3.11 東京大学大学院情報学環 角川文化振興財団 シンポジウム メディアミックスの歴史と未来 についてのつぶやき まとめ
『ホンギルトン』、日本やディズニーなどからの様々な影響が露骨に視覚化されちゃってて、キメラ感がすごい作品。『テコンV』のご先祖様と考えれば納得。 #iii_kadokawa
2014-03-11 14:40:22『ホンギルドン』物語上のテーマと含意。父と子、抵抗、「庶子」の政治学(鉄腕アトム)。1961年後軍事クーデタ後の韓国社会。「内鮮一体」と天皇の「赤子」になりえない「不逞朝鮮人」。 #iii_kadokawa
2014-03-11 14:42:48戦後アジアのアニメーションにおけるアメリカ(中心)の企画。戦前における日本の影響と戦後におけるアメリカの存在。 #iii_kadokawa
2014-03-11 14:44:07#iii_kadokawa 角川文化振興財団の寄付講座についてのシンポジウムを取材中。地震発生時刻の黙祷を経て、パネルディスカッションへ。「こんな時代」だからこそ東アジア圏の文化・コンテンツの相互影響についての歴史研究の重要性は増している。
2014-03-11 14:49:41大塚:1930年代〜1960年代における東アジアのアニメは、ディズニー、フライシャーなどの影響を受けながら、それぞれの地域において独自のものを立ち上げようと苦闘してきた。様々な影響関係はあるが、それを「パクリ」などと言ってバカにしないでほしい。 #iii_kadokawa
2014-03-11 14:53:32吉見:占領下の上海で『鉄扇公主』のような規模のものがどうやって作られ得たのか。 秦:アメリカの映画が上映されていたという背景。ものすごい人数が動員され、新聞広告でスタッフが募集され教育が行われながら制作された。 #iii_kadokawa
2014-03-11 14:56:56佐野:『桃太郎海の神兵』は戦時下で男性が徴兵されていたため、男性30名、女性40名という体制で制作された。 #iii_kadokawa
2014-03-11 14:58:15キム:『ホンギルドン』の申東憲がどのようにアニメーションの技術を学んだのかははっきりしないが、先に述べたように日本のアニメーション研究書籍から学び、試行錯誤していた。配給にはアメリカ、日本が関わっていた。 #iii_kadokawa
2014-03-11 15:01:40吉見:東アジアのアニメーションにおけるオリジナリティ、起源の問題をどのように考えたらいいのか。 大塚:制作の「方法」に注目する。例えば『桃太郎海の神兵』におけるマルチプレーンの採用。そこにそれぞれの地域の歴史的・政治的必然がある。 #iii_kadokawa
2014-03-11 15:06:00絶対に質疑応答であててはいけない人に、いきなりマイクを振ってしまう吉見先生www #iii_kadokawa
2014-03-11 15:12:07キム:西洋のアニメーション技術の起源には錬金術等があると思うが、東アジアにおいてそのような核があるかどうかは分からない。しかし『ホンギルドン』が観られた韓国について言えるのは、アニメ映画を観る事、作る事はアイデンティティの形成を関わっていたということ。 #iii_kadokawa
2014-03-11 15:12:57大塚:(質問に答えて)三者の発表に見られるのは、中国、日本、韓国はそれぞれアメリカ発のアニメーション技術の需要を通じて、各地域で独自のものを立ち上げたということ。純粋培養のアイデンティティなど無い。グローバリゼーションの中で考える。 #iii_kadokawa
2014-03-11 15:16:26#iii_kadokawa 次の予定があるのでここで失礼しますが、この後はドワンゴの川上さんらによるニコ生になるとのこと。お題は「創造と産業が拮抗するとき」。アーカイブされるようであれば後ほど拝見します。
2014-03-11 15:17:47【ニコ生視聴中(182分経過)】 角川文化振興財団 メディア・コンテンツ研究寄付講座開設記念シンポジウム「メディア http://t.co/3AOm4ePxEa #nicoch2589705 #iii_kadokawa
2014-03-11 15:32:12今、「日本のポップカルチャー出版史」において、戦後の出版社である角川グループは「ライトノベルズ」によって「異彩を放った」と角川歴彦会長がまとめているのだけれど。とても興味深い史観だと思う。彼にとってのスニーカー文庫の重みが分かるね。#iii_kadokawa
2014-03-11 15:46:00