ゲームAIラウンドテーブル・オン・ツイッター第34回 「クラウド時代のゲームAI」
#gameai_rt34 しかし、クラウドのような形でリソースががある、ということと、ローカルにある、ということは意味が違うかもしれません。
2013-12-06 23:42:40#gameai_rt34 では、ここで一つ次の問題を考えてみましょう。SimCity がクラウドによってどのように拡張化可能か。
2013-12-06 23:43:41演算能力は拡張されてもラグは必ず発生するから、特にリアルタイムのゲームでは使い所が難しそう #gameai_rt34
2013-12-06 23:45:21#gameai_rt34 クラウドに一つの予感として、SImCIty のような一つの世界が、MMOのような共有世界ではなく、個人の世界を皆が共有できるようになる、というイメージがあります。
2013-12-06 23:46:45#gameai_rt34 これまでは共有世界があるだけでしたが、個人がSimiCity のようにサーバー上に街を土地を持つようになるでしょう。それはセカンドライフとは似ていて少し違う。
2013-12-06 23:47:13#gameai_rt34 セカンドライフで土地を持つということ、UOで土地を持つことは、共有世界の中に私有地を持つことです。しかし、クラウドでは、個人がそれぞれの世界を持つことも理論的には可能です。
2013-12-06 23:48:28#gameai_rt34 それぞれが蛸壺のように世界を持つ世界で、ゲームはどのようになるか一度考えてみましょう。
2013-12-06 23:50:11#gameai_rt34 かつてホームページには WebRing というコンセプトがあって、自分のホームページから他のホームページへのリンクがあり、そこからその先へのリンクがある。そうやって、リング状に仲良しの仲良しのページがつながって行く。
2013-12-06 23:53:06#gameai_rt34 この WebRing は、同じ何らかの名前で統一されているので、同盟めいた気分があるわけです。今なら、SNSでいいじゃん、ということになりますが、当時は mixi も facebook もありませんでした。
2013-12-06 23:54:24ネット上に散らばっている情報をあたかも個体の知識のように使うのはあるけど、それだけではつまらないので、それをもとにした新たな情報(噂とか、勝手な造語とか)をネット上にフィードバックしてしまうとか…そしてその新情報を別のAIが適宜利用。 #gameai_rt34
2013-12-06 23:54:36#gameai_rt34 このWebRIng の中で、自分のサイトをドラクエのマップのように作れるサービスがありました。それぞれの人が自分のホームページ内に、マップを作り、入り口と出口があって、出口まで行くと、他の人のマップへリンクするようになっていました。
2013-12-06 23:55:41#gameai_rt34 そうやって、人のマップからマップへ、RPGの世界観を旅して行くことができました。ゲーム性はないので、それだけなのですが、たいへん楽しかった記憶があります。
2013-12-06 23:56:22ユーザーが「世界」を作り得るのか、クラウドが集約するデータは「ユーザーが創造した世界」たり得るのか。どこまでクラウドに影響を与えうるのか? ユーザーによってゲームが改変可能なゲームは、果たしてゲームたり得るのか。そこが気になります。#gameai_rt34
2013-12-06 23:57:42#gameai_rt34 もし今、このサービスをクラウド上でするとすれば、より大きな3Dの空間を旅することになるでしょう。15年前と違って、モンスターも、AIも、より強力に使うことができます。
2013-12-06 23:58:19#gameai_rt34 これは、クラウドの後ろ盾があれば、UGCで、RPGの無限世界が構築できることを意味しています。
2013-12-06 23:58:32SimCityみたいなゲームだと、町全体の構造からカフェのコーヒーカップの模様の様な細部までどんどん降りていっても、プロシージャルで生成されるとか。 #gameai_rt34
2013-12-06 23:59:14#gameai_rt34 今度は別の例を思い出してみましょう。これも2000年ぐらいに、マイクロソフトのプログラミングコンテストで「テラリウム」というコンテストがありました。
2013-12-06 23:59:41そして一端生成された物は他のプレイヤーのゲームでも利用されるので、自分のブランドを立ち上げて他のプレイヤーにも使って貰えるとかどうでしょう? #gameai_rt34
2013-12-06 23:59:51#gameai_rt34 「テラリウム」の仕組みを簡単に説明します。これは生態系プログラミングコンテストで、まず自分のパソコンで、昆虫のAIをプログラミングします。だいたい書ける部分が決まっていて、サンプルの決められた関数を書き換えます。そして、自分のPC上の平原に解き放ちます。
2013-12-07 00:03:19#gameai_rt34 平原内には、草が生えていて、草食動物はそれを食べるし、肉食動物は草食動物を食べます。そして繁殖して行きます。これだけなら、普通の水槽ゲームです。
2013-12-07 00:04:17#gameai_rt34 久しぶりに参加。クラウドがAIに提供出来る事で、最大の利点はやっぱり"経験の共有"とだと思います。それはクラウドの利点では無いですが… なんにせよ、ネットワークで情報を共有した上で何かを決定する事は、シングルより良いでしょうね。
2013-12-07 00:04:39分散コンピューティングも単なる計算リソースとして、というのもそのままではちょっとつまらないので、利用したリソースによってそのリソースに紐づいた「癖」なんかが加味されたりするのはどうだろうか #gameai_rt34
2013-12-07 00:04:56