平成26年度の診療報酬改正、医療法改正は何をもたらすのか?

次年度の診療報酬改正の詳細が明らかになってきました。 まとめ主は、以前から、医療提供体制の正常化には、急性期病院の集約化が必要であることを述べてきました。 今回の改正では、急性期病院の集約化の方向は明らかに打ち出されていますが、その後の患者の受け皿となる、亜急性期、慢性期、在宅医療に関しても充実する方向ではなさそうです。 続きを読む
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実質マイナス改定の「診療報酬」から見て取れるもの

http://skyteam200.exblog.jp/22051123/

花道楓 @hanamichi_kaede

【診療報酬改定】 志の高い人が行動する。→わずかな報酬を得る。 小ずるい人がうまくやる。→そこそこ儲ける。 大ずるい人がやってくる。→大儲けする。 厚労省さんが怒って制度改正(改悪)。 →志の高い人は損をする。 →小ずるい人は撤退する。 →大ずるい人のひとり勝ち。←イマココ

2014-02-13 13:04:44
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

医療療養病棟から地域包括ケア病棟への転換は容易でない。まずは「医療区分2・3」8割以上が大前提。その上で在院日数を短縮し、在宅復帰率を高め、在宅復帰強化型医療療養へ。在宅医療を行っている患者の入院が一定以上になった段階で地域包括ケア病棟に。

2014-02-07 07:57:16
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

7対1の在宅復帰率。在宅に「長期療養型医療療養」は含まれず「在宅復帰型医療療養」が含まれる。急性期側の要件を見直すことで、医療療養の在院日数を短縮させるという巧みな政策誘導。

2014-02-07 17:49:54
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

診療報酬改定シミュレーション。26年改定で難しいのは、消費税対応(上乗せ)分をどう見るのか?消費税は費用(材料費、委託費等)にも上乗せさせるので、消費税対応前の点数同士で比較しないと利益の純増額が把握できない。

2014-02-12 11:42:10
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

胃瘻造設術10,070点→6,070点。この点数誘導が胃瘻割合、在院日数等にどのような変化をもたらすのでしょうか? 胃瘻割合→急性期病院 7.2% 慢性期病院 28.9% 介護療養 36.2% 特養 8.8% 訪問看護 10.2% http://t.co/bj9geM9lxt

2014-02-12 13:28:42
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

26年診療報酬点数。想像を超えた厳しい改定。救急医療管理加算その他重篤、在宅医療同一建物減算、7対1・回復期リハ1の要件厳格化等々。受け皿となるはずの地域包括ケア病棟の要件も実に厳しい。。

2014-02-12 17:16:32
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

診療報酬点数シミュレーション。「一日につき」は入院患者数、「入院初日」は新入院患者数に点数を乗じる。ややこしいのはDPC。係数が上がった場合、マルメ点数にのみ係数を乗じる。

2014-02-12 20:52:55
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

消費税の上乗せ割合。初診料4.4%、再診料4.3%、7対1入院1.5%。3%が一律に載せられているわけではない。 http://t.co/1T7mTvwVsO

2014-02-14 08:32:19
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長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

大病院から診療所等への再診患者の逆紹介。厚生労働省の考えるように誘導できるかどうか。診療所の地域包括診療料(1万5千円/月)は、患者にとって重い負担。「医療機関の経済誘導」と「患者の受診動向」は真逆だったりする。

2014-02-14 19:28:54
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

在宅医療が崩壊する可能性が十分にある引き下げです。 RT @Cami_ll_e: @eiichiro49 同一建物減算は「やっぱりね」って感じですよね。「利益誘導はダメよ」ってわざわざ書いてあるのも、相当目に余ったんだろうなあと。

2014-02-14 19:38:56
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

【旧】亜急性期病床入院管理料(1,911点)と【新】地域包括ケア入院管理料(2,500点)の比較。「地域包括ケア」ではリハビリがマルメられている。脳血管リハは1単位245点。3単位リハビリを実施すると、【旧】2,646点(1,911点+245点×3単位)>【新】2,500点。

2014-02-14 22:03:18
長(おさ)英一郎 医療経営GPTsクリエイター @eiichiro49

差額ベッド・治験収入・健診収入・高齢者住宅の入居料など保険外収入が少ないと、マイナス改定のダメージが大きい。

2014-02-14 22:19:36
花道楓 @hanamichi_kaede

【診療報酬改定】もしかして、厚労省のうしろで経産省が糸を引いているんじゃないだろうか。 在宅医療・介護を成長産業とかなんとか言っている人達が、施設医療・介護に大資本の参入を促すために、中小医療機関を締め出そうとしているのでは?

2014-02-14 19:19:43
あくび⭐️ストリートピアノ🎹読書会📚️タロットする🔯ケアマネ @akubichandobin

@hanamichi_kaede こんばんは(゚▽゚)/もう同族で入院⇒寝たきり⇒介護重くなる⇒同族老健⇒同族特養しかない…在宅に戻す選択を潰そうとしてる…(ように感じます)

2014-02-14 19:23:39
あくび⭐️ストリートピアノ🎹読書会📚️タロットする🔯ケアマネ @akubichandobin

@hanamichi_kaede (T_T)先生!在宅は待ってますし、必要としていますo(^-^)o確かに施設の訪問診療はナンダカいろいろありそうですな…ウーン

2014-02-14 19:39:08
花道楓 @hanamichi_kaede

完全に薄利多売路線へばく進ですね。質より量。残念で申し訳ないけれど、我々のような中小企業は施設訪問診療から撤退せざるを得ないのかもしれません。 @akubichandobin

2014-02-14 19:36:49
田舎の元外科医 @inakashoge

今回の診療報酬改訂と医療法改正で、現場は大混乱に陥るだろうが、医療提供体制の正常化のためにはある程度必要な面がある。自分が勤務する病院が5-10年後存続しているのか否かもわからない。 / “2014年度診療報酬改定答申 厚労省と中…” http://t.co/KPuXq1e8k0

2014-02-15 14:04:32
リンク blogos.com 2014年度診療報酬改定答申 厚労省と中医協が現在の医療を作って破壊 ビジネス形態のいびつさ ひさびさにブロゴスに前記事は載せてくれました。まあいつもすこしマニアックな記事ですからね。また雪です。本当に東京は雪に弱いです。また宇都宮でもバイクでこける郵便職員をみましたが、何をやってるんだか。さあ今日は診療報酬の問題について書きます。少し愚痴かもしれませ
田舎の元外科医 @inakashoge

@inakashoge 日本の医療の根本的な問題は、社会的入院と言う形で、医療に福祉の役割を持たせていたこと。その解消自体は必要なことだが、今回の改定では福祉側の受け入れ態勢の整備が不十分なまま、医療の役割を絞っていること。大量死時代に向け、福祉の受け皿はさらに不足する。

2014-02-15 14:08:29
田舎の元外科医 @inakashoge

@inakashoge 結局不足する費用を誰が負担するのかということ。本来社会的入院を解決するのであれば、施設介護を増やすのが普通。それが高齢者が大量に増加し医療、介護費用を今までの様に保険料、税の投入では賄えなくなったため、在宅(家庭)に負担を転嫁しているのが今回の決定だろう。

2014-02-15 14:18:17
田舎の元外科医 @inakashoge

@lalahearttwit 今までは社会に余力があったので、モラルハザードが許容されて来たのだと思います。現状は世界に先駆けて超高齢社会に突入している訳で、如何にして福祉を支えて行くのか前例のない社会実験になります。全国民に従前の質の医療介護を提供し続けるのは困難です。

2014-02-15 15:08:35
田舎の元外科医 @inakashoge

@inakashoge もともと他国より少ない医師、看護師で医療が提供されて来たのだから、過重労働改善のためにはその効率化は避けて通れない。その上で提供可能な医療の量と質をどのように設定するのか。一人あたりの医療費は微減であるから、量を確保するのか、質を確保するかの二択になる。

2014-02-15 15:31:50
田舎の元外科医 @inakashoge

@inakashoge 今回の改訂では、7対1病床が厳選され、急性期医療の効率化を進めようとしているのだが、提供される急性期医療の質、量は確保できるのか。7対1病床から他の形態への転換がスムーズに行われるのか。理学療法士確保の面などで、亜急性期病床への転換も困難なようだ。

2014-02-15 16:22:17
田舎の元外科医 @inakashoge

@inakashoge また、療養型病床が特に優遇される訳ではなく、在宅医療への受け皿となるはずの地域包括ケア病棟の要件も厳しい。効率よく患者数が捌ける施設でなければ、急性期も慢性期も中小病院も売り上げが確保できないだろう。効率が悪い病院が淘汰されるのは厚労省の狙いであろうが。

2014-02-15 16:25:55
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