@esumii @camloeba こちらこそ、説明も無しに環境という語を使ってしまって済みません。通じないとは思っていなかった。 例えば、日本語の「ん」は、日本語話者にとっては何時でも「ん」に聞こえますが、 発音は前後の音によって、[n] [m] [ŋ] [ɴ] 等になります。
2014-01-09 11:41:22@50storms さんとほぼ入れ違いでPennに行ったとき、そういう(古い)発音記号と違う部分も論理的に解説した英語発音教材をもらった気がするが、もう手元にない&名前が思い出せない
2014-01-09 11:42:07@na4zagin3 @camloeba なんとなくそういう意味かとは思いましたが、ちゃんとした用語だとは知りませんでした。どうもです!
2014-01-09 11:45:47@esumii @camloeba 音素とは、その言語にとって区別される音の集合です。 日本語の辞書で「ん」の表記に[n] [m] [ŋ] [ɴ]を使い分けても鬱陶しいだけでしょう。全部同じに聞こえるのですから。 こういうのを異音と言います。
2014-01-09 11:45:55@esumii @camloeba また、人によって音素と発音の対応にずれがある場合もありますし(自由異音)、 方言によって音素と音声の対応が異なることはよくあります。 それなので、普通の辞書は語の発音を音素で表記しています。
2014-01-09 11:47:44@na4zagin3 @camloeba それぐらいのレベルであれば(ちゃんとした)英語辞書の発音記号では区別している印象があったのですが、Websterだとそこまでしていないんですね。勉強になりました
2014-01-09 11:47:57@na4zagin3 @camloeba 個人差や方言はまあ常識的にもわかりますが、ネイティブ用英語辞典の発音記号は何らかの「標準的」発音を単語レベルの文脈(「環境」の一部?)も考慮してそれなりに正確に標記しているのかと思っていました。意外といいかげん(?)なんですね…
2014-01-09 11:51:28@esumii 例えば、英語だと、無声音が語頭では有気音、語中では無気音になることが知られていますが、単なる異音なので少なくともネイティブ向けの辞書には表記されてませんし、 和英辞典でも表記されているものは殆ど無いです。
2014-01-09 11:51:48あ、普通の日本人の英会話では発音とか本当にどうでもよくて、とにかく「大きな声で」「はっきり」「堂々と」しゃべりましょう(本当)。念のため。
2014-01-09 11:56:30@esumii 本当に音声表記したらすっごく複雑になって普通の人にとって読めませんし人は実際には音素で処理しているので普通は非有益ではないかと 音素の体系や実際の発音との対応について考えるのを音韻論 (Phonology) と言います。http://t.co/HUnXAOJuso
2014-01-09 11:58:45@na4zagin3 (以前に見た教材にも書いてあったのですが)例えば「pool」を「プール」と言っても「pull」にしか聞こえないが実際には「pwool」のような発音である、みたいな問題で本当に聞き取ってもらえず困ることがアメリカ(フィラデルフィア)でよくあったので、有用です!
2014-01-09 12:03:06@esumii (Before the RainとかVannila Skyとか、複数のレンタルビデオ屋で相異なる店員にいくら言っても聞き取ってもらえず泣きそうだった)
2014-01-09 12:07:07@esumii 例えば先のwikipeの英語音韻論の項を見るとこういったことが書いてあります。 -無声破裂音/p/,/t/,/k/は語頭及び語中のアクセントのある音節の初めで有気化([pʰ],[tʰ],[kʰ])される。/s/の後と音節末では無気化される([p],[t],[k])
2014-01-09 12:08:08