【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】

宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。
17
島薗進 @Shimazono

1【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】10/25国連総会討議より。http://t.co/kfqD5to0en この委員会を先進国以外に広げるという問題(ジブラルタル問題)以外に、ヨーロッパ連合、ウクライナ、アルゼンチン代表の発言に注目。

2013-11-04 08:55:01
島薗進 @Shimazono

2【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期に…理由】福島の放射線影響については、まだよく分かっていないということを明示すべきだということ、とくに子どもに対する影響は見守る必要があるということが主張されているらしい。 http://t.co/kfqD5to0en 

2013-11-04 08:56:04
島薗進 @Shimazono

3【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】ヨーロッパ連合を中心に、甲状腺がんを初めとして子供への影響が出てくる可能性を否定できないという声が強かったためではないか。そのことについてさらに検討が必要と。http://t.co/kfqD5to0en 

2013-11-04 08:57:31
島薗進 @Shimazono

4【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】日本の高橋直樹参事官の言明の詳細はこちら→ http://t.co/G7M49vPzRi 作業員の内部被曝線量評価について日本側が過小評価していたことへの弁明。日本のマスコミを非難しているのは笑える。

2013-11-04 08:57:53
島薗進 @Shimazono

5【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】同委員会に福島の作業員の内部被曝について過小評価されたとの記述があるらしい。それに対して日本は反対している。これも争点の一つであるらしい。日本政府は外部被曝は適切に評価していたと書きこんでほしいのか?

2013-11-04 08:58:18
島薗進 @Shimazono

6【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】高橋参事官は、作業員の内部被ばくについては過小評価と過大評価の双方があるので、国連科学委員会は日本政府の過小評価だけを指摘するのではなく、バランスをとってほしいと要請すると述べている。何とか挽回を画策。

2013-11-04 08:58:42
島薗進 @Shimazono

7【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】CARL-MAGNUS LARSSON議長は甲状腺がんは他地域でのスクーリニングの結果と矛盾しないと述べている http://t.co/kfqD5to0en がこれは勇み足。日本側委員の主張を鵜呑み。

2013-11-04 08:59:24
島薗進 @Shimazono

8【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期…主たる理由】他地域の検査というのは千葉大や岡山大の学生の調査結果を指すのだろうが、それによって甲状腺がんの多発が否定できるほどのものではない。たとえば津田教授の異なる見解がある。http://t.co/XywIHVOAAt

2013-11-04 08:59:57
島薗進 @Shimazono

9【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】またコメントしていない国々があるが、ある著名なヨーロッパの専門家によるとそれは国連科学委員会の報告書案に満足していないためではないかとのこと(私的やりとりから)。日本代表らが描いたシナリオが崩れている。

2013-11-04 09:06:56
島薗進 @Shimazono

10【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】中国代表の声明と日本の高橋参事官の声明の日本語訳を @YuriHiranuma さんが作ってくれています。http://t.co/syZ9ykWjVg 中国側は日本の国際的な情報提供の不十分さを指摘。

2013-11-04 10:10:08
島薗進 @Shimazono

11【国連科学委員会の福島原発災害についての報告が延期になった主たる理由】 @YuriHiranuma さんのご教示によると、7,8の他地域の検査というのはやはり3県対照調査とのこと。それによって甲状腺がんの多発が否定できるほどのものではないのは同じ。というかもっと無理な論。

2013-11-06 10:17:37
島薗進 @Shimazono

12【国連科学委員会の報告が…】参) @YuriHiranuma 「事故の影響を受けていない地域での同様のスクリーニング・プロトコールでのデータから、福島県の小児において明らかに増加している検出率は、放射線被ばくと無関係であると暗に示される。」とUNSCEAR報告書パラ42で…

2013-11-06 10:18:54