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「伴走型支援とは何か〜生活困窮者支援の現場から〜」北九州ホームレス支援機構代表 奥田知志氏講演【Twitter実況まとめ】
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kaipapa2shin
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奥田「伴走型の支援は『参加包摂型の社会を創造する支援』である。制度や仕組みを含めてどう社会・社会資源を創造するかというものでないといけない。対:個人で終わる支援ではいけない」 #孤立しない1
2013-12-28 14:16:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「目の前の人にどう関わるか、対人援助は機械のようにはできない。伴走型支援、というのは『伴走している』という状態をあらわすもの。伴走しているということ自体が、「支援」であるということ」 #孤立しない1
2013-12-28 14:18:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「対人支援はキツイ。伴走型とは、状態を指している。今までの支援はメニューを示している。住居を提供した、とか、食事を提供したとか。伴走型は状態事態を支援だと言っている」#孤立しない1
2013-12-28 14:18:52![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「今までの支援は「何を提供するか」という「メニュー」が支援であった。しかし「伴走している」という「状態」が支援であるという「伴走型支援」は、「問題解決をしない」ということも「支援」である、といえる」(!) #孤立しない1
2013-12-28 14:19:42![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「伴走型支援には、それでもいるよ、というのが大切。そして同時に、社会的包摂を考えるときには、それでも復帰したい社会なのか?という視点も大切。」#孤立しない1
2013-12-28 14:21:12![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「僕の本業は牧師。クリスマスの話。イエスが生まれた時に「共にあるもの」と呼ばれるであろうと予言された。今抱えている問題は、かんたんには解決できない。「ただ、そばにいる」状態自体が支援であるというところに新しさがあるのではないか」#孤立しない1
2013-12-28 14:21:37![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「一方で、対:社会 である、社会創造の支援であるということも忘れないでいたい。この社会は復帰したい社会であるのか」#孤立しない1
2013-12-28 14:20:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「『ホームレスを生まない社会になるか』という対社会の視点も大切。社会復帰を支援すると講演では紹介されるが、「復帰したい社会なのか?」と参加者に問いかけるときもある。」#孤立しない1
2013-12-28 14:23:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「社会復帰を助けている奥田と紹介されましたが、『そもそも復帰したい社会なんですか? 歪んだ社会、穴の空いたバケツをそのままにしていたら、困窮者支援が歪んだ社会を支えることの補完物になっていませんか?』と話す時がある」#孤立しない1
2013-12-28 14:23:53![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「伴走型支援における二方面戦略。 1)ひとりの路上氏も出さない 2)ひとりでも多く一日でも早く路上からの脱出を 3)ホームレスを生まない社会の創造 1)2)が対個人、3)が対社会。このバランスが大事。社会ばかりでも個人ばかりでもいけない」 #孤立しない1
2013-12-28 14:22:19![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「いまの社会は復帰したいような社会か。『困窮者の社会復帰支援』だけをしていたら、ゆがんだ社会を補完する活動にしかならない。社会そのものを変える、アドボカシーする活動が大切」 #孤立しない1
2013-12-28 14:24:13![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「ホームレスも個人の問題だと思われてきた。北九州のセンターではホームレスの知的・精神障害の割合は50%くらい。うち知的障害はグレーゾーンで障がい者福祉のセーフティネットにかからなかった人が多い」 #孤立しない1
2013-12-28 14:26:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「北九州ホームレス支援機構では、障害率を毎年発表している。50%ですよ。とても多い。青島元都知事は、『変わった人生観の持ち主』とホームレスのことを称した。それは本人の責任であるという意味。だが、違う」
2013-12-28 14:26:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「ホームレス問題は、社会の問題ではなく個人の問題と言われてきた。でもその方に障がいのあることもある。障がいがあることが小さいときにわからなかったのは本人の問題なのか」#孤立しない1
2013-12-28 14:26:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「小さいころから知的障害がわかりさまざまな福祉サポートを受けてきた人とそうでない人の違いは何か。それはその本人のせいではないでしょう」 #孤立しない1
2013-12-28 14:27:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「ホームレス急増と自殺者急増は軌を一にしていた。北九州市内のホームレスの数1997年(142名)から1998年(236名)に急増」#孤立しない1
2013-12-28 14:29:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「ホームレスにおいてもまさにそう。北九州でホームレスが急増したのは97年~98年。全国の自殺者数が3万人を超えたのと同じタイミング。果たしてこれは個人の問題といっていいのか。97年は山一證券・北海道拓殖銀行の破たん、規制緩和・新自由主義の時代」 #孤立しない1
2013-12-28 14:29:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「ホームレスは好きでやっていると言われてきたけど社会構造の問題。子どもの貧困が言われるが、問われるべきは大人・社会の問題」 #孤立しない1
2013-12-28 14:29:57![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「地域にはさまざざまな社会資源がある。公的機関、自治会、民生委員・・これらの社会資源に伴走しながら本人を結び付けていく。そして、地域にない資源は作り出す。だから、対個人だけでなく対社会の視点をもって「伴走型支援」をすることが大事」 #孤立しない1
2013-12-28 14:31:28![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
奥田「伴走型支援とは。本人と社会資源を結ぶ。加えて社会にないものはつくりだす。差別意識をもたないことも含めてどう伝え、どうつくっていくか。#孤立しない1
2013-12-28 14:31:32