診療報酬改正で急性期病院の集約化は進むのか?

纏め主は以前から、医療提供体制を維持していくためには、急性期病院の集約化が必要であると述べてきました。 今回の診療報酬改正、医療法改正を見ると、厚生労働省もその方向に大きく舵を切ったように見えます。 問題は、集約化に伴って拡大する医療の空白地帯をどのようにカバーするのかということです。 続きを読む
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爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

仕事の範疇を越えて貢献したいと、仕事の範疇を越えて貢献するのが当たり前は随分違う。最初はたくさんの善意で行われていたものがやがて善意を前提にした制度が作られ、そして世間が善意の犠牲を求め始める。立派な職業でしょ、という言葉で覆う

2014-04-19 10:10:17
爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

ところがこういう職業において時々、最初のうちは感謝していていても次第にやって当たり前だという感覚を抱く事が起きる。先生なんだから犠牲を払って当たり前、医師なんだからやって当たり前。最初は犠牲を理解して感謝していたけれど、その内感謝だけが無くなる犠牲だけが残る。

2014-04-19 10:05:16
爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

部活動の顧問は土日を潰して生徒の為に働いている。僕の部活の先生は息子さんより僕の方が会っている時間が長いと笑い飛ばしていた。時々、生徒の両親にも文句を言われながら、それでも子供の為にと割に会わない仕事を頑張っている。

2014-04-19 10:02:26
岡田 唯男 (Tadao Okada) @familydoc

2025年問題での死に場所不足の問題意識は上がっていますが、同時期にに産婦人科医の4分の1がいなくなるかも?という状況から来る「産む場所」不足の問題はまだまだ未周知です 「60才以上の医師が、産婦人科医師全体の約25%を占めています」 http://t.co/6ZcfdQxxsP

2014-04-19 18:19:10
sshiomi 〜戦争のできる国になってしまった @sshiomi

今国会で審議中の通称、医療介護推進法案。病院がそれぞれの病棟毎に機能を県に報告することになっている。「病棟単位」ということになれば、一つしか病棟を持たない中小病院は大変だ。高度急性期、急性期、回復期、慢性期の4分類。一つの病棟で一つの機能などというのはいくつも病棟を持つ大病院だけ

2014-04-19 10:36:02
sshiomi 〜戦争のできる国になってしまった @sshiomi

全ての病院の機能を「病棟単位で決める」ということは、病棟一つだけで頑張っている地域の中小病院にとっては死活問題。一つの病棟で、救急患者を診て、入院、回復、しばらく状態を見るための慢性期、そして退院。これが普通の病院の姿だと思うが、単一の機能しか許されないなら、危機を脱したら転院。

2014-04-20 10:43:05
sshiomi 〜戦争のできる国になってしまった @sshiomi

病院の数を減らしたいという国の意向はずいぶん前から聞こえていたように思います。地域の病院の機能を整理するという名目で、その実現に動き出した。病院を減らし、在宅へ。「住み慣れた家で死にたい」という国民感情をうまく利用しようとしている。

2014-04-20 10:48:02
田舎の元外科医 @inakashoge

病院機能分化が進めば中小の急性期病院は淘汰される。そもそも今の医療従事者数で、多くの病院を無計画に作りすぎたことに問題があるわけで、急性期病院の集約化は医療提供体制の正常化に向かっているだけだと考えている。今までは皆が無理して患者さんに利便性を提供していたがそれが限界に達した。

2014-04-20 11:48:42