相手にわかってもらうということ
- kusamura_eisei
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1985年に当時人気のラジオ「三宅裕司のヤングパラダイス」で「オタク族のコーナー」というのがありましたね。@azukiglg @gishigaku
2014-04-21 15:22:07ガンダムファーストが1979年、この後何度も何年もw再放送されたり映画になったりで、80年代前半はガンダム。このガンダムを弄るネタが出回るようになったのが1980年代の半ばから後半にかけて。うる星やつらTV版の最盛期もそこらへん。
2014-04-21 15:24:21「あいつと同類だと思われたくない」という人は隠れキリシタンの如く地下に潜ったり、「卒業」したりしていったのですよ。 QT @yudemame1967: @azukiglg 「絵、俺たちってこいつの同類なのか…」と恐怖したのを思い出しますね。
2014-04-21 15:25:04で、「あいつと同じらしいぜ」っていう蔑視が向けられるようになって、ヲタが「被差別部落民」に落とされたわけ。 QT @yudemame1967: @azukiglg 「絵、俺たちってこいつの同類なのか…」と恐怖したのを思い出しますね。
2014-04-21 15:25:26@azukiglg そういういわゆる「ヲタク」を割とこう揶揄する感じで取り上げてちょっと広めちゃったのが中森明夫氏の「おたくの研究」ですかね< http://t.co/oH2Im85kU2 たぶんご存知かと思うのですが、一連の内容がその後変にひとり歩きした印象もあります。
2014-04-21 15:26:49一方で、バブルが弾けてセケンの財布の紐が固くなった90年代、一番「カネ離れが良かった」のがヲタ市場でもあった気がする。90年代の十年間で、漫画、アニメ、ゲーム、フィギュアなんかの「商材」が増えてったし。
2014-04-21 15:27:02オタク解放宣言はまだかっ "@azukiglg: で、「あいつと同じらしいぜ」っていう蔑視が向けられるようになって、ヲタが「被差別部落民」に落とされたわけ。 QT @yudemame1967: @azukiglg 「絵、俺たちってこいつの同類なのか…」と恐怖したのを思い出
2014-04-21 15:27:24んで、ずーっと「消費市場を拡大しながらも日陰の存在」で、ネガティブなクラスタだったのが、割とポジティブなクラスタに印象の【上書き】がされたのは、やっぱ電車男あたりからじゃないすか。
2014-04-21 15:28:11ただその、「印象の上書き」ってのも、ヲタの当事者にとってはどうでもいいことで、ヲタではない人から見たヲタの印象が変わっていったのは電車男後じゃねえかって気はするんだよなあ。「ようやく市民権が回復された」みたいな印象w
2014-04-21 15:29:10僕は80年代末から90年代といったら、もう「売り手」側にいましたからねえ。同時に消費者でもあったので、稼いだ金を業界に環流させてるようなものではあったけどもw QT @simulatokato: @azukiglg センセ、その辺の話はあの頃の時点で何才だったかでめっさ変わるので
2014-04-21 15:29:59宮崎事件発覚のときには、「校了直前のページを一部差し替える」という経験もしたし、その後の「誰に言われたでもないけど自粛」ってのも、作り手側として体験したクチ。
2014-04-21 15:30:52セラムン以降辺りの魔法少女モノなんかでは、もう最初から「大きなお友達に売る」ってのが、企画書に織り込まれてたですよ。企画書を読む機会がありましたが、実際、公式企画書にそう書いてあったんで、あのへんは「偶発的」ではなく「狙い通り」なんだと思うw
2014-04-21 15:32:52女子小学生向けに作ったアニメが成人男性に売れてしまう、というのは、まるで「メーカーが意図しない購買層にヒット」のように思われがちなんだけど、実はメーカー側は「購買層が複数存在する」というのを織り込んで作ってるとゆー。
2014-04-21 15:33:45「話題になる」と「商品が売れる」のギャップというのが認識されたのは、それこそガンプラからだとは思う。バンダイが獲得する以前のガンプラwと、バンダイ後のガンプラは、完成度もだけど明らかに購買層が違ったものな。
2014-04-21 15:34:33"@azukiglg: 「話題になる」と「商品が売れる」のギャップというのが認識されたのは、それこそガンプラからだとは思う。バンダイが獲得する以前のガンプラwと、バンダイ後のガンプラは、完成度もだけど明らかに購買層が違ったものな。" 輪ゴムでとめたりモナカなんでしたっけ。
2014-04-21 15:36:38そういえば、「異常犯罪者はヲタ」というのも89年の宮崎事件以降な気がする。以後、「ヲタは異常犯罪者」と逆転して定着(^^;) 宮崎勤の部屋を移したスクープ映像の中に、山ほどの漫画、雑誌、スプラッタ映画のビデオ、ロリコン雑誌があった――というアレね。
2014-04-21 15:36:56あの頃の同人友達が「隣のスペースの本は付き合いで買う」という主義で、たまたま隣になった事件発覚前の(或いは事件前の)宮崎勤が作った同人誌ってのを買ってて。それ譲って貰ったので、たぶん事務所のどこかに埋まってるはずなんだけど、モノはCMかなんかのカタログみたいな本だった気がする。
2014-04-21 15:38:53@azukiglg とりあえずガンプラ張っておきますね http://t.co/w0aWQMcmqA
2014-04-21 15:39:24その意味で宮崎勤は「コレクター」であったのであって、「ヲタ」じゃなかったんじゃないか、とは今も思ってる。んで、後々の「異常犯罪者のキモヲタ」っちうテンプレは、「幼女殺人犯」「コレクター」という本来の要素に、宅八郎が作り上げたイメージが混ざったんじゃないかなあ。
2014-04-21 15:40:08「人の話を聞かない」「いきなりキレる」「フィギュア持ち歩き」とかそういう、いかにもやらかしそうなキャラ作りってのも宅八郎だしね。その意味で、宮崎勤に押しつけつつも、実際は宅八郎の演出が擦り込まれた結果なんでないかい。
2014-04-21 15:41:24で、今もある「オタクならAKBとかアイドルに詳しいんでしょ?」とか言われるアレは、まさに「アイドルヲタ」を振りかざしてた宅八郎のそれでしょうよ、と。
2014-04-21 15:42:50思うに、「ヲタ」として蔑視の対象になってたのは「アイドルヲタ」なのかなあ。アイドルヲタが蔑視された理由は何かと言うのも気になるとこではある。70年代以前のアイドルには体育会系ノリの【親衛隊】がいた。ここらへんは、ヲタやアイドルヲタとは系統が異なる気がするけど。
2014-04-21 15:44:55アイドルヲタを嫌う蔑視感情を、「ヲタ」というだけでコミック、ゲーム、漫画、ミリの全てに当てはめられたらたまったもんじゃないんだけど、実際全ての領域に当てはめられ、漫画ヲタは肩身が狭くなり、スプラッタ/ホラーヲタは息の根が止められました(´Д`)
2014-04-21 15:46:06