生活保護「改革」で生存権は守られるのか?~法「改正」に伴う省令案と基準引き下げを考える(3/25まとめ)

3月25日に開催された院内集会の中継ツイートまとめです。プログラムは以下のとおりです。 ■ 当事者による開会宣言 川西 浩之さん ■「生活扶助相当CPI」の問題点と基準引き下げの最新情勢 森田基彦弁護士 ■ 法『改正』の問題と省令案、何が問題なのか?」小久保哲郎弁護士 続きを読む
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徳武聡子 @Satoko_Tokutake

→脳障害を甘く見ている。ブラック企業のために何重にも苦難を負わされているのは不条理。安楽死しろといわれている気分。生存権がなにかという行政の理解不足が根底にある。以上

2014-03-25 13:27:34
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

報告はこの事例。録音反訳あり。→生活保護窓口の水際作戦事例④京都市下京区〈住民票のある自治体で申請せよ〉(1/24記者会見報告) http://t.co/17XkSKgOdZ

2014-03-25 13:29:59
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

今岡さん)この件については、POSSEが同行したら申請を受け付けた。それなら最初からそうすればいい。次の事例は扶養照会の問題。トラブルの可能性がある兄に対して扶養照会をすると窓口で謂われ、申請をあきらめた事例。これも弁護士が同行して扶養照会なしでできた。→

2014-03-25 13:34:47
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

扶養照会については、この件→生活保護窓口の水際作戦事例①東京都大田区大森〈度重なる追い返し〉(1/24記者会見報告) http://t.co/jx4n5nAyXu

2014-03-25 13:35:21
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

今岡さん)狭山市の事件。関係性の薄い家族に扶養照会がされが扶養できないと回答しているのに、信用できないとして会いに行こうとしている。そのことで本人の精神が不安定になり、薬の服用が増えたというもの。今後もこのような事例があったら余に訴えていきたい。以上。

2014-03-25 13:37:06
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

議員挨拶・福島みずほ議員)参議院の厚生労働委員会で基準引き下げ、改悪がおかしいぞと声をあげてきた。いろいろ助言いただいたが、改悪や引き下げが実現した。省令のことも取り上げたい。改正法は法律条文と答弁にギャップがある。いい省令を作るべく頑張っていきたい。生存権保障の実現を。以上

2014-03-25 13:39:17
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

次に、もやいの稲葉剛さんから事例報告。→新宿区の事例について報告する。ネットカフェで泊まりながら仕事をしていたが、体が続かなくなって仕事ができず、新宿区に申請。申請書も自分で持参。まずは病院にかかりたいと要望したが、実家に帰れ、交通費は出すとの一点張り。→

2014-03-25 13:41:41
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

稲葉さん)本人は実家には戻れないと説明して申請書を提出しようとしたら、「申請書を提出しても実家の自治体に回すだけだ」と言われ、申請をあきらめた。後日、同行して申請したら数日後に入院が必要になるほど体調が悪化していた。そんな人を追い返していた。→

2014-03-25 13:42:53
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

新宿区の事例については、こちらをどうぞ。 →本日、新宿区に申し入れを行いました。 http://t.co/wcBhW9MCaA

2014-03-25 13:43:29
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

稲葉さん)新宿区の対応は明らかに違法。このように窓口の職員が嘘の対応をすることが日常茶飯事になっている。クローズアップ現代で取り上げられた女性の貧困でも「申請してから出るまでに2~3ヶ月かかる」という虚偽の説明をうけ風俗に。こういう事例を一つ一つ取り上げて告発する必要がある。→

2014-03-25 13:46:01
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

稲葉さん)新宿区では生活保護のshんせいじゅりわりあいが10%台。相談件数が増えると保護率が下がり、相談件数が下がると保護率もあがる。新宿区の路上生活者向け相談事業である「とまりぎ」での相談も生活保護につながっていない。

2014-03-25 13:47:57
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

新宿区の相談件数、申請受理件数などのデータ。集会資料より。 http://t.co/3P5I6jJ4NN

2014-03-25 13:48:54
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徳武聡子 @Satoko_Tokutake

稲葉さん)これまでにも声をあげてきたが、まだまだ不当な対応はなくなっていない。今度とも取り組んでいきたい。以上

2014-03-25 13:49:26
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

議員挨拶・山本太郎議員)生活保護が僕にとっても身近。原発要らない行動を始めてから仕事がなくなり、貯蓄もどんどんなくなった。どうしようと思った。議員になって安定収入は得たがいつまでかわからない。弱い人に国がどのように手をさしのべているかで国のあり方がわかる。→

2014-03-25 13:51:05
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

→しかしこの国は地獄の一丁目。生活保護は本来捕捉率100%でなければならない。自分の問題でもある。知恵などを貸してほしい、質問や発言などをさせて欲しい。以上

2014-03-25 13:52:04
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

精神障害者支援の方らの発言)扶養義務の強化の話が出た。生活保護と障害年金を組み合わせて自立生活を行っている障害者が多い。社会的入院は何十年も問題になってきた。支援があれば退院ができる障害者は7万2000人。地域移行事業が進められ5万人になったが 毎年2万人が亡くなっている。→

2014-03-25 13:54:18
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

→精神医療においては保護者制度がなくなった。医療保護入院もなくなるのではと期待していたが、もっと酷いものになった。一度も会ったこともなくても三親等の家族の誰かが入院に同意をすれば入院させられる、というようになった。もう一つの問題、障害者は責任は増え自由は阻害されている。→

2014-03-25 13:56:10
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

→精神障害の人が病院に追い込まれたのは、病院だけが理由ではなく、地域社会の根強い偏見もある。精神障害でも知的障害でも、一人の人間。家族に扶養を求めるのは家族も辛い、本人も辛い。一人の独立した人間として扱われるために一緒に考えたい。→

2014-03-25 13:59:01
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

最後に、尾藤廣喜弁護士からまとめ「私たちは今何をなすべきか」→生活保護基準引き下げ、4月からも実質的に下がる。法改悪の関係では国会答弁に反する省令を推し進めようとしている。しかし、押されっぱなしではない。この間、厚生労働省での再審査請求で厚労省が2件、審査請求側の意見を認めた。→

2014-03-25 14:02:21
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

尾藤弁護士)一つは申請、一つは扶養の問題。今、省令の争点として問題になっている点について、厚労省が裁決で「口頭申請でよい」「扶養の強制はおかしい」と言っている。省令案と矛盾がある。この採決の結果を活かさなければならない。

2014-03-25 14:03:27
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

厚労大臣裁決についてはこちら。 →申請(口頭申請)、扶養(扶養の強制)について、相次いで再審査請求を認容する厚生労働大臣の裁決が出されました。 http://t.co/CAT0iwu1ZJ

2014-03-25 14:04:02
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

尾藤弁護士)裁判でも勝訴判決が続いている。行政はいい加減なことをしているが、司法がそれをひっくり返してもっと良い運用をしなければならない、としている。今はせめぎ合いの状態。厚労省は制度改悪、自民党政府は厳しくしようとしている。利用者は裁判をして司法も後押し。→

2014-03-25 14:05:27
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

尾藤弁護士)今こそ当事者が先頭に立って、こういうことを訴えていなければならない。基準引き下げは厚労省はいい加減なデータを使って引き下げた、これを市民に訴えなければならない。佐賀では訴訟が提起された。6月に第1回期日が開かれる。審査請求も1万人規模。裁判の闘いが始まっている。→

2014-03-25 14:06:56
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

尾藤弁護士)水際作戦、硫黄島作戦、沖合作戦などがされているが、相談に乗る機関を増やさなければならない。民間団体も弁護士も頑張る。法律が施行されれば、相談が増える。細かい対応を進めなければならない。→

2014-03-25 14:08:04
徳武聡子 @Satoko_Tokutake

尾藤弁護士)大阪市の問題。大阪市は全国の最先端を行っている。5月に大阪市に実態調査に行く。具体的な問題を掘り下げる。多くの人に参加して欲しい。それから、生活保護をもっと利用しようというキャンペーンを。生活保護はもっと良い制度。それをもっと利用しよう。→

2014-03-25 14:09:18