【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」】

横山光輝「三国志」講座、第4話「王者の剣」です。 あくまでbotさんの個人的な見解です。 ※通し番号11が重複してました。ごめんなさい。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-01】 第4話「王者の剣」を読んでいきたいと思います。 芙蓉姫を張飛に託して別れた劉備は、母が待つ桜桑村に帰ります。小さいんががら活気がある宿場町です。ただ、黄巾賊の跋扈で旅人の数が減り、夕日が沈む頃には城門が閉じられるようになりました。

2014-02-04 14:21:32
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-02】 門限ギリギリに到着した劉備ですが、門番の役人に、しばらく母の姿を見ていないを言われ、すぐに我が家へと向かいます。劉備の母は家で筵(ムシロ)づくりをしていたところです。劉備の身を案じていた母は、帰ってきた息子を見て抱きつきます。

2014-02-04 14:25:32
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-03】 再会を喜ぶ母と息子。しかし、劉備が残していったお金では生活出来ず、家の中のものも税金の代わりに全て持って行かれたと言います。母は息子のためにわずかな食物を隠していましたが、ほんとに一袋だけなので、母の窮乏ぶりが窺い知れます。

2014-02-04 14:29:49
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-04】 そんな母に、劉備は例のお茶を土産にと渡します。しかし、当時はお茶といえば最高級品。母はどうやって手に入れたのかと劉備に訪ねます。盗んだものかもしれないと疑ったのでしょうか。劉備が働いて得たお金で買ったものだというと安心します。

2014-02-04 14:32:01
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-05】 息子の優しさに涙する母は、食事の準備をしようとしますが、劉備の腰に着けている剣を見て取り乱します。黄巾賊に襲われた際に、助けてもらった張飛にお礼としてあげたと聞いて、母は天を仰ぎます。そして、子の育て方を誤った言い外に飛び出ます。

2014-02-04 14:38:02
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-06】 そして、皆さまご存知、母は川に向かって茶の入った小瓶をピュッと投げ捨てます。絵ではパッと見「チャッポー」と見えますが、よく見るとチャッポーンと書かれています。劉備にはワケがわかりません。そんな母に、座るように言います。

2014-02-04 14:41:40
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-07】 母は言います。先祖をたどれば漢の中山靖王龍勝という、この中国を統一した帝王の血筋で、劉備の持っていた剣はその証であったのです。だったら最初から説明しとけっていうのは野暮ですか。貧しい暮らしをしてたのは、身を守る術だったといいます。

2014-02-04 14:47:21
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-08】 母は、貧しくとも帝王の子として恥ずかしくないだけの教育をしてきたつもりでしたが、劉備は百姓になりきってしまっている。剣よりも茶のほうが大切と思うような子が買ってきた茶を喜んで飲む母と思っていたか、と叱責します。

2014-02-04 14:50:09
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-09】 反省した劉備は、これからは帝王の子として恥ずかしくない生き方をすると誓います。すでに亡き父の墓の前で誓うようにと促す母。劉備の背中を見ながら、母はあえて心を鬼にして叱責したものの、劉備の気持ちは嬉しいものとして一人泣き続けます。

2014-02-04 14:54:25
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-10】 さて、帝王の血筋とはいえ、現在は貧しい暮らし。母は一生懸命むしろを作り、劉備は問屋に納めに行きます。劉備に対し、問屋の主人は「やあ桜桑村の劉備じゃないか」と出迎えます。宿場町と桜桑村の住所表記が混乱してますが、あえてスルーします。

2014-02-04 14:59:22
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-11】 無事納品を済ませた劉備は、通りにある立て看板を見つけます。字が読めない人の代わりに読み上げてあげる劉備。黄巾賊を討つための兵隊募集の告知でした。その場にいた人たちは、黄巾賊を放っておくことはできぬと次々と志願しに行ってしまいます。

2014-02-04 15:02:31
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-11】 その姿を見た劉備は、国が変わりつつあることを実感します。そんな中劉備の方をポンと叩く男が。しかし、劉備は最初「あんた誰?」対応をします。多分、前回あった時は芙蓉姫の方ばっか見てたから張飛の顔を覚えてなかったんでしょう。

2014-02-04 15:04:53
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-12】 しかし、男が劉備からもらった剣を見せると、ようやく張飛であることを思い出します。命の恩人の顔を忘れるなど恥ずかしいと陳謝する劉備に対し、ヒゲが伸びて刀傷が増えたから見違えても仕方がないと張飛は気にしないように言います。

2014-02-04 15:07:09
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-13】 この間、張飛が何をやっていたのかは知りませんが、張飛ほどの男の顔に傷を付けられるとは、よっぽどの強敵と戦っていたものと推測されます。 さて、張飛は立て札を見て何か感じないかと劉備に聞きます。

2014-02-04 15:08:56
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-14】 母を残して兵隊にはいけないという劉備に対し、「うそだ!」と叫びます。黄巾賊の暗躍によって多くの犠牲が出ているのにもかかわらず、幼少の皇帝ならびにその取り巻きは援軍も送らず、遊び暮らしている。その義憤にかられているというわけです。

2014-02-04 15:12:28
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-15】 劉備がただの農民とは見えない張飛は、劉備からもらった剣がただのものではなく、世の中の役に立ててくれと泣いていると言いながら剣を振りぬきます。ヒューヒューと風をきる音は確かに泣き声のように聞こえます。

2014-02-04 15:17:40
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-16】 そこまで言われると劉備としても、自らの秘密を明かさなくてはなりません。景帝の血をひく者であり、折あらば世の中のために立ち上がりたいという本心を明かします。思わずひざまずく張飛。剣も劉備に返します。ひとまずその日は別れることに。

2014-02-04 15:20:08
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-17】 やっと仕えるべき人物に出会えたと喜ぶ張飛は、この話を雲長伝えねばと門まで走ります。しかし、すでに夕刻、城門は閉じられてしまっていました。開けてもらうように頼むものの、明日の朝まで我慢しろと言われます。

2014-02-04 15:22:30
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-18】 ここで大人しく明日まで待っていれば話はこじれずに済んだのですが、気の短い張飛のこと。城壁を乗り越えていこうと梯子を登り始めます。阻止しようとする門兵を素手で叩き伏せながら、城壁と飛び降りてしまいます。結構な高さでしたが無事でした。

2014-02-04 15:24:45
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-19】 兵たちは矢を放ちますが、張飛はこれまた素手で叩き落とします。そのまま走って行ってしまいました。夜の闇の中を走り、童学草舎の表札がある家に入ります。ドンドンと呼び出す張飛。そして、雲長の初登場です。

2014-02-04 15:27:43
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-20】 「童学草舎」というのは、察するに子どもの学習塾といったものでしょうか。雲長は塾講師、もしくは塾長ということでしょうかねえ。授業風景を一度見てみたい気がしますが。ともかく、雲長は張飛と酒を飲みながら、劉備についての話を聞きます。

2014-02-04 15:31:04
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-21】 皇帝の血筋という話はよくある話で、いちいち信用できないという雲長。ゆっくり寝て考えろといって雲長は席を立ちます。飲み足りないのか、信用してもらえないのが悔しいのか、張飛は外の居酒屋に行き酒を飲み始めます。ツボに入った酒をゴクゴク。

2014-02-04 15:33:39
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-22】 そんな張飛の前に、兵士が入ってきます。棒を持っていたところを見ると、城破りをした張飛の捜索隊でしょうね。張飛はすっかり黄巾賊のスパイ扱いです。スパイという言葉が当時の中国にあったとは思えませんが、そのへんは子ども向け漫画のご愛嬌。

2014-02-04 15:36:26
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-23】 頭に来た張飛は素手で机を真っ二つ。「俺が黄巾族であるかどうか見てわからねえのか」と凄みます。黄巾賊かどうかはともかく、城門破りをしてるわけですから、張飛はすでに怪しい人物扱いとなるのはいたし方ないと思います。

2014-02-04 15:39:33
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【横山光輝「三国志」講座04「王者の剣」-24】 張飛は自分を捉えようとする役人たちに対し「このわからずやめらが!」と言いながらぶっ飛ばしてしまいます。「おやじ、代金だ」とカネを放り投げる張飛。しかし、小銭三枚ですから酒代だけでしょう。机とか店内の破壊分は……。

2014-02-04 15:44:09