cwt 先生の「放射線測定についての少し詳しい解説(暫定版)」を読んで、0.7倍の意味を理解しようとしました。
まず結論
空間に、個人線量計やサーベイメータを浮かべているとき、それら測定器は人間が実際に受け取る実効線量値よりも大きな実効線量値を表示する。 個人線量計を人間の身体につけて計ると、その7割の実効線量値の表示になってしまうが、それがまさに人間の実際受けとる実効線量値である。
2014-04-28 17:33:43次に、線量計は、放射線の一方向、人間の身体前面への照射の場合で校正されている、という意味について。
APで線量計を校正する意味は.. APは正面から単位放射線量をうけるとき。ROTは人体縦軸まわり周囲からAPの時と同じ単位放射線量をうけるとき。ROTで正面から受ける放射線量はAPの時よりずっと少ない。
2014-04-28 12:30:35あ、そーか。”ROTで正面からあたる分がAPのときより小さいじゃないか”、と見るのではなくて、”APは、ROTで全周からあたる分をすべて正面からあてたものなのだ”、とみると、 APで線量計を校正する意味がわかるわ。不利な形で校正してやるということだ。
2014-04-28 13:36:47いま世間の放射線の現状はあっちこっちから飛んでくる状態。身体の正面からもあたれば背中からも横からもあたる。それら方向のめちゃくちゃな放射線が全部身体の正面からまっすぐ身体にあたってるとして数値を出すように線量計を校正するということか。
2014-04-28 13:42:37線量計(個人線量計とサーベイメータ)はどのように校正されたか
測定器の校正は、人間が身体の正面から放射線を受けて悪影響の度合いが一番大きい(=実効線量が最大になる)時にあわせた表示をするようにしている。
2014-04-28 16:39:27 さて、校正された線量計(個人線量計とサーベイメータ)をつかって計測してみる。
サーベイメータが人が実際に受ける実効線量よりすこし大きい値を示すわけ。
放射線があっちこっちからバラバラに飛んでくる現状の空間に、測定器を浮かべてみる。測定器にあっちこっちからバラバラに放射線が飛び込んできても感知する。
2014-04-28 16:44:23放射線があっちこっちからバラバラに飛んでくる現状の空間に、測定器を浮かべているとき、方向関係なく放射線量を感知するけれども、すべて悪影響が一番強いときとして実効線量値を表示する。
2014-04-28 16:49:19本当なら、ある方向からの放射線が一番悪影響強いとしたら、反対方向からくる放射線は悪影響の度合いが小さいように実効線量値を表示すべきなわけだけども、そういう区別なく一番悪影響強い場合として実効線量値を表示する。
2014-04-28 16:52:25測定値が、放射線の飛んでくる方向の区別なく一番悪影響強い場合として実効線量値を表示する。だから、放射線があっちこっちからバラバラに飛んでくる現状の空間に、測定器を浮かべている場合、測定器の表示する実効線量値というのは人間が実際に受けている実効線量値よりも高い表示のわけである。
2014-04-28 16:58:12放射線があっちこっちからバラバラに飛んでくる現状の空間に、測定器を浮かべている場合、というのが、個人線量計を身体につけないで浮かべてるとか、サーベイメーターを空間に浮かべて計ってる場合だ。
2014-04-28 17:00:44個人線量計を人間が身につけたとき、個人線量計が示す値について
さて、個人線量計も、人間が身につけずに空間に浮かべている状況ならば、人間が実際に受けている実効線量値よりも高い表示をするものであるわけだ。しかし、個人線量計は人間が身につけて計測するものである。
2014-04-28 17:06:49人間の身体の前側に個人線量計をつけて計測しているとき、その個人線量計は、前側と斜め前側と横側の放射線はそのままうけるけども、後ろ側と斜め後ろ側の放射線は人間の身体が遮蔽になって減衰したかたちでうける。
2014-04-28 17:11:41その個人線量計うける、前側と斜め前側と横側の放射線は、個人線量計を空間に浮かべているときと同じように実効線量を表示させる。前側からの放射線が一番悪影響が強い(=実効線量が一番高い)のだから、実際よりも少し高い実効線量表示をさせているだろう。
2014-04-28 17:16:31その個人線量計うける、後ろ側と斜め後ろ側の放射線は、人間の身体が遮蔽になって減衰したかたちでになるので、個人線量計を空間に浮かべているときよりも小さい実効線量値を表示させるのだろう。
2014-04-28 17:20:04