差別主義という思考誤作動体

差別とは何か、その構造について考察し、全ての差別構造の解析から、全ての差別構造からの脱却をする考察。差別者とは思考誤作動体。
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D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

差別主義という思考誤作動体 社会的に能力や収入に問題がある時、人は能力を勉強によって伸ばしたり仕事を変えたりする。

2013-10-30 23:59:39
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

差別主義者が差別する理由はその大半が実際には大したことのない理由であることが多い。 彼らは理由があるから差別しているのではなく、動機があるから理由をでっち上げて、他人と自分との比較優位性を強調するために差別しているのだ。

2013-10-30 23:59:51
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

動機、それは安心したいからである。 他人と自分との間に比較優位性が確認されるとき、人は他人よりも比較的に生存可能性や社会的安定性などの他人以上の自己確認をするときの安心感を感覚として得る。

2013-10-31 00:00:03
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

そこで、社会的に人を差別することによって、この安心感を得たいという欲求を持っているのだ。 だが本当の社会的安定性は収入であったり能力であったりする。 他人を差別することによってこれらは得られない。

2013-10-31 00:00:14
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

通常差別などをしても社会的安定性は得られない、それどころかむしろそれは差別することによって減退する。 社会的安定性を得ようとするなら通常学習や仕事の変更などによる自己の能力地位向上に時間やなどを使う。

2013-10-31 00:00:29
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

しかし差別者はこれらを行うのではなく、他人との些細な差を強調することで心理的安心感を得ようとする、だけで終わってしまう。

2013-10-31 00:00:40
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

つまり、学習や能力向上などへの忌避から、その代償行為として、自己と他者との違いを強調して、比較優位性確認の安心感をかりそめの形で得ることで、自己への不安や問題への対処をすりかえているのである。

2013-10-31 00:00:51
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

つまり、差別するのは、直接的自己能力と社会的安定性の不安を直接払拭せず、代償行為で感覚的にすりかえて安心しようとしているに過ぎない。 そしてもちろんそれらの差別行為で社会的安定性や収入などの問題が解決するわけではない。

2013-10-31 00:01:10
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

それを、これらの人々は、さらに混乱して、学習や仕事の変更などで解決するのではなく、より差別的になって比較優位性の確認による安心感の(間違った理由と構造による)心理的発生で払拭しようとしているのだ。

2013-10-31 00:01:23
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

しかし差別してもこれらは解決しない。 そして差別者は直接的に問題解決せず、ますます代償行為にはまっていく。 つまり、社会的安定性などの問題を直接解決しようとしないで差別行動でかりそめの安心感だけ得ているに過ぎないので、ますます泥沼に入る悪循環を起こしているのだ。

2013-10-31 00:01:35
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

つまり差別主義の構造とは、社会的安心感の獲得行動を代償行為による間違った方法で行うことで、より悪循環を起こしているという、思考誤作動体なのである。

2013-10-31 00:01:46
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

他人を些細な理由で差別し捏造理由による自己の比較優位性を確認したところで、その本人の収入などが向上するわけではない。 また理由も無理やりなので実際性がない。

2013-10-31 00:01:56
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

そこでその論理破綻を取り繕うために、暴力で論証しようとする。 そして暴力連鎖に陥りますます悪循環に入るのだ。

2013-10-31 00:02:17
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

通常 収入が低かったり社会的安定性がない→では努力しよう。

2013-10-31 00:02:36
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

思考誤作動体(差別者) 収入が低かったり社会的安定性がない→では努力しないで、他人を差別し自己の比較優位性を確認して生まれる安心感に浸ろう→しかしそれは無理やりのこじつけに過ぎないため続かない→これを無理やり続

2013-10-31 00:02:51
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

けようとして暴力を用いる→差別しても収入や社会的安定性は拡大しない→では更に努力しないで、他人を差別し自己の比較優位性を確認して生まれる安心感に浸ろう→ますます悪循環。 このように、差別主義とは、思考誤作動体のことなのである。

2013-10-31 00:03:04
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

例 あるスポーツ選手がオリンピックで優勝する。 ↓ その選手を生み出した国はすばらしいと考える。 ↓

2013-10-31 00:03:23
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

これは詳細に述べるとその選手を生み出したトレーニング教育がすばらしいといえるのである。 もちろんテレビなどで見ただけの赤の他人とは関係がない。 ↓

2013-10-31 00:03:36
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

ところが差別者は、このような他人の業績をもってまずその民族国家人種がすばらしい、という推定を持ち、そこから、同じ民族国家人種の一人である自分も誇らしくすばらしい、と考える。

2013-10-31 00:04:04
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

冷静に考えればこれはまったく知らない赤の他人の業績を元に自分の能力評価を無視して自分をすばらしいと錯覚する演繹的錯覚構造である。 ↓

2013-10-31 00:04:08
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

そして差別者は、要は他人の業績による国家民族人種評価というマクロ評価を借用する形で自己を評価し、そしてそれを理由に弱者や被差別者に暴力的対応を取る。

2013-10-31 00:04:19
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

これは、要は差別者が、他人の業績を国家民族人種というマクロベースの推定範囲にもってきて、それと共通だからということで、同じ国家民族である自分は他人を攻撃できる、という錯覚を持つ構造である。

2013-10-31 00:04:29
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

冷静に考えれば、いかにすばらしい同じ国家民族人種の人の業績があったとしても、それは他人の評価と業績であって、自分の能力評価ではないのに、ここを差別者は混同することで、他人への暴力への正当化理由としているに過ぎないのである。

2013-10-31 00:04:41
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

彼らは理由があるから差別しているのではない、暴力と差別を正当化したいがために、理由をでっち上げているに過ぎない。 問題なのは、このようなことをしている差別者たち自身が、このような認識の錯誤を自分たちが起こしているという自覚能力に欠けているということである。

2013-10-31 00:04:53
D MITO AUTHOR D みと 作家 @DirectMito

差別されているものは自分を責める必要はない、差別者たちが差別の正当化に使う理屈はすべて、誤解と錯覚に過ぎないのだ。理由が正当だから差別しているのではないのである。彼らは思考誤作動体なのだ。

2013-10-31 00:05:05