塚本勝巳×ラズウェル細木×嶋浩一郎 うなぎの未来のお話
- princessofsnooz
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あさっては秋の、土用の丑の日。きょうはウナギを語るトークです!すごいウナギ博士の塚本先生とラズウェル細木先生をお招きします。門外不出のスライドがかなり充実していて面白い。観なきゃソンです!ぜひお越しを~。20時から。
2013-10-24 19:42:47これから下北沢B&Bで「うなぎの話」。店内で森高千里の「ああ〜うなぎのようなひと〜」が流れています。 http://t.co/6CIBhxLB8P
2013-10-24 19:51:53トーク開始です!アリストテレスの時代から謎だったウナギの卵のありか。当時は土から出てくるとも考えられていたらしい。それを2009年に発見した塚本先生のチーム。淡水魚と思われているウナギでも、海で過ごす時間が長い。
2013-10-24 20:18:21シラスウナギはグラム換算するとプラチナより高いそうです。心して食べたいですね。 http://t.co/LYC5kQLQWj
2013-10-24 20:26:03「外に出て行きたい」という欲求が、生物を回遊させる。ヒトが地球に広く分布したのは「脱出」への欲求があったから。もと居た場所に対してネガティブな根源があるからこそ、外へ出て行く。旅を始める。ウナギの話からヒトの話へ・・・!http://t.co/LYC5kQLQWj
2013-10-24 20:37:52急流では身が締まる。湖では太る。天然うなぎの味は養殖物と全く違う。でも、天然うなぎには卵を産んでもらいたいから、養殖ウナギを食べましょう。そんなお話も。
2013-10-24 20:40:12ラズウェル先生、かつて天然と養殖のウナギをランダムに出していたうなぎ屋のお話。身が黄色ければ天然だとわかる。そうやって見分けて、天然が当たると喜んだ。いまはぜんぶ養殖ものになっているそうです。http://t.co/LYC5kQLQWj
2013-10-24 20:46:38ヨーロッパのウナギの稚魚はサルガッソー海にいる。収束帯という、いろんなものが集まる、凪いだ海です。 うなぎの話ではありませんが、サルガッソーときくとこの小説を思い出します。 http://t.co/IQFi06jdNv … B&B在庫あり。
2013-10-24 20:56:191973年、塚本先生大学院時代の「第2次黒丸うなぎ航海」の思い出写真を拝見。ウナギの研究というのは、化学、地学、海洋生物学、あらゆる知識を持つ人々が知恵を持ち寄って行わないと進んでいかない。なんとも壮大です。
2013-10-24 21:13:08ウナギの卵は虹色に光る。きらきらしていたらウナギの卵。綺麗なんですねえ。塚本先生は「贔屓目でそう言ってるように聞こえるかもしれないけれど、ほんとです」と。ウナギの卵を2009年に見つけてからは3日徹夜、そのあとに甲板で飲むビールは美味しかった!と云う話は先生のご本にも。
2013-10-24 21:27:50養殖のウナギでも、2000キロの旅をして食卓に上がっている。食べるときにその旅を思うともっともっと贅沢な気持ちになります。詳しくはこの本やこの本で! http://t.co/AW1z0DIT6p http://t.co/rR1xHNsRN5
2013-10-24 21:31:30ウナギの蒲焼きは江戸時代の中期に生まれた。寿司すら、江戸時代と現代では違うものになっているが、ウナギの蒲焼は当時から変わらないそうです。ラズウェル細木先生のお話。 http://t.co/dFMuYxO34K
2013-10-24 21:35:22~うなぎ屋の愉しみかた~ 1、ビールを飲む。骨せんべいをいただく。 2、うざく か うまきを食べると、その店の蒲焼きの感じが予測でき、期待が高まる。大人数で行くときは白焼きも楽しみたい。 3、いよいような重。待つ時間を楽しもう。松竹梅はうなぎの大きさ。お腹の具合にあわせて選ぶ。
2013-10-24 21:39:20※うな重が来たら、お酒はやめてうな重のみを愉しむ・ ※山椒は店によって全然違う。店に入ったらまず山椒チェック。黄色くなっているのはおいしくない。きれいな黄緑色をしているものが美味しい。 養殖ウナギはくさみがないので、山椒は必要ない。 ・・・以上、ラズウェル先生による指南でした!
2013-10-24 21:40:58塚本先生は岡山の生れ。上京して初めてうな重を食べて、なんて美味しいものなのだろうと感動したそうです。最近は関西の地焼きのおいしさの素晴らしさを強く感じているそう。
2013-10-24 21:43:03ラズウェル細木先生の挙げる、ウナギのあらゆる食べ方。鰻のタレをまぶしたごはんを蒸し、カリカリの鰻を乗せて更に蒸す。九州のこの食べ方がかなり美味しいそうです。土地によってぜんぜん違う。ふつうは地元の鰻料理しか知らないものですが、旅先で食べるとあらゆる発見が。塚本先生も頷く。
2013-10-24 21:47:31シラスウナギの捕獲量が年々低下している・・・1乱獲、2河川環境、3海の環境の悪化が原因と。塚本先生は、「研究者としては天然うなぎは1匹たりとも食べてほしくない・・・!」と。それを受けて、ラズウェル先生は天然うなぎで盛り上がる四万十川について語ります。
2013-10-24 21:57:07今の勢いでは、日本の天然うなぎはすぐに無くなってしまう。 海外のウナギも食べない方がいいと。その理由は、「海外のウナギはどのくらい居るのかわからないから」。 由緒ある、タレや焼き方の伝統のあるしっかりした店で美味しく食べて欲しい、と。
2013-10-24 22:00:55『うな丼の未来』東アジア鰻資源協議会日本支部 編http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791767373
【うなぎ食いの品格】 1、養殖を。 2、ニホンウナギを。 3、いい店で食べる。 ラズウェル先生からは、丑の日を外して行くと良いといいます。「混んでますしね」と。
2013-10-24 22:03:46登壇してくださった塚本 勝巳先生が自信をもっておすすめする本『旅するウナギ―1億年の時空をこえて』(東海大学出版会)、添付の写真にはラズウェル細木先生も写ってeel。 http://t.co/TwYu5SiGfD
2013-10-25 00:31:42