ああ本当だ、教科書で読んだはずだけど読み流してたっぽいなこれは
2013-10-20 02:50:31@light_snow その下に“それは、さっき門の下で、この男には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの門の上へ上って、この老婆を捕えた時の勇気とは、全然、反対な方向に動こうとする勇気である。”という一節があった。さっきの例よりは評価が分かれるかもなと言及しなかったけど
2013-10-20 02:52:44その芥川龍之介が、最近は「とても」を肯定で使う表現が流行ってるけど普通は否定で使うよね?三河あたりの方言かな?みたいなことを言っててそれはそれで面白い
2013-10-20 03:00:55NHK放送文化研究所のアーカイブスを参照する
この手の話題はNHKが何かページ持ってただろうと検索かけたら、案の定NHK放送文化研究所のアーカイブスがヒットした(pdf注意) http://t.co/rGOzbD9nmW
2013-10-20 02:59:53@light_snow “最近の国語辞書には「全然+肯定形」が「俗用」として掲載されているが,「全然」は,また新しい方向に進みつつある。…これは,「否定」とか「肯定」とかいったことを越えて,…話者の気持を表す副詞(全然平気的副詞)になっている,と言えるのではないだろう” ほほう
2013-10-20 03:07:52http://t.co/rGOzbD9nmW “なぜ,戦後になってそのような〔注・「全然」の後ろは否定でなければならないという〕「神話・伝承」が生まれたのか(生まれざるを得なかったのか),ということを突き詰めてみる必要があろう” このくだりを調べた文献があったら面白いだろうな
2013-10-20 03:14:24