83 馬齢を人間の歳にしてレースを考えてみよう

久々に長いタイトルにしました。なので内容はそのままです。 昨日の桜花賞はとんでもないレースでした。もちろんハープスターがどんな末脚を見せるか?の一点に注目が集まったレースだったのですがその期待にたがわぬ圧倒的な末脚でした。 ベガ、ディープインパクト。共に歴史的な名馬です。その二頭の馬が血統に現れた時とんでもない化学反応を起こす。 競馬のブラッドスポーツと呼ばれる所以を再確認したレースでもありましたね
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はにわ @haniwa0705

①昨日の桜花賞は凄まじかった。あれほど凄まじい勝ち方はライデンリーダー以来かも知れない。なぜか車内でラジオで聴いた桜花賞だったがアナウンサーの絶叫にこれは歴史的なレースだと確信した。もちろん地方馬が勝ったというだけでも十分歴史的だったレースなのだが。ん?今月亡くなった。びっくり

2014-04-14 13:30:39
はにわ @haniwa0705

②絵的に見ても阪神の短い直線だけで17頭を差し切った訳だから理屈抜きに凄かったのだがラスト3ハロン600mの32秒台は強烈という他ない。古馬でも33秒台が出れば末脚爆発という表現がされる場合があるだけに3歳牝馬の32秒台は破格の一言だ

2014-04-14 13:33:36
はにわ @haniwa0705

③ハープスターという名前は競馬について話すならこれから先絶対に覚えておくべき馬名になる可能性が高い。世界一のレースである凱旋門賞を制する可能性が高いからだ。なぜか?競馬は女馬、男馬、古馬、3歳馬に分けてそれぞれに斤量=オモリによるハンデキャップを付けるからだ

2014-04-14 13:36:43
はにわ @haniwa0705

④この斤量。現在のハープスターが属する3歳牝馬=女馬が格段に優遇されている。実際にこの三歳牝馬が凱旋門賞を多く制している。ディープインパクト、オルフェーブルはとても強く凱旋門賞を制することを私を含め多くの日本の競馬ファンが期待していた。しかし敗れた。女馬であればどうだったか?

2014-04-14 13:39:43
はにわ @haniwa0705

⑤さて、ここから私なりの競馬の楽しみ方について一つ思いついたことを書こう。競走馬は産まれた年は当歳馬と呼ばれる。そこから年が明けるたびに1歳馬、2歳馬と数えていく。人間でいう数え年だ。2歳といえば小学生12歳くらいまでといえるだろうか。

2014-04-14 13:43:33
はにわ @haniwa0705

⑥今回の桜花賞は小学生女子による同年代の最強馬決定戦において勝った馬が中学生最強馬決定戦まで休学していた間に、もともととても優秀な血筋を持ち将来を待望されていたにもかかわらず小学生女子の中で一番になれなかった準優勝牝馬が雪辱を果たしたストーリーだ。なかなかのドラマだと思う

2014-04-14 13:47:59
はにわ @haniwa0705

⑦このストーリーにはもうひとつオマケがある。ハープスターはお父さん、お祖母さんともにどちらかというと長距離が得意だった。なのに短距離の最強中学生牝馬決定戦で勝った。次の長距離の最強中学生牝馬決定戦も当然のごとく勝つだろう。いや、勝たなければならない

2014-04-14 13:52:47
はにわ @haniwa0705

⑧実はここで一つ覚えておくことがある。今年の秋には高校生牝馬の最強馬決定戦である秋華賞。そして、その後には大人も交えて最強牝馬を争うエリザベス女王杯がある。普通の強い牝馬ならこのレースを走ることになる。今回二着に入ったレッドリヴェールがどちらのレースも勝つことになるだろう

2014-04-14 13:56:15
はにわ @haniwa0705

⑨そしてハープスターは女馬というカテゴリーを超えて、高校生というカテゴリーを超え、そして日本というカテゴリーまで超して世界一を争う舞台に立つことが期待されている。いくら斤量が優遇されているとはいえ高校生女子が世界の超一流をなぎ倒すことは並大抵のことではない。しかしそこまでの器だ

2014-04-14 13:59:19