橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』に対する批判・補遺5
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『ふしぎなキリスト教』の橋爪大三郎がノンクリのふりで実は信者だったのと同様の話が大澤真幸にもあるようだ。本人の受洗の有無は不明だが父親は教団中渋谷教会の熱心な信者らしい。そういう家庭環境が彼のキリスト教への関心につながったようだ。情報源は本日教文館で開かれた並木浩一の講演会。
2014-01-11 21:30:25並木浩一はそんな話をしつつ、大澤真幸の『〈世界史〉の哲学・古代篇』を批判した。ヨブ記最後で神様がヨブの問いに答えず自分の創造の業を自慢してるのは、ヨブを救ってやれない神の無能力を暴露し、十字架で死ぬキリストの予表となったとか、神がサタンとの間で「賭け」をしたとかいう理解に対して。
2014-01-11 21:33:29並木浩一はそういう大澤真幸のヨブ記理解を、ヨブ記に対する一般知識人の理解の典型と切って捨てた。もっとも並木先生は紳士なので「非常にまじめな書物だが」とか「大澤真幸はすばらしい先生だ」とか言いながらやんわりとではあるけど、内容的にはばっさり。
2014-01-11 21:37:32ではどうなのかっていうのは難しいのだが、ヨブが本当に義人かどうかをサタンと「賭け」たのだという理解について並木浩一は、ヨブが義人であることを神は疑っておらず、それをサタンに実証するためだったと解釈した。
2014-01-11 21:39:27もし神がサタンと賭けをしたのだとすれば、3章でヨブはすっかり参ってしまったのだから、神はサタンとの賭けに敗れてしまった、サタンのほうが正しかったことになってしまうというのが根拠。そして大澤真幸は「賭け」と理解しているから、「神の無能」という理解が生まれたのだろうと並木浩一は言う。
2014-01-11 21:43:33眠いので私はこれからひとねむりするが、本日の並木浩一の講演会は本当に面白かったので、起きたら内容を報告する。まあ、『ヨブ記の全体像』 http://t.co/IDyEc0OIKx を読めば全部書いてあることなんだけど。
2014-01-11 21:54:14@hiro_wi 今日はグランフロントで、イベントがあり、来ています。すごい人混みです。お腹が空いたので、蕎麦を食べに来ました。
2014-01-13 12:57:50ゆかいな仏教トークショー会場なう。ギリギリに来たので、最前列に座るはめに。ふしキリやおどろきの中国も売っていた。ちなみに、ふしぎな仏教てな雑誌?もあった。もうすぐ始まります。
2014-01-13 13:59:14一神教とか、ミルチャ•エリアーデとか話してる。何か橋爪先生、キリスト教に絡めて、神に許可されてどうとか話し出したり。
2014-01-13 14:27:23@fountainoflargo あはは。質疑応答とかサイン会とか、ふしキリの突っ込み入れたかったんだけど。 ツイート、ぼちぼちね。 ワタシも、他の学びにも時間さきたい。発達障害の子どもたちの支援の学びとかね。
2014-01-13 23:53:26なんか仏教ちゃんと勉強せなあかんかなと思うが。大澤先生と橋爪先生の話聞いてて、思ったり。突っ込みたいけど、突っ込めないし。サイン会とか質疑応答とか話せたのに、残念。
2014-01-13 16:45:39