続々:コーヒーのサードウェーブを正しくとらえるには?(y_tambe氏によるコーヒー史概論とQ&Aと突っ込み)
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@SankichiMurata ヨーロッパへの伝達。(1) イエメンからの海路(おそらくオランダ経由)でイギリス。 (2) トルコから地中海通って、イタリア→フランス南部、(3) トルコ大使が直接パリに (4) ウィーン包囲戦のときトルコからの戦利品(コルシツキー)
2013-11-27 11:37:06@SankichiMurata ヨーロッパで最初にカフェ(コーヒーハウス)が栄えたのは、ご存知の通りイギリス。その次がフランスですが、フランスは当初、南部から(おそらくパリまで)伝わってはいたものの、なんというか、庶民的なイメージであんまり広まらなかった(続
2013-11-27 11:39:00@SankichiMurata 承前)ところが、トルコ大使がルイ14世のもとに来たとき(トルコとフランス両国はオーストリアに隣接してて、トルコがオーストリアに喧嘩売ろうとしてた時期で、「敵の敵は味方」の関係)、ベルサイユ宮殿にしばらく滞在したとき、上流階級に振る舞った(続
2013-11-27 11:43:12@SankichiMurata 承前)すると、貴族たちの間で「オリエンタルでエキゾチックなエクスペリメンツ」とばかりに(?)受けて、この大使の部屋に招かれてコーヒー呑ませてもらうのが上流階級のステータスに。あとは、貴族の真似したい人達へと広まっていき…これがフランスの普及で本流。
2013-11-27 11:46:41「ウィーンでのコーヒー」で思い出したけど、今「サードウェーブは日本から」でしばしば話題になる、ジェームズ・フリーマンの「ブルーボトル・コーヒー」。この店名からすぐに「あ、コルシツキーの店から取ったのね」と連想するのが、教養あるコーヒー屋(違
2013-11-27 11:57:23自分とこのスタイルをどこの国に行っても押しつけるスタバ方式と、その国の実情に合わせて入り込んで行くネスレ方式があるのではないかと、私は思う。
2013-11-27 12:10:52さらに教養あるコーヒー屋は、「洋服の青山」や青山学院大、青山テルマの名前をみて「ああ、ブルーマウンテンから取ったのね」と…(違
2013-11-27 12:16:35@hyaqtoh 「今後それに近い展開」というか、それを実際にやったのがアメリカのスペシャルティ。で、今それをやっているのが、韓国。
2013-11-27 12:22:53確かにブルーマウンテンだが今まで意識したことがなかったw RT @y_tambe さらに教養あるコーヒー屋は、「洋服の青山」や青山学院大、青山テルマの名前をみて「ああ、ブルーマウンテンから取ったのね」と…(違
2013-11-27 12:23:26ただ、アメリカはアメリカで、20世紀初頭の「古き良き時代」…ユーカーズが記してるように、多様性のある(=アメリカン一辺倒でない)時代を省みようという動きがあんまりないので、そういう意味では日本と対して変わりはないのかもしれないのだけど。
2013-11-27 12:27:40あとまぁ、アメリカのスペシャルティ業界も「とりあえず何でも取り入れて…」という姿勢を見せつつ、最終的には自分たちの主張を「これがグローバリゼーションの結果です!」とばかりに見せつけてくる部分が大いにあって。まったく油断も隙もないのだけど、そこらへんが何とも上手いなあと思うところ。
2013-11-27 12:34:05まあなんだ、よく「国際交流」の話とかで言われることだけど、外国の人達に混じって話をするとき「日本の文化とか歴史、伝統を紹介できる」ということが重要なわけで。コーヒーの「グローバリゼーション」を本当に目指すんなら、まずそういうのが必要という話になるわけですよ。
2013-11-27 12:45:36@y_tambe 韓国は念頭にありましたが、なるほどアメリカもそうですよね。
2013-11-27 12:47:58@hyaqtoh 当初のSCAAの動きは、本当になりふりかまわないというか、コーヒー以外にもワインその他からでも、いいと思ったアイデアはどんどん採用してましたよね。ヨーロッパは、それを割と冷ややかに見てたけど、結果的に今のアメリカの勢いはそこから生まれたわけですよね。
2013-11-27 12:51:26@y_tambe それは、海外で仕事してると思いますね。強烈に、自分は日本人だという自覚を持って、日本人としての個性を出していかないと、むしろ仲よくなれないし、ネゴでは やられっぱなしになります。
2013-11-27 12:53:17