清谷信一氏の「陸自の戦車は300両よりもさらに減らしていい」という意見に対するおたべ氏(kyuumaruTK)の反論
1.推論及び考察 これら戦訓を踏まえた場合、襲撃を企図する遊撃部隊に極めて多大な負担を強いる戦車の存在は、襲撃対処という環境下でも有効であり、結果として Zero-casualtyの実現、コンボイの輸送するLOG Packageの健在性が極めて高まるため、
2013-11-13 18:56:302.敵潜伏地域における掃討戦状況 資料として存在する、M2A3騎兵戦闘車による随伴の場合とM1A1HA/M1A2SEP(TUSK/TUSK2)による随伴直協の比較を行い、戦車が軽装甲AFVに対して優越する点を検証する
2013-11-13 19:00:12@kyuumaruTK これで例示される状況を日本に当て嵌めて考えると、単なる輸送コンボイだけでなく弾道弾迎撃ミサイル/SSM部隊の様な、その存在自体が政治的意味合いを持つ高価値の資産に対しても同種の護衛を行う必要があるような気が
2013-11-13 19:12:42あーさっきの護衛の話だけどどこでもかしこでも戦車ついてるわけちゃうよアメちゃんでも。 グリーンゾーンは普通に車輌隊巡察やね。
2013-11-13 19:18:36@kyuumaruTK あくまで一般論ですが、ご存知の通り稼働率・燃費のよろしくない戦車がコンボイ護衛に当たっては兵站負担が増えますし、ロジスティックは重量増に対するロケット燃料のように増えます。ゲリコマの戦略目標が負担増にあるなら、程度を問わねば達成されているかもしれないですね
2013-11-13 19:23:34@huyuhutaru どこまで強行するか、というのは兵站活動の焦点の一つですからねぇ。MBTの積極運用はあくまでもゴルディアスの結び目めいたワイルドな手段ですな。
2013-11-13 19:31:35@kyuumaruTK ですねえ。悪くはない手段なのですがお財布と人命の天秤で釣り合いを探す難しい議論を呼ぶと思います。 それはそうとフォローありがとうございました。以前から軍クラ皆様の議論は楽しみにさせていただいてました。
2013-11-13 20:05:092(1)M2騎兵戦闘車グループによる随伴 これは、機関銃チーム、ジャベリンチーム、ライフルチームを基本単位とする歩兵部隊が自隊輸送手段として保有するM2戦闘車を支援に転用するパターンであり、 歩兵部隊の単独行動時の基本パターンでもある。
2013-11-13 19:32:20戦闘様相としては、PGM弾のレーザ誘導と過大な歩兵火力による制圧を軸に距離を詰めた歩兵チームがM2の側背をカバーできる『射撃陣地』を敵側に押し込み、 この突出部にM2が進出、25mm弾やTOWミサイルによる敵火点破砕を行い、歩兵がClearしラインを確保というパターンが多い。
2013-11-13 19:32:54しかしながらM2は基本フレームがアルミ製であり、基礎防護力に重大な不安を抱えるため、重ERAの完全装備によりDshKやRPGに対する防御を行っている。 また、これら火器に対し射程で優越できず、センサも限界があるため敵散兵による攻撃がる場合、発見・反撃・生存が難しい。
2013-11-13 19:33:25なにより、敷き詰められた重ERAはM1のTUSKキットの比ではない爆轟を発するため歩兵チームの接近が不可能に近い。 つまり盾には使えないのである。 隊列としても歩兵チームの後ろに追随する形が基本となる。
2013-11-13 19:33:43付記:ストライカーチームのMGSユニットの場合 ストライカーMGSシステムは飽く迄『Self-propelled GUN』である。
2013-11-13 19:44:05また、装輪式APCの車体に無理矢理砲をbolt-onしているため走行装置はギリギリで、そこにスラットアーマー等の付加生存装置が追加されているためエンジンの余力とサスペンションは結果として極めて貧弱で、少しでも路面が悪いと非常に低速である。
2013-11-13 19:44:38その上、これは装輪APCと同じかそれ以下の生存性しか無いため、敵の火力に対しては極めてSensitiveに扱う必要がある。 その運用においては上記の旨を常に留意すること。 付記終わり。
2013-11-13 19:44:54歩兵部隊に増強として戦車が随伴し、これの直協を行う場合、戦車は歩兵と無線の周波数を合わせ、 または車外電話で(TUSKキット構成品)、あるいは肉声、手信号や弾着表示で連携をはかり、歩兵の発見した脅威に対し攻撃を行う。
2013-11-13 20:06:33