STAP細胞:ChIP inputを使ったCNV解析の可否について

kahoの日記: STAP細胞の非実在について#5 http://slashdot.jp/~kaho/journal/578726 で見られた解析方法について、メモです。
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草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

ChIPでCNV無理。単に解析ツール動かせることと解釈できることはこれほどまでに違う。〝ChIP-seqのリード数でもCNVが評価できるのだとしたら,〟 STAP細胞の非実在性について #5 http://t.co/JHDMZ1dyxG

2014-03-12 09:34:34
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

査読システムさえあればchipでcnv調べたとか通るわけないッスよ。ネットに書いてあることは真偽不明だよ?嘘を嘘と見抜けない人には(インターネットを使うのは)難しい。慣れ親しんだ査読の世界へお帰りなさい。

2014-03-12 09:42:23
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@FrdmFries 免疫沈降してないchipってなんですか?

2014-03-12 09:55:50
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

免疫沈降してないchip‥‥ ただのリシーケンスってこと?それともchipのコントロールのこと?

2014-03-12 09:56:44
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

ただのリシーケンスがchipのコントロールになる世界どこ

2014-03-12 09:58:16
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

@n0rr ChIP assay の IPのステップだけ抜いたサンプルを一般に input と呼びます。そのシーケンスですね。

2014-03-12 09:58:58
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

@n0rr 僕の見解は昨日書きました。参考まで。

2014-03-12 09:59:53
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@yuifu クロスリンクしないで免疫沈降をする気になってたかも...

2014-03-12 13:34:04
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@FrdmFries input、免疫沈降以外がマテメソ通りなら、ChIPのコントロールであってリシーケンシングではないですね。

2014-03-12 13:41:10
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

タカラバイオのChIP法プロトコル(2/6) 【2】の1.6 にInput 画分について http://t.co/O3lmyk1Bk9

2014-03-12 13:56:07
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@FrdmFries 統計学的にというよりも生化学的に問題があります

2014-03-12 14:17:39
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@FrdmFries DNAを上手くとる方法は経験的に構築されたもので理論からくみ上げられたものではない以上、それ以外の方法で行うとどうダメなのかはすっきり説明できないですが

2014-03-12 14:26:08
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@FrdmFries ふつうのリシーケンスデータと比べてマッピングに偏りがないことを示さないとChIPのコントロールデータをリシーケンスデータとして使うことはできないと考えています。

2014-03-12 14:29:01
草💦30代障がい者教授(CEO) @n0rr

@FrdmFries たぶん、染色体の物としての特性がシーケンスされるDNAを偏らせるんだろうなとは思います。

2014-03-12 14:29:39
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

ChIP input わかってない人が多いので補足。タンパク質とDNAをクロスリンクして断片化しているのだから、ゲノムDNAがヌクレオソームにしっかり巻き付いているようなヘテロクロマチン領域はリードが少なくなり、クロマチンが開いているところは、多くなるのよ。

2014-03-12 21:54:36
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

それとCNVどうやって見分けるの?って話。

2014-03-12 21:55:34
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

chromatin が開いているところは転写因子などがアクセスしやすい。アクセスしやすさを chromatin accessibility と言うの。chromatin accessibility と周辺の転写量がよく相関することは定量的に理解されている。

2014-03-12 21:57:49
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

つまり同じ性質の細胞は、転写のみならずchromatin accessibility も傾向も似ていることになる。

2014-03-12 21:59:40
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

そうなるとリードの厚みでの解析ではなく、CNVに見られるような、リードの厚みが断続的に変化する、というような解析のほうが相応しいのではないか?

2014-03-12 22:01:06
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

そのような breakpoint の解析しようとすると、リード数が十分に必要となる。SNV解析にもリードが足りない。

2014-03-12 22:02:14
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

なので、このデータでCNVの解析をすることには、僕は慎重な立場だ。僕なら、リードの厚みが均一になるよう non-amplified なシーケンスライブラリを作成し、シーケンスをするだろう。

2014-03-12 22:03:58
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

これが昨日の一連のツイートの補足です。

2014-03-12 22:04:46
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

@kasukawa DNase-Seqみてると、ちゃんとピークになりまよ。

2014-03-12 22:05:36
ゲノムのほうの愛ちゃん🌙 🐧 @dritoshi

@kasukawa おそらくその傾向はあると思います。昔のクロマチンを観察する実験で示されているし。

2014-03-12 22:08:24