「格差社会」は人々を幸福にしない（リチャード・ウィルキンソン著「平等社会」、読書メモ）

未発育都市 @mihatsuikutoshi

「グリーンバーグ批評選集」は読み終わって、今朝、前に買って読んだ橋本健二著「階級都市―格差が街を侵食する」 http://t.co/yO71Vym8yC を鞄に入れて今少しぱらぱらっと読み返してみたんだけど、結構、重要なことが書いてある。

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ま、今、日本で起きていることは他の先進国と同じである。ニューヨークでも格差の広がりが社会問題の一つとなり、つい最近行わなれたニューヨーク市長選では格差解消を訴えた民主党が約20年ぶりに勝利した。このニュースはあまり大きく報じられてないが、都市問題を考える上では重要だろう。

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「階級都市」化によってもたらされる最大の問題は格差そのものではなく世代間で格差が固定されやすくなるということだろう。前に http://t.co/VaNeiCDOTc で書いた「Bottom to top quintile」のような指標がますます重要となるに違いない。（終わり）

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リチャード・ウィルキンソン著「平等社会」 http://t.co/YXP8gRSOsT でも「効率性」という基準だけを追求していくと、ほかのさまざまな指標が犠牲になりかねないことを指摘しているらしい。「効率性」よりも包括的な新しい指標が求められる。

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「効率性」をないがしろにして経済力ががた落ちするのであれば、「平等社会」を目指す上での前提が維持できなくなるだろう。一方、「効率性」を高めた結果が、富が一部の人（1％）に集中するだけであれば、そんな政策はクソ食らえ！ になるだろう。この矛盾を解く方法が果たして存在するのだろうか。

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リチャード・ウィルキンソン著「平等社会」 http://t.co/YXP8gRSOsT 買ったー。

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経済成長は終わった、物理的な充足を追い求める時代は終わったと言うと、日本ではアホな社会学者らがこれからは心の時代だ、コミュニティライフだという話にすぐ持っていくわけだけど、この本で著者のウィルキンソン氏はそのようなインチキ学者を冒頭でいきなり一蹴しているｗ。

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続き）要するに、そうではないんだ、これからは「平等社会」なんだと著者はこの本で論じているわけです。ま、まだほんの少ししか読んでないけどｗ、この本は間違いなく良書ですね。この本の雰囲気はリチャード・フロリダさんの本に似ているかな。

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ちなみに、僕がリチャード・ウィルキンソン氏の論に興味を抱いたのは、前に読んだ橋本健二著「階級都市」 http://t.co/yO71Vym8yC に少し書かれていたからです。もっと知りたいと思った。

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というわけで、昨日買ってきたリチャード・ウィルキンソン著「平等社会」 http://t.co/YXP8gRSOsT を読む。というか、最初の第1章からすごい衝撃的なことが書いてある。人間社会観ががらりと変わる。

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@etketketketke そうですね。性差の問題は難しいでしょうね＾＾

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@etketketketke この本の「日本語版への序文」では著者は「もし日本が、本当に最も公平な国でなくなってしまったのなら、各種の健康問題や社会について他国よりもはるかにうまくいっているという状態も、遅かれ早かれ、終わりを告げる」と述べてます。（´ω｀）

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さて、読書しよ。リチャード・ウィルキンソン著「平等社会」 http://t.co/YXP8gRSOsT の続きだ。しかし、この本は本当に良い本だ。と同時に日本の社会学者のインチキぶりが際立つなｗ

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「格差の程度を改善するのではなく人々のひがみ根性を直せなどと言いたいわけではない。格差が生む問題に対する解決策は、人々に格差をあまり気にしないようにさせる集団心理療法ではない。最善の対策は、格差そのものの緩和である。」（リチャード・ウィルキンソン著「平等社会」、P.37）

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リチャード・ウィルキンソン 「いかに経済格差が社会に支障をきたすか」 http://t.co/wKagqRGLy4 #TED 「経済格差のデータを図表にし、格差が広がりすぎると健康や寿命、さらには信用のような非常に基本的な価値観などに対する実質的な影響が悪化するのだ」 あとで観る

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リチャード・ウィルキンソン著「平等社会」 http://t.co/YXP8gRSOsT は今、読んでいる最中なのだけど、なかなか刺激的ですね（´ω｀）。時間があれば、そのうちブログにまとめようと思う（たぶんな）

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10＋1 web site｜群像の貴重な証言集めた労作。私たちはその声をどう聞くか──豊川斎赫『丹下健三とKENZO TANGE』｜テンプラスワン・ウェブサイト http://t.co/XeOPFZTbgl 読んだ。

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「（…）このように、丹下と若い世代との間に生じたアンビバレンスには、多くの場合、左派的な社会意識の反復的な再生と挫折が関わっていたように見える」「戦後の丹下は、民衆の意志などはあらかじめあるものではなく、建築家の天才的創造を通してのみ表出されるものだとする立場を、（続く