丹生谷貴志ツイートまとめ(2013年12月)

丹生谷貴志氏の2013年12月分のツイートをまとめました。
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nibuya @cbfn

って、別に大仰なことを言いたいのではなく、「大江×村上春樹」対談とかがなんか想像しづらいのは何ででしょう、といった程度の事です。おそらく明治以降もっとも「作家人口」が膨脹した時代なのに、なんかシンとしている感じがしてならない・・・といった無根拠な感じに過ぎません

2013-12-30 10:40:17
nibuya @cbfn

もっともこの感じは日本に特異という訳ではなく今や例えば米国やフランスでの似たような感じがしないでもない。まあ全てが良くも悪くも天空の星みたいにバラバラに光ってそれぞれ孤独・・・は美化し過ぎでしょうがそこに無理に星座を構想する気力がなくなっているのはこちらの衰弱と言われればそれまで

2013-12-30 11:20:14
nibuya @cbfn

まあ、例えばテリー・イーグルトンの或る時期からの「ポストモダン状況批判」の論調、さらには一種の「真理実在論」、「宗教の呼び起こし」の強調は、或いは「星座を構想すること」への切迫した励起である・・・以上に、彼の孤独を逆に感じたりします

2013-12-30 11:32:58
nibuya @cbfn

安岡章太郎さんが遠藤周作さんおよびその親友の司祭さんの勧めに「よって」であったにしろ晩年近くにおいてカトリックだったこと・・・ここから逆に「カトリック文学」として安岡さんの全仕事を見るというのは無論「批評的遊戯」かもしれませんが無意味だとも思えない。或いは大岡さんに於ける「神」?

2013-12-30 11:39:14
nibuya @cbfn

美術史の必要ために、昔々の話ですが僕はキリスト教、イスラム、ヒンドゥー、仏教etcのあらかたの基礎書を読み漁ったことがあるのですが(結果美術史から外れてしまった)ともかく今はさっぱりそれが残っていない(?)という現実は、自己反省・・無駄な努力だったのかと忸怩たる思いがしなくもない

2013-12-30 11:48:01
nibuya @cbfn

・・・という訳で、年末(!)はラゲエ訳の黙示録でも音読再読? って、そりゃあんまりだ。

2013-12-30 11:49:27
nibuya @cbfn

石川淳さんは「アナーキスト−無神論」を堅持した(?)が、本質にカトリックへの傾斜を潜めていた事は誰もが知ること・・或いはフーゴー・バルのカトリックへの帰還・・。ナンシーやミシェル・アンリの・・その他その他。僕自身は何を間違っても宗門に入ることはないでしょうがこの事態には注視します

2013-12-30 12:20:46
nibuya @cbfn

・・・僕はジョイスは読まず嫌いで来てしまったので(彼の戯曲とか、ネチネチした優柔不断に思えて面白いと思ったことがない)、これはマズいのかと一応反省し、『フィネガンズ・ウェイク』の原書を注文、新本で390円です! 僕の英語力では表層的にしか読めないのは確実ですが・・・

2013-12-30 12:38:13
nibuya @cbfn

ちなみに、どうでもいいことですが翻訳では大方持ってますし斜め読みくらいはしたんですが(柳瀬訳を斜め読み可能かどうかはともかく)、どうも結局原書を見なきゃわかんない予感がして・・・当たり前か。駄弁でした。

2013-12-30 12:40:27
nibuya @cbfn

「フランス現代哲学」の或る時期以降の日本での紹介の弱みは紹介者の大部分が文学系出身でともすると「哲学」の基礎部分、神学系譜などの概念部分での把握が脆弱だという点にあったように見える。「哲学」と「思想」の区別がつかないなんてのはさすが改善されたでしょうが意外なところで単純ポカをする

2013-12-30 15:20:54
nibuya @cbfn

これは無論、自戒です。以前も書きましたがヴァレリーなぞを読むのでも、彼が結構「神学的な」概念用法で語を使っているのを見逃してしまう、とか。因に、意外なことに(?)吉田健一さんの哲学用語の用法は結構正確なので、これは中退ながらケンブリッジ大学の基礎素養でしょうか

2013-12-30 15:24:35
nibuya @cbfn

てなことを再度今また言うのは、たまたまクローデルをパラ読みしていて、こりゃ慎重に読まないと、「文学」に流れて「神学的」概念用法を見過ごしてしまう危険が沢山、と痛感したので・・・思いつきで動くとこういうことになる。

2013-12-30 15:28:59
nibuya @cbfn

周知のように、特にツール系の自転車競技は恐ろしくドーピングに厳しいが、一方ドーピングによって何処まで人間の「潜在能力」を拡張出来るかは一つの問題では有り得る訳で、例えばアルコールはポーやらの能力拡張ドープだったかもしれず、アンフェタミンはサルトルの能力拡張に関わったとも言えるか?

2013-12-30 15:35:31
nibuya @cbfn

ってなことを書くと麻薬肯定論と思われてしまうか、実際上LSDやらの幻覚剤から「生み出された」ものに関しては僕はさして目覚ましいと思ったことがないので、薬物がそうした意味での創造性を持つとはぜんぜん思っていない。

2013-12-30 15:48:09
nibuya @cbfn

人間の「能力」の極限値まで賭けた者においてドープが如何なる「補助性」を持ちうるのかということであって、賭けることのない者にとってはドープは要は無益な弛緩耽溺、弱性頽落に過ぎないのはアルコールを見れば分かる訳で・・・ああ、つまらないことを書いてますね。時間潰しでした

2013-12-30 15:55:53
nibuya @cbfn

大瀧詠一さんが亡くなったんですね。未だ、というかずっと、福生に住んでいたんですねえ・・・と・・・。

2013-12-31 15:38:41
nibuya @cbfn

大瀧さんの曲は全て好きですが・・・『はっぴいえんど』はそれこそ福生の匂いを思い出してつらいんで、さしあたりは咄嗟に『夢で逢えたら』をYouTubeで・・・僕の世代だとこれはシリア・ポールさんの版でなければいけないという断固とした理由が・・・あるんですが・・・。

2013-12-31 15:49:59
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