- malama_leilani
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中村哲(医師・ペシャワール会)「実は、20年前に初めて現地アフガニスタンに行くまでは、憲法に対して、ばくぜんと「守らねばならぬもの」と感じていただけでした。ですが、現地では、その後ずっと、我が身の方が「憲法9条」に実際に守られてきたことを肌身に感じています」
2014-01-07 22:48:51中村哲(医師・ペシャワール会)「つまり、実際に、戦争をしない国・日本の人間である、日本人である、ということに守られて仕事ができた、ということが数限りなくあったのです」
2014-01-07 22:49:11中村哲(医師・ペシャワール会)「9条を変えて「軍隊を派兵出来る普通の国になるべきだ」という論理の、その「普通の国」の意味がよくわかりませんね。そんなことを言うのは、“平和ボケ”した、戦争を知らない人たちの意見なのではないでしょうか」
2014-01-07 22:49:31中村哲(医師・ペシャワール会)「改憲したい、と言う人々は、戦争の実態を、身をもって体験していない人なのではないか、と思いますよ」「よく理想だけではやっていけない、ちゃんと現実を見なければ、と言いますが、それこそが“平和ボケ”の最たるものです」
2014-01-07 22:49:52中村哲(医師・ペシャワール会)「それは、マンガや空想の世界でしか人の生死の実感を持てない、想像力や理想を欠いた人の言うことです」「現実を知らないから「軍隊に守られるのは危険」とか「軍隊そのものが危険」という認識が持てないんです。「丸腰の強さ」を現地にいると痛感します」
2014-01-07 22:50:15中村哲「戦争もつきつめれば、外交手段の一つです。9条の主旨はつまり、武力による外交手段を放棄する、というものですね。ということは、武力に頼らない外交手段を、あらゆる手を尽くして模索する、という宣言でもあるのです。それをきちんと果たしてきただろうか。それがまず大きな疑問ですね」
2014-01-07 22:50:54中村哲(医師・ペシャワール会)「つい10年くらい前までは、直接の戦争体験者がたくさんいたので、自民党だろうが、共産党だろうが、戦争の現実を知っていた。だから、主義・主張によって、9条の運用の仕方については、対立はあったけれど、」
2014-01-07 22:51:36中村哲(医師・ペシャワール会)「その共通の土俵を崩すことがどれほど危険なことか、本能的に自明の合意のようなものがあったのだと思います」(「憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言」: 岩波ブックレット657) http://t.co/haadsvAe4v
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