シンポジウム『都市ソラリスへ』

軽くまとめただけです。 詳しい案内は以下です。 2013年11月23日(土)14:00~ http://www.ntticc.or.jp/Archive/2013/ISOZAKI_symposium/index_j.html 続きを読む
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田中 純 / TANAKA Jun @tanajun009

ヴィジターズに関わった関係から、会場に来るように誘っていただきましたが、行けませんでした。USTも見ていない。

2013-11-23 21:57:03
田中 純 / TANAKA Jun @tanajun009

なので、事情はよくわかりませんが、海市の構造は結局政治体制の4モデルだったのだろうと思っている。たったひとりの皇帝の夢=墓としてのプロトタイプ、群雄割拠の都市国家群からなるシグネチャーズ、次々に先行者の首を切り落とす革命恐怖政治のヴィジターズ、そしてアノニマスな群衆の民主主義?

2013-11-23 22:01:01
田中 純 / TANAKA Jun @tanajun009

しかし、その4つのモデルをさらに統括している審級があったわけで、それがデミウルゴスということなのだろう。誰もそのデミウルゴスの上には立てない。

2013-11-23 22:03:15
田中 純 / TANAKA Jun @tanajun009

皇帝にさまざまな都市を物語るマルコ・ポーロのように、超都市を寿ぐ役目を「翁」として務める──というのは良くできた偽装のアイロニーで、デミウルゴスはやはりデミウルゴスであり続けているという印象。外野のただの印象です。

2013-11-23 22:06:56
田中 純 / TANAKA Jun @tanajun009

ソラリスが記憶を反映して物質化する海なのだとしたら、都市ソラリスとはそれこそ蜃気楼=海市なのだろうし、いかにもタルコフスキーらしく、決して戻れぬ故郷としての都市へのノスタルジア、その逃れ去る残像か。都市とは想い出ならずや・・・

2013-11-23 22:11:48
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

今日のトークイベント、磯崎さんが結論が出ないように、話題が拡散するように、というご希望通り、拡散した感じで終了。データの海から意識をどう取り出すかという課題設定はできたから、話題は広がったけど課題は絞られた感じだった。

2013-11-23 21:55:34
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

台本なし、議事なし、司会進行なし、大勢が集まって自由に話し、渦のようにグルーヴが生まれて最後は会場全体が一体感に包まれて終了、みたいな議論ってみんな夢見るけど、出会ったことはほとんどない。どうやったらできるのだろうね。

2013-11-23 22:00:16
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

実際はシンポジウムでも会議でもワークショプでも、綿密な構成と議事次第とてきぱきとした司会がいて、ようやく話らしい話ができるというのが実際のところ。実に難しい。

2013-11-23 22:02:51
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

大勢の建築家が集まったこの夏の小豆島建築ミーティングも、最初は家成さんが各自が自由にしゃべりたいことを〜と言っていて、最初はそうかと思っていたのだけど、よく考えるとそれはまずいということになり急遽議事をまとめ、構成を練り、司会を買って出た。結果は大成功。

2013-11-23 22:10:42
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

もっとも、議論によく慣れた人たちできちんと集中すれば即興で盛り上がるような議論をすることもできるだろうし、練り過ぎて予定調和になるのは寒い。

2013-11-23 22:12:15
siskw @siskw

今日のICCの感想。まずはシンポジウムの構成から。司会のICCのの人が、展示についての説明をし過ぎたのと、磯崎さんを重要視し過ぎた印象。最後の方に藤村さんが砂山さんにコメントした部分があったのだけど、あんな感じのアドバイザーとアーティストとのやり取りをもっと見たかった。

2013-11-23 22:33:06
siskw @siskw

磯崎さんが、95年を境にしたアナログとデジタルの思考の違いについて話してたけど、今日のシンポジウム自体がそこでいうところのアナログ感であったのがもったいなかった。磯崎さんの口から出る言葉は面白いのだけど、それをやるセッティングじゃなかったというか。せっかく円形だったのに。

2013-11-23 22:35:25
siskw @siskw

アーティストの方の作品構想の話は、自分の興味との差はあれども非常に面白かった。平山さんが挙げていた「祝祭性」や市川さんが構想していた作品の中に出てくる1000人のエージェントは、ひのさんの指摘したミクロを超えてマクロを思考するためのファクターとして重要になってくると思う。

2013-11-23 22:38:44
siskw @siskw

port Bの高山さんの、今フェスティバル・トーキョーFTで行われている東京ヘテロトピアと、松川さんのアーキトローム(?)の話は、痕跡や生成と評価という違いはあっても、そもそも想定される密度の高さが東京的なものであり、その「濃い」状態がおそらく超都市の性質を意味するのかなーと。

2013-11-23 22:41:54
siskw @siskw

hclabの方たちによる、都市を解析するという話と、ライゾマティクスさんによる身体のログを取るという話は、解析する変数の置き方が何かしら多数あるという点では、おそらく超都市的なのだけど、どういったものが見えるのかイマイチつかめなかった。変数の設定と表現の仕方で無限の可能性が…。

2013-11-23 22:45:27
siskw @siskw

砂山さんたちの「私とあなたの間のアルゴリズム」というのは、ミクロよりの設定なので、そこから都市までどう広げるのか楽しみにしてみる。表れる複数の間アルゴリズムの相対化とか…?

2013-11-23 22:47:45
siskw @siskw

ICCの都市ソラリスとは何かという問題に対して、今日の話も踏まえてざっとキーワードを書いてみる。ひとつ目は、アーキテクチャの変遷。磯崎さんはアーキテクトの職能という感じで問いかけるけど、それは職能にすれば必ずそこで可視化されるから。シチュエーションルームについて考える必要がある。

2013-11-24 03:09:54
siskw @siskw

ホワイトハウスに戦略室があるのは今に始まったことではないわけで、なぜ中東侵攻時のビンラディンへの攻撃を見守るオバマをはじめとする閣僚(?)の写真にアーキテクチャが潜むのか。前時代と異なる点のひとつは、現地とリアルタイムで繋がっていること。もう一つは政府が直接発表できること。

2013-11-24 03:12:35
siskw @siskw

これまでならば、戦況は誰かがまとめてから報告していただろうし、写真はマスメディアに渡ることで広まっていた。つまり、ネットワークによって、誰かによる情報の編集への介入が著しく減り、権力者がダイレクトに情報を出せる。結果として、そこへの編集体制の構築がアーキテクチャとして必要になる。

2013-11-24 03:17:59
siskw @siskw

権力者による情報の発信の構造を作ること、これがアーキテクチャに他ならないのではないか、という話なのではないだろうか。

2013-11-24 03:19:55
siskw @siskw

ふたつ目に気になったのは、西洋市民社会の概念が日本社会でどのような変遷を経たのか、という話を抑えるべきではないかということ。

2013-11-24 03:22:57
日埜直彦 @naohikohino

今日は珍しく文脈整理なんかやってしまったな。結果的には要するに持ち寄りパーティーだったんだから要らんかったかもしれない。それにしても磯崎さんてほんとに若い人の話聞くの好きだよね。僕らなんかより全然年上の方達からはじまってこうやってきているんだもの。

2013-11-23 23:08:56
日埜直彦 @naohikohino

ともあれ、なんでもいいからちゃんとしたコンセプトに届くものがなんか一個出てくれば良い。うまく翻訳してやればその気配はないでもないと思いました。ひとごとみたいに言ってちゃいけないんだけど。「都市ソラリス」:http://t.co/8wfVgZ1Uvb

2013-11-23 23:11:53
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

磯崎さんの文脈によれば、20世紀から21世紀への大きな変化が、大都市から超都市への変化です。全地球の都市化。その状況に今回の「都市ソラリス」=地球が重ね合わされている。言うまでもないことと思ったのですが、あえて。そのあたりの状況は、磯崎新建築論集第2巻に詳しく書かれています。

2013-11-23 23:34:16
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

もちろん、これは直前のリツイートの田中純さんにあてた内容ではなく、本日のシンポジウム全体にあてた内容です。ちなみに僕は大学院1年だった16年前の海市展で、田中純さんのチームに加わらせて頂いていました。同じ場所でこのような会に加わらせていただいていることが感慨深い。

2013-11-23 23:45:50
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