- gayreiner_bot
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これから街へ日用品の買い出しに行くんだが…お前はどうする?ベルトルト。強いてるわけじゃない……だが、お前も確か、肌着を欲しがっていただろ?
2013-10-29 16:15:53今日は訓練が早く終わった、ライナーに誘われて街に出たはいいけれど……みんなで、て言ってなかったか?まあ…僕は二人の方がいいんだけれど。
2013-10-29 16:54:51ベルトルトに「みんなでじゃなかったの?」と聞かれた、諸事情で二人になった、嫌だったか?と言ったら「ううん、二人の方がいい」と微笑まれた……そんな風にされると、勘違いしちまいそうだ。
2013-10-29 16:56:18ベルトルトは自分で何かを決めるのが、昔から苦手だった。それはわかっていた。だが、シャツ一枚選ぶにも「ライナーはどれがいいと思う?」なんて聞かれてみろ。どんな気分になると思う。
2013-10-29 20:51:24「なぁ、ベルトルト。起きてるか」 「……らいな、なに……眠れないのか?」 「すまん、起こしちまったか?」 「イヤ……ぼんやりしてた所だ。どうしたんだ」 「前に、言っただろ。俺が……」 「男専門ってこと?」 「随分とハッキリ言うな」 「別に……隠すことでもないと思って」
2013-12-06 02:06:53「で、それがどうしたの」 「そうなんだ、ってだけだっただろ。どう思うんだ?」 「どうって……驚いたけど(と言うことは、今までライナーは男の人を好きになったことがある、のか?ずっと一緒にいて全然気付かなかった。)少し嬉しかった」
2013-12-06 02:08:37「……あ?う、嬉しい?(ど……どういうことだ、俺が、ゲイで、嬉しい?)」 「ライナーの、弱みとか、悩みとか……あまり聞かなかったから。いつも僕ばかりで」 「(あぁ……)」
2013-12-06 02:10:14「だから、嬉しいんだ。ライナーは、なんだってライナーだ。世間がどう言おうと、僕は君の良さを知ってるし、味方だから安心してくれ。応援してるよ」 「そうか……ありがとうな、ベルトルト(全く嫌悪感はないようだが……全く意識もされていないようで、嬉しいんだか悲しいんだかわからねぇな)」
2013-12-06 02:11:14しかし、無防備によく寝ているな。昨日起こしちまったから寝不足なのかもしれないが。昨日、ああ言ってはくれたが、その対象が自分だと知ったら……お前はどう思うんだ。ベルトルト。少しずつ、聞いていきたいところだが……あれだけ信頼されていると、この関係を壊すのがもったいねえと思っちまう。
2013-12-07 00:08:43ライナーの好きな人って誰なんだろう、どういう経緯で自分が……その、男専門だって気付いたんだろう。僕にはまだ、わからないことだらけだ。こんなにずっと……長く一緒にいるのに。全然わからないよ……だから、でも、それを教えてくれたことが、とても嬉しかったんだ。
2013-12-08 02:10:38(ズボンを掴まれている。ベルトルトに……危うくこんな所でケツ出すところだった。あぶねぇ……それにしても、懐かしいな。コイツは昔から……それどころじゃねぇな。取り敢えず便所、だ)(指を一本一本剥がして……これでいいな)
2013-12-11 03:57:50(なんだこれは。ほんの数分のはずが戻ってみたらベルトルトが移動しているんだが……俺のベッドに。……寒い。冷え切る前に布団に入ろう、やましい理由ではない。コイツを移動している間にお互い冷えるよりはいいだろう。寝ている人間動かすのは一苦労だしな)
2013-12-11 04:09:17(……まだあたたかい。ベルトルトのにおいがする。隣では俺のにおいに包まれてベルトルトが眠っている訳か。それもすげぇな……昔は普通にしていたことだっていうのに。だめだ、ねむい。もう少し堪能したいところだが……)
2013-12-11 04:13:49(良い夢を見た。干したばかりの布団で眠る小さい僕とライナー。ただそれだけのことなのにとても幸せだと思った。音のない世界に徐々にがやがやと声が入るようになり、僕は目を覚ました) 「寒くなってきて布団から出なくなった分最近は落ち着いてたと思ったんだが」
2013-12-11 06:50:17(何のことだろう、と思い瞳を開ける。エレンとジャン、コニーにアルミンだ) 「……おはよう」 「お、起きたか。おはよ」 「なんで二人はベッド交換してんだ?」 「消灯の時は普段通り、だったよね?」 「え?あ、本当だ……ごめん、知らない」
2013-12-11 06:55:11(もしかして、ライナーも僕と同じような夢でも見ているのかな……故郷の、夢。そうしたら、目覚めた君はきっと、僕の望む…………でももう起床時間だ。起こさないと) 「ライナー、起きるんだ。朝だよ」
2013-12-11 07:05:20「ライナー、今朝ベッド入れ替わってたのって」 「俺が便所に行ってる間に、お前が俺のベッドで寝てたんだよ」 「……そうだろうな、って薄々思ってた。ごめん」 「構わねぇさ(良い思いもしたしな)……懐かしい夢も見れたしな」 「僕もだ」
2013-12-11 12:10:20(ライナーの好きな人……誰なんだ、一体。好きな人が居なきゃゲイだって確信は持てない、よな……此処に来てから、誰かを好きになった、というのか……)
2013-12-12 01:39:31(僕は、何に対してこんなに気になっているんだろう……ライナーが、この……人類を、好きになってしまうのが怖いのか、それとも) 「ベルトルト」 「……ライナー、起きてたんだ」 「眠れないのか」 「昨日すごくぐっすり眠れたからかな」
2013-12-12 01:45:09(本当にそれだけの理由か、何か他に……) 「…………」 「…………ライナー、今……好きな人、は……いるのか?」 「……どうした、急に」 (それに悩んでいたのか?何を、ベルトルトは聞きたいんだ。まさか、俺の気持ちがバレ……たの、か……?)
2013-12-12 01:55:42「イヤ、ちょっと気になっただけだ」 (気になった?俺の好きな奴が誰なのか……まさか、意識されている訳じゃない、よな……) 「知ってどうする」 (知られたくない、ってことはやっぱり……この、兵士の中に?) 「……ごめん」
2013-12-12 02:02:53