2013年12月上旬、東京創元社(@tokyosogensha)刊行予定 「セカイからもっと近くへ」についての東浩紀 @hazuma さんのつぶやき #genron
確かに、水色本の中の法月綸太郎論と、福嶋さんが話に出されたウェルベック『地図と領土』とは、父親と同居する(依存する)主人公という点で同じだ
2013-12-15 21:42:29東浩紀『セカイからもっと近くに』が届いた。今は読む余裕が無いけど、あずまんにとってセカイ系の問題ってとっくに捨て去ってもっとアクチュアルな問題に取り組むことにしたもんだと思ってたんで、今こういう本が最後だとしても読めるのは、ゼロ年代あずまんファンとしては喜ばしいことだね。
2013-12-16 03:46:29東浩紀『セカイからもっと近くに』読了。途中までは「面白」かった。進んで、終わり付近では「神がかって」た。この本一冊読むか読まないかで、セカイ系の捉え方が大きく変わる。ぼくの尊敬する人たちが、なぜ「子供の誕生」によって、自身に変化を起こして「しまう」のか。わかった気がする。
2013-12-16 14:54:48セカイからもっと近くに、を読んでいる所。動ポモでも思ったのだけど、東浩紀のいう「オタク」が指している層は消費者全般じゃないんかな。きみとぼくの世界みたいなのはJ-POPとかTVドラマでもメジャーだったはずだし
2013-12-16 20:57:47東浩紀のセカイからもっと近くに、を読んで、やっとセカイ系のイメージがボンヤリと見えた。そして同時に自分の好きな物語とのギャップも。思想や文学が直面する「危機」の共有はわかるけれど、読み手が作品に向かう態度や消費の仕方の違いが、その作品の読解に与える影響はどうなのかが気になる。
2013-12-17 00:04:27水色本こと「セカイからもっと近くに」、ホントに面白かった。多分こういう文芸評論を読むのは初めてに近い。各章ごとに読んでも勿論丁寧に書かれてるけど、1冊の本としての流れが秀逸。特に最後の展開が。個人的には、何故か著者本人と重ねて読んだ押井論かな。「クリュセの魚」また読みたくなった。
2013-12-17 00:31:31東浩紀の新刊『セカイからもっと近くに』読了。メイド喫茶クラスターとしてはやはり一番興味深かったのは、押井の『ビューティフル・ドリーマー』では男性中心的な日常を終わらせたくないという夢と、「契り」を交わし終わらせたいという夢、ふたつの夢が衝突していると解釈しているところ。
2013-12-17 00:56:541章1節で、文芸評論には、文学を社会の「反映」と見るものと、文学を社会への「抵抗」と見るものがあるという整理がさらっとなされていて、あまりのクリアーさにビビる。そして、この水色本は、そのどちらでもないからすごい。
2013-12-17 01:25:50水色本の第二章を読んで、東さんの『EoE』評(アスカ=外部説)を思い出す。そして第一章から第二章への流れに感激する。空想のキャラクターとの生活→他者との恋愛という個人的にハッとさせられる流れは、もしかしたら多くの人が辿る道なのかもしれない……。
2013-12-17 02:04:17おはようございます。 東浩紀『セカイからもっと近くに』4.小松左京の1冊『やぶれかぶれ青春期』(旺文社文庫1975)を推す。戦時下の中学生活について率直に語られた本で、この体験をずっと手放さなかったことがよくわかる。副読本は小熊英二『<民主>と<愛国>』(新曜社)がよい。
2013-12-17 07:23:49現代において「想像力と現実が関係をもつことのむずかしさ」。「日本ではいつのまにか…「現実逃避」ばかりが、創作物に求められる機能に」なってしまったこと。(『セカイからもっと近くに』より)いま一番考えたかった内容。
2013-12-17 09:54:10昨日今日とイベントなかったけど、明日はこれ。お客さんも順調に増えてきた。久々の文芸批評対談。→ 市川真人×東浩紀「本当の文芸評論の話をしよう:ジェンダー、キャラクター、想像力 ――『セカイからもっと近くに』(東京創元社)刊行記念」 http://t.co/d2bE6VjHUc
2013-12-17 12:17:41ここ数年、「小説とかほとんど読まないな」的なひとと話したり仕事したりすることが多かったのだけど(それが悪いというわけではない)、ぼくはもともと文学好きなので、やっぱり小説とか哲学とかの話をしていると楽しい。
2013-12-17 12:19:24市川先生ほんとお忙しいのに......なんかストーカーみたいだな、とか思いつつ明日のゲンロンカフェはすごい楽しみ 「水色本」はもう定着してきてるんですね 創元の船木さん曰く水色はなんとなく動ポモを意識していたんじゃないか、とのこと で黄文字はゲーリアで内側オレンジはゲンロンカフェ
2013-12-17 12:31:05『セカイからもっと近くに』はまだ新井素子の章 帰ったら読み切ろう 『クリュセの魚』にも触れるのか......たいがい書店に平積みされてるから立ち読みをつなぎつないで読了しちゃったんですけど(最悪 買ってこー、文キャン生協ではまだ平積みされてるはず
2013-12-17 12:39:59東浩紀「セカイからもっと近くに」新井素子の章読了。新井が描く家族。血の繋がりのない、無生物とすら結ぶことのできる家族。故に純粋なセカイ系ではない物語。その可能性。また、誤解されやすいキャラクター小説の本当の意味。学ぶべきことがたくさん書かれている評論。
2013-12-17 12:51:17『セカイからもっと近くに』の水色には色々と意図があるようで 本を一つの物語が貫いてるんだなあと 編集者の人も思想があって、そういうの持って仕事してるって格好いい でも僕らみたいな学生だって未成熟とはいえ貫くなにかを持って動かないと、うん 好きなこと消費するだけではなあ......
2013-12-17 17:30:32元長柾木さんが『天国にそっくりな星』(神林長平、ハヤカワ文庫JA、2004年)の解説で記された、神林作品とセカイ系の親和性の高さから考えてみても、「鏡像から生殖へ」から『セカイからもっと近くに』という流れはとても重要な気がします。
2013-12-17 19:00:03新井素子と法月綸太郞と押井守と小松左京の作品を使ってセカイ系の困難と呼ばれる問題の解決を考える。 押井守...『セカイからもっと近くに (現実から切り離され...』東 浩紀 ☆4 http://t.co/SqektV2Nmt #booklog
2013-12-17 19:51:02最近でた『セカイからもっと近くに』の法月論、ここでも小説の「外部」という点が強調されている。解釈(探偵の生き方?)を多層化させていく可能性。きっと東はこの対談を読んでいたはずだし、意識的に使っているのだろうけれど。とはいえ、法月は東のいう「外部」を結果として排除している。
2013-12-17 23:21:45