「千の想いを」~第二章・交錯・分岐イベントA1~
- mamiya_AFS
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いつの間にか龍田さんが天龍の背後に居て、凄く嬉しそうな笑顔で妹に後ろから抱き着く。 渋面を浮かべながらも、天龍はそれを拒まない。
2014-03-05 05:50:18「提督、とりあえず伊吹に専用の艦載機を持たせるわよ。チューニングの手続きはあたしが取るからサインだけ後でちょうだい」 お姉の眉がぴくりと反応するのに気付く。敬語じゃなくてタメ語だからかな。そんな細かい事構ってられるかっての。
2014-03-08 03:28:52@tiyodadayo ああ、伊吹さんの艦載機の件については申請済みです。 元々、頃合いだと思っていましたから…。 伊吹さんに艦載機の扱い、教えてあげてください。
2014-03-01 23:34:27用意が良くて助かるわ。 返事をしながら伊吹を見やる。小さな手を口元に当てて、上目遣いで見上げられていた。 あたしの直感通りに才能があるのかはわからないし、仮に天才だったとしても4日でどうにかなるとも思えない。それでもやるしかなかった。
2014-03-08 03:33:04最低限のデータさえあれば全部オートでもどうにかなるのが救いかしら。 事情と時間の無さ的に工廠の方々に色々と注文をつける事にはなりそうだけど。 …ああ、樫野がやってくれるのかしら。その点を除いても、あの子には大きく負担を掛ける事になりそうだわね。
2014-03-08 03:37:05室内にいる全員を順番に見回す。 「…それで、確認なんだけどさ」 みんなの視線が集まるのを肌で感じた。 前髪を両手でかき上げて自分なりに気合を入れる。
2014-03-08 03:40:48「この作戦は死にに行くわけじゃない、という認識でいいのよね。少なくともあたしは死ぬつもりないわよ」 天龍の隻眼が、龍田さんの笑みが、提督の眼差しが、夕張の瞳が、伊吹の無邪気な顔が。 「誰も死なせない、全員で生きて帰る! それでいいのよね!?」
2014-03-08 03:41:56――第十五支援艦隊に初めて訪れた明確な死地への手招き。 手を合わせ一丸となって乗り越えようとする意思は確かに強く美しい。 それに陶酔している千代田は気付かない。誰も気付かない。 ただ一人千歳だけが虚空を見詰めている事を。 千代田を見る目が冷たい事を。
2014-03-08 03:48:07【今章での感情点の増減】 【会話者】 赤城 提督 夕張 龍田 伊吹 戦+3 摯+1 食+1 【現在値】 戦6 摯6 慧1 姉3 愉2 色1 食4 飾1
2014-03-02 00:43:23【条件:戦6摯6到達】 【取得:銘刀『羽黒』】 【消失:模造刀・日向】 【効果:攻+10】 【条件:天龍・日向のみ】 銘刀『日向』と同じ刃渡り・重さになるよう壱から打ち直した。黒鉄を用いてるから刀身が黒銀となっている。名前は悩まなかった。いつどこで見掛けても一緒にいるからな。
2014-02-23 22:51:43