今日のホモ本(159〜194冊目)

「ホモ本」とは、ホモについて書かれている本、ホモが書いた本、ホモ(のキャラクター)が登場する本のことです。 私のやっている(やろうとしているというべきか)「オカマとオカルトの古本屋 オカマルト」の蔵書データベース作成のために、ぽつぽつ更新。新旧硬軟玉石とり混ぜてリストアップ。名著名作から(ホモからしたら)噴飯ものといった作品まで取り上げています。 *レズビアン、バイセクシュアル、TG・TS、女装、少年愛あたりまで、範囲はゆる〜く取り扱います。選択は、非常に個人的、恣意的で偏っています。 なお、一部の作品について、ネタバレもあるのでご注意下さい。
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DQ MARGARETTE @DQ_MARGARETTE

【今日のホモ本】『季刊 南界堂通信』2013年春号 「中高年世代♂♂のライフプランを考える新聞」と銘打たれた、大阪方面で配布されているフリーペーパー。“ゆたか”というのは、こういうフリーペーパーが存在してるって状況だな。内容も豊か。 http://t.co/JyuQ4QJpTn

2013-09-30 22:16:11
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〈続き〉『性病の検査・治療に頼りになる、街のお医者さん!』、宮川康子『江戸の男色紀行〜陰間茶屋』、山田創平『謎解きマップ ミナミ〜上町台地編』、永易至文『老後の来ないゲイはない! 第2回 3つのお金と、誰でもできる貯蓄法」、『熟年世代のための出張診察室+〜射精のタイミング不安定

2013-09-30 22:16:15
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〈続き〉(遅漏)と向き合う』、入江敦彦『入江敦彦の倫敦通信 Vol.2 OR(オープン・リレーションシップとOC(オープン・カスタマー)と私』ほか、収録。 わざわざ@knack79氏が送って下さった。感謝。

2013-09-30 22:16:19
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【今日のホモ本】『季刊 南界堂通信』2013年夏号 『性病の検査・治療に頼りになる、街のお医者さん!』、宮川康子『江戸の男色紀行〜貴人の恋は一心同体』、山田創平『謎解きマップ 上町台地編〜キタ編』、〈続く〉 http://t.co/LFKTtUAIVs

2013-09-30 22:16:25
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永易至文『老後の来ないゲイはない! 第3回 保険料を止めたらゲイの家計はラクになる」、入江敦彦『入江敦彦の倫敦通信 Vol.3 食とプライドと私』ほか、収録。

2013-09-30 22:16:31
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【今日のホモ本】『季刊 南界堂通信』2013年秋号 『性病の検査・治療に頼りになる、街のお医者さん!』、宮川康子『江戸の男色紀行〜歌舞伎に見る性の文化』、山田創平『謎解きマップ 新世界編』、〈続く〉 http://t.co/kXrwAZyJlr

2013-09-30 22:16:35
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永易至文『老後の来ないゲイはない! 第4回 家は買うべし?借りるべし?」、入江敦彦『入江敦彦の倫敦通信 Vol.4 部屋と現実と私』ほか、収録。

2013-09-30 22:16:37
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【今日のホモ本】春日井健『東海詞華集』 昭和56年から57年にかけて『朝日新聞東海版(朝刊)』に連載。大類信『折々のうた』連載終了の後を受け、歌人 春日井が東海地方に関する詩歌を鑑賞、解説したコラム集。 http://t.co/dR8kfRgC1K

2013-09-30 22:19:12
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【今日のホモ本】 昭和29年10月号『風俗科学』 〈同性愛特集〉 西条道夫『男色に関する十二章〜そどみあ達よ、自信を持て!』、宮原弓夫『ある男体秘密記 偽れる肢体(手記)』、露地志野『あるソドミアの落書(告白)』、〈続く〉 http://t.co/7cpdBgHtLe

2013-09-30 22:27:56
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扇屋亜夫『そどみあは行く・その4 彷徨える出発(連載読切)』、収録。 特集記事以外にも、坂ノ上言夫『神殿賣笑の豪華版』中「遊女同士の同性愛」の章、内田敏之『変態賣笑罷り通る』中「同性愛に関する売笑」の章に同性愛関連の記述あり。 〈続く〉

2013-09-30 22:28:18
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他にも、コラム『女装の舞台ショウ』、グラビア『男性ヌード(大庭たかし先生提供)』などの記事も。

2013-09-30 22:28:23
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【今日のホモ本】松田修『日本の異端文学』 『第11章 少年愛の精神史』に30頁も割いており、小見出しに「最初の同性愛者」「罪としての友愛」「同性愛とは滅びの愛」「少年愛のゆくえ」「愛の終わる日」「稚児は神仏の化身」 〈続く〉 http://t.co/Tqvr3ZPXNl

2013-09-30 22:44:11
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「開かれた性愛」「性の国家管理」「若衆愛の実態」「美は有罪である」と並ぶ。 松田修氏が同性愛者かどうか? また、それを記述している文献をご存じの方がいらっしゃれば、ぜひ、ご教示願いたい。

2013-09-30 22:46:24
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満祐をキャップとする赤松一族は、嘉吉元年(1994)六月、足利義教を自宅に招いて暗殺した。…中略…一族のすべてが(もちろん義教の同性愛の対象であった赤松則村とその周辺をのぞいて)今や主殺しのしるし(徴)をしたたかに負っているのだ。(松田修『日本の異端文学』「7 異端の葬列」より)

2013-10-15 13:06:27
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【今日のホモ本】松田修『日本の異端文学』 寛永6年、遊女歌舞伎が幕府により禁止されたため、それと入れ替わるように若衆歌舞伎が隆盛したといわれているが、その解釈でいくと、若衆(少年)は遊女(女)の代替品にしか過ぎなくなってしまう。 〈続く〉

2013-10-23 20:28:35
DQ MARGARETTE @DQ_MARGARETTE

すべての性愛関係を男/女のひな形に押し込めて考えてしまうのは、あまりに異性愛中心主義的に過ぎるのでは……。 かねてからそのことに違和感を感じていたのだが、松田修は『日本の異端文学』「11章 少年愛の精神史」の中で、「倒錯こそが、歌舞伎の原質なのである。」と喝破し、〈続く〉

2013-10-23 20:28:49
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遊女歌舞伎全盛の時代にも性愛を売る若衆がいたことを論ずる。 さらに、慶安5年に若衆歌舞伎を禁じた町奉行 石谷十蔵のエピソードを挙げている。それによれば、十蔵がある宴席で見そめた少年が、浪人小姓というふれ込みは偽りで歌舞伎子であったと知り、〈続く〉

2013-10-23 20:29:04
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〈続き〉怒って、その晩の内に若衆歌舞伎を禁じたという説を披露している。一目惚れした少年が“プロ”だと知っての、逆恨み。踏みにじられた男の純情というオチであった(笑)。さもありなん。さもありなん。

2013-10-23 20:29:18
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ボーイがノンケだと思ってのぼせ上がったが、食われノンケでケツモロ感、自分からチンコを咥えに行っちゃうような変態ノンケだったので、逆上。可愛さ余って憎さ百倍。いきなり売り専取り締まりに乗り出す……みたいなもんか。違う、違う(笑)。

2013-10-23 20:44:07
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【今日のホモ本】ロン・オグレディ『アジアの子どもと買春』 多くの男性ペドファイル(小児性愛者)の少年買春の実態がレポートされている。また、同性愛とペドファイルとの関連についての記述あり。 http://t.co/n3FDzaXjQj

2013-10-08 06:23:57
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【今日のホモ本】エリザベス・バーグ『永い眠りにつく前に』 末期ガンで死を待つルース。身寄りのない彼女を支えているのは、4人の女友達たち。その中の一人、LDは「タフで巨躯のレズビアン」だ。 http://t.co/hpfzu4lnpo

2013-10-08 06:34:03
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【今日のホモ本】中島らも『訊く』 「主治医、毒博士、元アル中からゲイの先生、元プロレスラーまで練達の師を求め中島らも街をさすらう……異色異能対談!」(帯に書かれたコピーより) “ゲイパワーの達人”として、平野広朗(高校教諭)が登場。 http://t.co/60l5FnQl5N

2013-10-08 06:37:58
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【今日のホモ本】別冊太陽『発禁本2 地下本の世界』 「ソドムとレスボスの愛」という章で6頁にわたり同性愛関係の発禁本を紹介している。古くは明治44年『美少年論 一名 同性色情情史』から、ここでも紹介した日沼エイスケ『泥棒日記』まで。 http://t.co/q0thDdtPlT

2013-10-10 07:56:25
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【今日のホモ本】評論集『フェミニズム批評への招待 ─ 近代女性文学を読む』 吉川豊子『「青鞜」から「大衆小説」作家への道』で吉屋信子を取り上げており、「“レズビアン・フェミニズム小説”の誕生」という章がある。 〈続く〉 http://t.co/ysDb0j7k7C

2013-10-10 08:05:53
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〈続き〉 岩淵宏子『レズビアニズムの揺らぎ』では、宮本百合子の『一本の花』を取り上げ、主人公のレズビアンへの傾倒やセクシュアリティの揺らぎについて論じている。

2013-10-10 08:05:55