【ラブライブ!1期】1話感想まとめ。―『天性の決断主義』のはじまり

アニメ2期放送直前、改めて1期を観直した私感をまとめてみました。μ'sの次の物語に備えて、1期を振り返る糧になれば幸いです。 ・フツーの女子高生から、ススメ→? ・好きなのは、「(この)学校」 ・穂乃果の伝統志向、雪穂の伝統離脱志向、母の背中 続きを読む
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momorin @momorin_cloverZ

ここからラブライブ!2期放送開始までの1週間、あらためて1期を観直したうえでの感想や想いを、毎晩ちょっとずつだらだらと垂れ流させて頂きたいと思います…! 私感ですのでいろいろ反応が頂けると嬉しいです!!#lovelive

2014-03-30 20:36:56
momorin @momorin_cloverZ

いま見ずしていつ見るのか!っていうくらい桜の季節にぴったりです。それって同時にぼらららPVにも言えることでもありますが…。バックに咲き誇る桜の美しさと、なにより穂乃果の表情の美しさに開始数秒で驚嘆する第1話です。#lovelive http://t.co/sQLy3ohSdi

2014-03-30 20:59:33
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フツーの女子高生から、ススメ→?

momorin @momorin_cloverZ

まず改めてビックリするのが、目まぐるしいほどに凄まじい疾走感。この「私の輝かしい高校生活が…!」の穂乃果までなんと1分15秒!!まるで高校生活を象徴するかのように、振り返ることを許さない流れるようなテンポの良さです。#lovelive http://t.co/InN9sEeIoH

2014-03-30 21:08:10
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momorin @momorin_cloverZ

穂乃果は「学校がなくなる=勉強しなきゃ!」という勘違いで驚いていただけなのでした。この廃校に対する想いの淡白さ…。でもたぶん本当にそれが当時の穂乃果の等身大の想いでした。いったい何が穂乃果のスイッチを押したのだろう?#lovelive http://t.co/bKuSgmKveK

2014-03-30 21:14:18
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momorin @momorin_cloverZ

廃校を受けても淡白な穂乃果に対して、ことうみは意外と冒頭からしょんぼりしています。ことりは母親が理事長、海未は部活。この学校のなかにしっかり身を置いています。母を想い、後輩を想い、廃校を自らの問題として内在化できるのは、そういう関わりがあって初めてだと思います。#lovelive

2014-03-30 21:22:24

好きなのは、「(この)学校」

momorin @momorin_cloverZ

穂乃果に対して初めて“問いかけ”をするのは、OPでも印象的に対峙していた絵里でした。「本当に学校がなくなる?」と問う穂乃果に、「あなたたちが気にすることじゃないわ」と突き放す。穂乃果が廃校阻止に向けて動き出します。#lovelive http://t.co/nryMdGC1s0

2014-03-30 21:27:03
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momorin @momorin_cloverZ

「あなたたちには関係ない」と突き放す絵里。関係なくないだろ!とも感じますが、生徒会長として、家庭の想いを背負って音ノ木坂を守る絵里の立場を考えれば、自分の顔も分からなかったような相手は眼中になくとも仕方ないかな…。でも、その言葉にもちろん穂乃果は揺るがされます。#lovelive

2014-03-30 21:34:49
momorin @momorin_cloverZ

絵里に触発された側面もあり、穂乃果は廃校阻止に動きだす。でも実は、部活のことも、学校のことも、よく知らなかった。とっても普通の高校生です。苦し紛れに穂乃果がつぶやく「私この学校好きなんだけどな…」に象徴されます。#lovelive http://t.co/4PX6cijNLf

2014-03-30 21:42:15
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momorin @momorin_cloverZ

「私この学校好きなんだけどな…」に、音ノ木坂学院が好き、という説得力はありません。「この学校」である強い意味はなくて、ただ単に、友だちと過ごす「学校」という場が好き、という即自的な感想です。等身大の高校生のリアルは「私(この)学校好きなんだけどな…」なのです。#lovelive

2014-03-30 21:48:01

穂乃果の伝統志向、雪穂の伝統離脱志向、母の背中

momorin @momorin_cloverZ

でも穂乃果は、UTXへ進学を考える雪穂には詰め寄ります。お婆ちゃんもお母さんも音ノ木坂だし!とこだわる伝統志向は、家庭環境や地域性が理由でしょうか。聖地巡礼で体感しますが、穂むらはとっても歴史を感じる立地です。#lovelive http://t.co/7L1qnkUwGH

2014-03-30 21:57:35
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momorin @momorin_cloverZ

音ノ木坂を背負って漠然とした伝統志向を抱く穂乃果。UTXへの進学を示唆する雪穂。同じ家庭環境や地域性にいながらも対照的な2人の姿は、後々穂乃果とことりにも重なって現れてくる、と思ってます。それはまた第2話のお話です。#lovelive http://t.co/H6qNmfADB0

2014-03-30 22:02:42
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momorin @momorin_cloverZ

ことりママは廃校に関して案外能天気。穂乃果はそれに対して「そんなものなのかなぁ…」とぼんやり語ります。ここに表れているのは、単純に、大人の考え方との距離感。しかし、同じ大人である母の背中を見たときは違いました。#lovelive http://t.co/qxsYrT9Sd5

2014-03-30 23:57:28
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momorin @momorin_cloverZ

母の卒アル。変わらない校内の風景と、輝く母の姿に、下唇を噛みます。学校を守れない悔しさ、同じ学校を舞台にしているのに輝けてない自分への悔しさ…。翌朝にはUTXへと駆け出す。母の背中を見て、穂乃果は背中を押されました。#lovelive http://t.co/jXQTqy1Xck

2014-03-31 00:03:43
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「スクールアイドル」を教えてくれたのは、いつもにこだった

momorin @momorin_cloverZ

母にスイッチを押してもらった穂乃果はUTXでA-RISEと出会います。そのとき「スクールアイドル」という言葉を教えてくれたのは、にこでした。これ以降、アイドルを教えてくれるのは、いつもにこ。象徴的なシーンです。#lovelive http://t.co/uxzpT6dOr9

2014-03-31 00:10:41
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momorin @momorin_cloverZ

穂乃果目覚めのシーン。「このとき、私の中で最高のアイディアが閃いた!」というナレーション。ナレーションは、このときの穂乃果が、のちの穂乃果によって振り返るべき対象であることを示唆します。これは、過去の穂乃果なのです。#lovelive http://t.co/8dH63wW6Zc

2014-03-31 00:16:04
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momorin @momorin_cloverZ

ちなみに、A-RISEを見る4人の表情が象徴的です。アイドルにときめく花陽、アイドルを理解できない凛、アイドルに嫉妬するにこ、そして、アイドルに目覚める穂乃果。この4人が、のちに同じステージで歌い踊るわけです…。#lovelive http://t.co/iutIvIlilr

2014-03-31 00:19:47
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momorin @momorin_cloverZ

穂乃果は、1話の時点でもうひとつ大事な出逢いを果たします。歌を褒めてもピアノを褒めてもツンとしているのに、「アイドルみたいにかわいい!」と慣れない部分を褒められた途端に照れる様子は、真姫ちゃんらしさが出てますよね。#lovelive http://t.co/lee7HjFEF1

2014-03-31 00:28:15
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幼い日から―穂乃果の『天性の決断主義』の世界へ

momorin @momorin_cloverZ

穂乃果のアイドル計画を全否定した海未でしたが、部活練習にはまったく身が入りません。ラブアローシュートを射ちゃう海未ちゃんは、この時点ですでに、穂乃果にすっかりアイドルへの憧れスイッチをオンされちゃってるわけです。#lovelive http://t.co/aOU7MjYXhN

2014-03-31 00:30:42
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momorin @momorin_cloverZ

3人の思い出を紐解きながら、ことりが語ります。 「いつもこういうことって穂乃果ちゃんが言い出してた」 「でも海未ちゃん 後悔したことある?」 1期を通して鍵となる、穂乃果の『天性の決断主義』がここで示されていきます。#lovelive http://t.co/6P1m2a335t

2014-03-31 00:41:06
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momorin @momorin_cloverZ

穂乃果による『天性の決断主義』の世界。「穂乃果が決める!やるったらやる!そしてすべてが上手くいく!」…ということが、1期に通底して描かれていると考えているのですが、そこにはもちろんいろんな物語が編み込まれていきます。ラブライブ!の大きな魅力のひとつだと思います。#lovelive

2014-03-31 00:58:54