《「住める」とはどういう意味だと定義するか。今、拒否すべきことは何か》

自己ツイートのまとめです。 「住める」の意味を私なりに定義してみました。 考えれば考えるほど「被曝許容」と「安全・安心な生活」の相性の悪さを強く感じます。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「住める」という言葉の定義に、またまた引っかかりを感じる。 「住める」は英文直訳風に表現すると「住むことができる」、つまり、「可能である」「不可能ではない」という意味になる。 「何の問題もなく生活できる」という意味ではない。「問題を覚悟しながらであれば生活できる」という意味だ。

2014-04-18 23:41:22
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「住める」ということは、「リスクを覚悟した上でなら生活できる」という意味の言葉だ。 もう少し丁寧に言えば「リスクの存在を自覚し、リスクを極力避けながらであれば、すぐに生活不能になるわけではない」という事だ。 「すぐ」の定義によって、大きな幅が出る。 @karitoshi2011

2014-04-18 23:45:48
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「すぐに生活できなくなる」の「すぐ」を「1ヶ月」とか「1年」という意味で使うことには、この場合、賛同者が多くはないだろう。 私の個人的な感覚で言えば、「子を産み、育て、次の世代につなぐ時間、すなわち40年程度」の意味だろうと考える。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:01:17
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

もう少し具体的な表現にするなら、「平均寿命は40歳を超えるだろう」というのが「住める」だろう。しかも、「リスクを自覚し、回避すれば」の話なので、汚染されていない飲食物を摂取する事が前提に入る。その条件で「平均寿命40歳以上」だ。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:06:03
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

さらに、過労はリスク増加に繫がるので、フルマラソンのような極限まで体力を消耗するような運動も避ける必要がある。やけどに近いような日焼けもまずい。その他諸々に配慮しながら生きていけば、何とか平均寿命40歳以上をクリアできる。 それが「住める」ならば。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:10:32
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「住める」は、つまり「安心・安全に生活できる」という事ではない、ということだ。 「安心することを諦めて、安全に極力配慮しながら生活するならば、その地域で世代継承しながら生きることができる」ことを、「住める」と表現するのだと、私は考える。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:14:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ならば。 私は毎時0.2μシーベルトの線が「住める」ギリギリだと考える。 もちろん、そこで生活するには、被曝を極力回避し、免疫力の低下を防ぎ、喫煙など他のリスクを追加しない。最低半年に1回は総合的な健康診断を受ける。そういう前提ならば「住める」。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:17:56
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

しかし、今の日本では、空間線量が0.2μSv/hを下回っても「住めない」だろう。 被曝回避を中央地方の政府が妨害するし、免疫力上昇の工夫も呼びかけない。総合的な健康診断など、年5ミリSvを超えても、一般人は義務化されない。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:21:52
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

そう考えると、今必要なのは、「住める」条件を保証・確保することだ。 被曝回避の権利を、住民全員に認めることだ。 ここで話は、2011年7月に薪戻される。 政府の「被災者生活支援チーム」は、住民に被曝回避の権利はない、と示した。その方針は継続中だ。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:26:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

2014年4月18日に発表されたのは、「住民に被曝回避の権利はない」という内容を具体化した文書だ。年1ミリを超えた被曝をする地域でも「住んでいただく」のだ。 だからこそ、「子ども・被災者支援法」の基本方針で被曝線量基準を決めなかったのだ。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:29:08
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

日付が変わり、現在は2014年4月19日。 あの忌まわしい「年20ミリ基準」が発表されて、今日で丸3年になる。 「一般国民は、年20ミリまで被曝させる」という、誰が責任を取るのかわからない決まりが、私達を呪縛し続けている。  @karitoshi2011

2014-04-19 00:31:51
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

誰も責任を取らないのは、明治維新以来、この国の政府の基本姿勢だから、いまさら驚くことではない。怒りは感じるけれども。 そして年20ミリという数字がどの組織に由来しているかだけは、わかっている。 ICRPだ。 だから私はICRPが絡むものを拒否する。 @karitoshi2011

2014-04-19 00:35:15