孫泰蔵さん、「これからの思考の教科書」を読んで考えたまとめ

孫泰蔵さん( @taizoson )が、「これからの思考の教科書」を読んで考えたツイートのまとめ 「これからの思考の教科書」 http://amzn.to/aGXfj3
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taizoson.eth @TaizoSon

フリービット株式会社の戦略人事部マネージャーの酒井穣氏は学習について次のように述べている。「学びは、①『気づき』→②『言語化』→③『関連づけ』→④『再定義』という4つのステップからなるサイクルであり、螺旋(らせん)を描くようにして発達・発展すると考えています。」

2010-10-29 08:56:43
taizoson.eth @TaizoSon

①気づき:何かに「ハッ」とすることが学びのスタートである。様々なことを問題意識をもって見つめているうちに突然、「ハッ」とする瞬間(「アレッ?」でもよい)が訪れる。そこから学びが始まる。

2010-10-29 08:56:49
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②言語化:自分が何に気づいたのか正しく言語化しておくと、気づいたことを思考として深め、記憶しやすい形式に変換することができる。言語化には、自分の思考に加えて他人からのフィードバックも得られるブログやツイッターがおすすめ。

2010-10-29 08:56:54
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③関連づけ:気づきを言語化することで得られた知識を他の知識と関連づけることにより、その知識を一般化したり、他の知識を深めたりすることができる。

2010-10-29 08:57:00
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④再定義:これまでは異なると考えてきた別々の知識の間にロジカルな「共通点」を見出し、それぞれの知識を再び見直すことで新たな「気づき」を得る。そして再び①へ。

2010-10-29 08:57:08
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このサイクルは例えばこんな感じである。①気づき:「お酒を飲んだ次の朝はやたら喉が渇くな…」→②言語化:「アルコールが肝臓で分解される最中は大量の水が使われる。よってお酒を飲むと喉が乾く」

2010-10-29 08:57:16
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→③関連づけ:「肝臓内でアルコールを分解する酵素は白人・黒人に多く、アジア人に少ない。一方、海苔などの海藻をよく分解する酵素は日本人など一部の人のみという。」→④再定義:「人種や民族でなく医学・生理学的な共通項で人間を分類することもできそうだ。」

2010-10-29 08:57:21
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→⑤さらなる気づき:「医学・生理学的共通項だけでなく、文化的遺伝子(ミーム)というコンセプトもあるな。共通項や異なることを研究して人間についてもっと深く理解できるようになろう!」というような感じでサイクルをまわしていく。

2010-10-29 08:57:27
taizoson.eth @TaizoSon

非常に合理的なプロセスだと思う。そして彼が強調するのはこのサイクルは個人だけでなく組織で分業しながら回していくことができ、むしろそれにより飛躍的な効果が得られるということ。「組織的学習」にはこのやり方が良さそうだ。早速取り入れようっと!

2010-10-29 08:57:35
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酒井穣著「これからの思考の教科書」(ビジネス社)を読んで今朝はこんなことを学んだ。

2010-10-29 08:57:43