「非日常が日常化」した福島から何をどう伝えるべきか 自問が続く」②
- karitoshi2011
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0佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②福島中央テレビ佐藤崇氏『ジャーナリズム』2014年1月号「「非日常が日常化」した福島から何をどう伝えるべきか 自問が続く」紹介。「非日常」が続いている「日常」http://t.co/30RBifIW6M に続き本年の報道仮題について。
2014-01-21 07:57:27「非日常が日常化」した福島から何をどう伝えるべきか 自問が続く」①
1佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から何をどう伝えるべきか…」…」②『ジャーナリズム』http://t.co/U8KP4DTqGE 「帰れないのなら「あなたは」帰れませんよ」とはっきり言うべきではないのか」「福島が抱える問題の核心のひとつであり、報道部内でも何度も議論してきた」
2014-01-21 07:58:532佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「あなたは帰れません」と言うとすれば「帰れない代償や生活再建の具体的な方向を示すことが欠かせない」「それを示すべき国は示すことなく、全員帰還の方針のまま時間が過ぎてきた」「それが、昨年11月、与党は安倍首相に対して」
2014-01-21 07:59:093佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「前政権からの「全員帰還」の方針を転換するように提言した」「これで被災者たちは前を向けるのか?実際には、線量が高い地域であっても帰らない、帰れない人がいる。それに対応するだけの選択肢を国は示せるのだろうか。」
2014-01-21 07:59:214佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「線量が高い地域に比べると、事情の複雑さから、低い地域への対応の方がより時間が必要に思う。しかし、線量が低いのだから帰れるはずというような選択を強いられることのないよう、避難生活を続ける人たちの思いを受け止め、伝え続けたいと思う」
2014-01-21 07:59:405佐藤崇「「非日常が日常化」した福島…」②「帰還の問題は、言うまでもなく、住民たちの支援策の問題でもある」「同じ町村であっても線量で支援策を分けることになれば、住民の間で分断と対立が起きる懸念を否定できない」「そうでなくとも、住民たちの環境的、経済的な格差はどんどん拡がっている」
2014-01-21 08:00:056佐藤崇「「非日常が日常化」した福島…」②「実際、原子力規制委員会は避難住民の帰還に関して、年間被ばく線量が20mSv以下ならば健康上に大きな問題はないとする指針をまとめる方向と伝えられている」「現地調査をしたIAEAが年間1~20mSvの線量は許容できると報告したこともあって」
2014-01-21 08:00:457佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「20mSv」なら発がんリスクは十分に低く、対策を取ることができるとする見方だという」「しかしその対策として、もう除染は必要ないとされた場合、実際のところ、避難指示が解除されても帰還は進まないだろうと思う」。これは12月に書かれた文章
2014-01-21 08:01:128佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「20mSvについては、福島には辛い思いがある」「事故の直後から、国は年間被ばく線量を20mSvとしたが、文部科学省は子どもについても同じ20mSvとしたため、福島の親たちを中心に「とても受け入れられない」とする猛反発が起きた」
2014-01-21 08:01:289佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「福島に生きる者として子どもに平常時の一般公衆の20倍もの数値を適用することはできないと直感したからだった。夕方のニュース情報番組に文科省の高官が出演しキャスターが追及した時には、国に対する批判と不信を書き連ねたメールとファックスが」
2014-01-21 08:01:5010佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②「途切れることがなかった。文科省はそれでも20mSvを撤回することはなかったが、その後、「限りなく1mSvをめざす」と表明した。その20mSvだ」「避難指示が解除されても、少なくとも子どもを抱えた家族の帰還が進むとは思えない」
2014-01-21 08:02:0811佐藤崇「「非日常が日常化」した福島から…」②『ジャーナリズム』2014年1月 http://t.co/U8KP4DTqGE 政府や専門家による放射線リスク対応や帰還に向けた対応が、住民をとまどわせ続けてきたこと、今なおそうであることを穏やかな口調で語っている。
2014-01-21 08:02:41